中年まで生きてきて、本物の超常現象とか体験したことはありません。
浪人時代は馬鹿なのに勉強しすぎて、精神不安定になって、よく「金縛り」に遭いました。脳の現象です。ほぼ解明されています。
「金縛り」は発展するのです。体が宙に浮いて、天井にぶつかったこともありました。天上の灯りを突き抜けて天井に当たり、ドスンと落ちます。ドスンという音も聞こえます。
昼間、世界史の勉強をしていて、ちょっと横になったら金縛り、男の声で戸の向こうから「まだ生きているか?」という声がしました。
全部脳の現象です。大学に入ってからは一度もありません。ついでに言うと「幽霊が枕もと」もあります。全然怖くなくて「あ、幽霊だな」と思いました。それぐらい浪人中は勉強に疲れていたのです。幽霊を見ても、幽霊だな、としか感じないぐらい、感情が変な動きをしてました。太宰の小説で、石ころが歩いていたが何も感じなかった、という風なのがありますが、ちょっとだけ似た感覚です。
それより不思議なのは「小学校時代の火の玉」です。
公園で野球をして、帰りに「お墓のそばの階段」を降りているときにみました。
その階段は危険なので、小学校で使用禁止になっていたのですが、近道なので通ったら、火の玉が浮いています。
4名で見たのですが、転がり落ちるようにして逃げました。でも使用禁止の道ですから、4人で「内緒にしよう」となりました。
そんなの不思議でも何でもありません。火の玉なんて怪談世界では冗談みたいなもんです。
不思議なのはこっから。
それが小学校3年の出来事。それから4人みんな同じ中学に行きました。
なにかの折、本当に偶然に廊下でその4人で話したことがありました。中学2年ぐらい。私は「あ、火の玉の4人だ」と気が付き、「あの時は怖かったなあ」と言いました。
ところが「他の3人は」は「そんな話全く覚えてないし、そんな記憶はない。お前の夢だ」というのです。
私は帰ってからお祓いのため、自分のグローブに手製の「お守り」まで貼ったのです。そのグローブでずっと遊んでいたのです。私は夢をみて、その夢のお祓いのために、わざわざお守りを作ったのでしょうか。
でも「外の3名は」、全く記憶にない。夢だと言います。私はぞっとしました。現実とはなんだ、正常なのはこっちなのか、あっちなのか。現実めぐってあんな不思議な感覚になったのは、あれが初めてですし、あれ以降も一回もありません。
火の玉より、3人の記憶がなくなったことの方がずっと不思議です。あれが私の夢だったとした、さらに不思議です。
浪人時代は馬鹿なのに勉強しすぎて、精神不安定になって、よく「金縛り」に遭いました。脳の現象です。ほぼ解明されています。
「金縛り」は発展するのです。体が宙に浮いて、天井にぶつかったこともありました。天上の灯りを突き抜けて天井に当たり、ドスンと落ちます。ドスンという音も聞こえます。
昼間、世界史の勉強をしていて、ちょっと横になったら金縛り、男の声で戸の向こうから「まだ生きているか?」という声がしました。
全部脳の現象です。大学に入ってからは一度もありません。ついでに言うと「幽霊が枕もと」もあります。全然怖くなくて「あ、幽霊だな」と思いました。それぐらい浪人中は勉強に疲れていたのです。幽霊を見ても、幽霊だな、としか感じないぐらい、感情が変な動きをしてました。太宰の小説で、石ころが歩いていたが何も感じなかった、という風なのがありますが、ちょっとだけ似た感覚です。
それより不思議なのは「小学校時代の火の玉」です。
公園で野球をして、帰りに「お墓のそばの階段」を降りているときにみました。
その階段は危険なので、小学校で使用禁止になっていたのですが、近道なので通ったら、火の玉が浮いています。
4名で見たのですが、転がり落ちるようにして逃げました。でも使用禁止の道ですから、4人で「内緒にしよう」となりました。
そんなの不思議でも何でもありません。火の玉なんて怪談世界では冗談みたいなもんです。
不思議なのはこっから。
それが小学校3年の出来事。それから4人みんな同じ中学に行きました。
なにかの折、本当に偶然に廊下でその4人で話したことがありました。中学2年ぐらい。私は「あ、火の玉の4人だ」と気が付き、「あの時は怖かったなあ」と言いました。
ところが「他の3人は」は「そんな話全く覚えてないし、そんな記憶はない。お前の夢だ」というのです。
私は帰ってからお祓いのため、自分のグローブに手製の「お守り」まで貼ったのです。そのグローブでずっと遊んでいたのです。私は夢をみて、その夢のお祓いのために、わざわざお守りを作ったのでしょうか。
でも「外の3名は」、全く記憶にない。夢だと言います。私はぞっとしました。現実とはなんだ、正常なのはこっちなのか、あっちなのか。現実めぐってあんな不思議な感覚になったのは、あれが初めてですし、あれ以降も一回もありません。
火の玉より、3人の記憶がなくなったことの方がずっと不思議です。あれが私の夢だったとした、さらに不思議です。
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