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2015年11月29日(日)
外山尾根より男体山を望む
何度も何度も同じような写真ですが、微妙に違うのです。w
「外山鞍部から天狗平までは登ろう。」という気持ちで歩き始めたものの、「できれば前白根まで。」という気持ちもまだありました。 が、この景色を見てはまったくスピードアップなどできません。
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途中降りてくる男性に会いました。 気さくな方で「どちらまで?」という言葉から少しお話をしました。 こちらが足跡をたどらせていただいた先行者様です。 彼は朝7時に出発し、前白根まで行ったけど真っ白で何も見えなかった、とのこと。 「無駄にトレースだけ作りにきちゃいました。w」とおっしゃるので「大変ありがたく使わせていただいています!」とお礼を申しあげておきました。
「やはり見えなかったのか。。。今の時間まで山頂で粘っていれば五色沼と奥白根が見えたのじゃないかな。」と思いましたが、それが彼の判断です。
もう一人、湯元の駐車場で見かけた若者が、外山鞍部まで登る間に私を抜かしてゆきました。 その際「どちらまでですか?」と私が話しかけましたら、「前白根まで行きます。 雪、すごいですね。」などと会話しました。 その若者がそろそろ山頂に着くのじゃないかしら。 見えてるだろうなぁ~。。。などと思っていました。
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私も進みたい気持ちと、ここでじっくり写真を撮りたい気持ちの間で葛藤していましたが、葛藤するまでもなく、もうタイムアップは目に見えています。 お昼ごはんも食べなくては、だし、この上はさらに雪が深くなるだろうから、さらに時間がかかる。
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そして、この景色を見たらもう撮りたいだけ撮って帰ろう、とすっぱり決心が付きました。(*´д`*)
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この辺まで来ると気温もかなり低くなっていました。(標高2,280mくらい)
外山鞍部まで登る時は長袖Tシャツ一枚でも汗が出るほど暑かったのに、
その後ここまでの間に保温性のあるジャケットを着て、
さらにレインウェアも着ていました。
風はほとんどないので、やっぱり標高が上がると気温が全然違ってくるのですね。
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だからこんなにきれいに霧氷も残っていたのだろうなぁ、と。
けれど少し風が吹くとパラパラと氷が落ちてきます。
ここでのこの青空。
良いタイミングでした。
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朝、霧が(雲が?)出ていたのも霧氷ができるのに良い条件だったかもしれません。
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そして天狗平。
うん。 ここには天狗が住んでいるな。w
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ここでお昼ご飯を食べました。
暖かいお茶を飲んで。
けど、止まると寒くなるのでさっさと食べて再び撮影。w
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あっちもきれいだな。 行きたかったなぁ。
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そして登ってきた道を帰ります。
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中禅寺湖の向こうには茶の木平、半月山。
その後ろは薬師岳、夕日岳でしょうか。
そしてさらにずっと後方にはうっすらと筑波山。
左の方には日光の街(?)も見渡せます。
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男体山の山頂部もきれいです。
この辺で、私を抜いて行った若者が後ろから来ました。 「前白根、どうでした? 五色沼、奥白根は見えましたか?」と聞くと、なんと彼も前白根まで到達しなかったと。 彼は湯元からバス、電車で帰らなくてはいけないのでタイムアップで帰ってきたそうです。 が、話を聞くと奥白根と前白根が見える所までは行ったのだと。 あと少しだったのに。。。
「そこからは五色沼は見えず、奥白根と前白根は薄い霧の中、荘厳な雰囲気で並んで立っていた。 それを見れただけで充分だった。」と話していました。 「そうか。 まだ霧がかかっていたんだ。」と思いつつ話をしていると、若者は「バスで来るとこの時間になってしまい、前白根までも行けなかったのでもうこのルートは来ないと思う。」と言うので、おばさんは何だかんだ思いつく方法を述べ、「また来てね!」なんて言っちゃって。w 私は何者だ。ww
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温泉ヶ岳からスーッと金精峠に下るカーブ。 左へ上がって行った向こうに少し金精山が見えています。
外山鞍部に着いてから、カメラはザックにしまいました。
下りは難儀な感じだったので。
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iPhone で。 な、なんかきれいに撮れてる。(^o^;
雪?、霧氷?がきれいについている。
温泉ヶ岳の出っ張りが面白い。 今度行ってみたいな。
下の方に金精道路。
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1時間20分ほどで登山口に到着。 15:30ごろ。
五色山への尾根。 見えてるね。。。
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さて、スキー場をどんどん下って行くと三岳の向こうに男体ファミリーが。
なんかこちらを覗きこんでいるみたい。
yukoさん、こういうのは大丈夫なのかな?w
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そして湯ノ湖越しの男体山。 ここで 4:02。
うす雲が張ってきたけど、まだ山頂は見えている。
今日も一日ありがとうございました。
前白根までは行けなかったのだけど、冬の前白根に確実に一歩近づき、あのきれいな景色を眺められたことは大きな収穫でした。 外山鞍部まで登るあの直登は本当にきついのだけど、その先にあの霧氷が、五色沼が、中禅寺湖と男体ファミリーが一望できるあの景色が待っていると思うと、また登りたくなってしまう。
10月にやまとそばさん、モモクリさんと行った白根隠山の方にも(山頂までは行けなくてもそちら方面へ)できたら白い時期に行ってみたいなぁ、という気持ちにもなりました。
帰りに温泉街の大通りを歩いていると、朝にも会ったKホテルの名物番頭さんの声が聞こえた。 「ちゃんと帰ってきたよ~。」と報告しようと思ったら、ご接待しているお客様は晴れさんご夫妻だった。w
その後お風呂セットを持ってKホテルへ。 モンベル会員割引500円でお風呂に入れてもらい、500円以上の奥日光情報と楽しいおしゃべりを晴れさんご夫妻と「コンシェルジュ・ネイチャーガイド」様からいただく。
この日は他にもたくさんの皆さんが奥日光で楽しんでいたね。 「ホーム日光」って感じだな。
【コース / 時間】
湯元P 8:41 - スキー場登山口 9:33 - 外山鞍部 11:37 - 12:45 天狗平 13:15 - 外山鞍部 14:14 - スキー場登山口 15:33 - 湯元P 16:24
行動時間 7時間43分
雪山は、そして単独では無理してはいけません。バスの時間がなくてもね。霧氷と青空がこんなに見えて、素晴らしかったではありませんか!頑張りましたねー、Laylaさん、尊敬しますよ、ほんと。あ、私は、多分閉ざされたような場所の坊主山が怖いので、あの三ッ岳は大丈夫よ 笑 周りが広いもんね。
湯元に降りてきて、いつもの面々と会えて、最後まで充実の1日でしたねー。
Laylaさんの行動力は尊敬するほど、たいしたもんです。
前白根まで行かなかった判断も無理せず良かったです。
これだけ素晴らしい雪景色が見られたら十分ですよね。
Laylaさん凄いですね。
積雪期にここまで歩けるとは・・・。
最近すぐ日よってしまう私・・・見習わなくっては~。
来シーズン都合が合えば一緒に行きましょう!
「閉ざされたような」ですね。w
「覗きこんでるような、にらんでいるような」
みたいなのがダメと言っていた気がしたので。
年末はいろいろ忙しいですが、
いざという時のために、トレーニングくらいはしておきますよ!w
スキーの合間の雪山、楽しみにしていますからね~!
やっぱ、奥白根だよね~。ww
いやいや、私は前白根でいいから行きたい。
でも、結局雪の中にいるとなんか嬉しいし楽しいですよね。(^O^)
見習う事もないでしょ~。
今はスキーがしたいから、山登りは二の次でしょ?
でも、そのうちちょっとは付き合ってくださいね。w
って、こんな陳腐な表現しかできないのが申し訳ないくらい。
Laylaさんが歩いて行かれたからこそ、読者はこの絶景を見られるのだもの。
どうもありがとう!(*^_^*)
お山に登った方が霧氷の確率は高いですね~。
私も何度も光徳やらあちこち平地を回りましたが、
さっぱりなんですよ。
逆に晴れさん達もないのか~?、という感じです。
手近な場所では今言った通り光徳なのですが、
丸沼スキー場に行ってロープウェイやゴンドラに乗るって手もありかな、と。