Quelque chose?

医療と向き合いながら、毎日少しずつ何かを。

ロコモ&メタボ予防講座

2019-03-17 | イベント・セミナー

本日は相模女子大学にて、初めてメガロス相模大野とのコラボで実施した「メタボ&ロコモ予防講座」の第2回でした。

前回は、「メタボリックシンドローム」と「ロコモティブシンドローム」、それにそれらの関連について、医学、栄養、運動の3つの専門分野からのミニ講義と簡単な運動実技、それに参加者皆様の体力測定などを行い、その後実際に期間を区切ってメガロスでの運動体験をしていただきました。

今日はその成果(?)を持ち寄ってお集まりいただき、再度、知識と体力の確認をしたところ・・

なんと!約2ヶ月の短期間ではありましたが、皆様、それなりに体重も体力も、前回よりも改善する傾向がみられたようです。

「やろう!」と決めて、次の目標を定めて取り組めば、少しずつでも着実に健康に効果がありそうですね。

今日、私のお話の中では、復習とともに「インスリン抵抗性」について改めて説明させていただきました。

インスリンは、血液中のグルコースを筋肉などの組織に取り込むことで血糖を下げるほか、DNAなどの核酸合成やタンパク質合成などにも重要な枠割を果たします。そのインスリンが、組織でその作用を十分に発揮することができなくなっている状態を「インスリン抵抗性」といいます。

その「インスリン抵抗性」は肥満やメタボの人にみられますが、運動することによって改善します。

ただし、運動をやめると元に戻るので、地味に(?)運動を続けることが大切。

そして、「運動したからご褒美☆」と言っておやつを食べ過ぎないようにしましょう、ということも本日管理栄養士の先生からお話しされていました(笑)。

皆様も、今回のセミナーをきっかけとして、今後も時々体を動かす習慣を続けていただければと思います。

 

(ていうか私自身も、春から運動しよう(今度こそ)と思っています。できるかな?)