2016年10月16日(日)
草すべりから浅間山、湯の平、外輪山を望む
7月に高峰高原車坂峠から水ノ塔山~東篭ノ塔山~池の平湿原を廻ってきました。 同じ車坂峠から登れる浅間山外輪山。 7月に行った時は雲が多く、浅間山も外輪山も見ることができなかったのですが、もちろんとても興味がありました。(そう言えば、四阿山に登った時にも浅間山を見ることができなかったのだな。)
頭の中にはあったのですが、どうも天気と予定が合わなくて行けず仕舞い。 今回ようやく行ってきました! 満を持してカラマツの黄葉が良さ気になったこの時期。 行く前はまだ早そうな話も聞いていましたが、いえいえどうして。 最高の時期だったのでは、と思っています。 もっともまだ青っぽい地域もありましたので、今週末も良いと思いますよ~。
予定通り湯ノ平から外輪山の周回もでき、天気にも恵まれ、とても充実、楽しい一日になりました!
前日の夜前泊、星空撮影はしたものの早く寝ることはできたので、車坂峠の駐車場に6時到着、6時半には出発できるように、と車を走らせます。 途中朝焼けに浮かぶ黒斑山、剣ヶ峰、浅間山。
チェリーラインの標高も上がり、高峰高原ホテル近くになると開けた場所が。 朝出発してきた時には霧に包まれていた街。 あんなだったのだなぁ、と。 そして今回こちらもようやく見れた八ヶ岳。
少し東側には富士山も。 これは良い景色だったなぁ。。。実際目で見ると手前の斜面のカラマツが黄金色を帯びていた。
再度八ヶ岳方面を。 一番右端は蓼科山。
こんなことをしていたので、6時半出発予定が6時50分ごろに。
草には霜が降りる。 気温は5度くらい。
思わずニット帽をかぶりました。 上衣もパーカーの上にレインウェアの上着も着て。
風が無いのが幸いです。
登りは「表コース」 最初は展望が無かったものの、40分も登るとこの景色。
いいですねぇ。 富士山の左に見えるのは金峰山。 右に見えるのは瑞牆山だそうです。
振り返ると水ノ塔山~東篭ノ塔山も良い色になっている。
後方の山々も良く見えて良い感じ~!
景色を眺めながら急登と階段登りをやり過ごし。。。
到着しました! 槍ヶ鞘!
浅間山がドォ~ンと見える! 谷はすごく深い! トーミの頭まですごい断崖絶壁じゃない?
などと思いつつ振り返ると、
ここまで来ると北アルプスが水ノ塔山~東篭ノ塔山にさえぎられることなく繋がっていた。
ずっと白馬の方の山々。 この日はトレッキングさんが歩いていましたね。
さて、私もトーミの頭に向かって登りましょう!
それにしてもこの斜面。 火山の山という感じです。
槍ヶ鞘を振り返って。
今回このレポのカテゴリーを「山登りin長野県エリア」にしましたが、私が車坂峠に長野県側から入ったのでそうしたわけで、実際には車坂峠から先、また黒斑山、蛇骨岳などの外輪山稜線から浅間山山頂を結ぶラインより北側は群馬県と言う事になるのですね。
この写真でも登山道のある稜線より右側の方が群馬県、左側の崖が長野県、ということで良いみたいですね。(だいたいですよ)
トーミの頭に着くまで、休み休み写真を撮りながら登ります。
街にかかっていた霧もだんだんと晴れてきて、見晴らしが良くなってきました。
富士山と八ヶ岳はこんな感じ。
何度も同じような写真ですが。。。(^o^;
そしてトーミの頭に到着!
ちょっと逆光気味で良い色ではありませんが、目で見ると素晴らしかったんですよ!
大迫力!! 浅間山から流れおちてくるようなカラマツが見事!
こちら外輪山一番手前の高いピークが黒斑山。 その先に蛇骨岳、仙人岳、Jバンドと続きます。
遠くの山も良く見えていたので、ここは動画でどうぞ!
さて、トーミの頭の先の分岐から湯ノ平火口原に下りて行きます。
上の写真でもわかる通り、壁のようにそそり立つ外輪山を下りて行くのですから、
激しい下りですよ。
なんだか歩いても歩いても一番底の部分に到達しないのです。
けど、どんどん黄金色のカラマツに近づいて行く! 光も順光になってきて色もいい感じ。
登る人は大変ですが、さわやか~!!
随分と底の方まで来たので、浅間山の見え方もこのような感じになりました。
でもまだ「湯ノ平口分岐」に到着しません。
振り返ると随分遠くに来ました。 左上の岩峰がトーミの頭です。
とうとう到着しました! 「湯ノ平口分岐」 9:54a.m.
ここから火山館や天狗温泉の方に行けるそうです。
トーミの頭下の分岐からだいたい一時間くらい下ってきました。
ここで、天狗温泉の方から来たご夫婦にお会いしました。 「良いお天気で良かったわねぇ~。」という会話から、「前掛山に登るときにはこちらからの方がいいのよ。」「Jバンドの方に行くか、草すべりを登るか、どうしようかと思って。」と言う話など。
結局お二人は草すべりを登ることにされました。 「Jバンドを登りきった後、黒斑山までずっと登りはいやだから。 そして草すべりの下りの方が辛そうだから。」と言うお話。
私はJバンドに登った後、黒斑山まで大丈夫かな。。。とふと不安になりました。 でも来ちゃったからにはしようが無い。 頑張って行ってみよ~!!\(^O^)/
つづく。
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