Kainoa Blog

音楽家社長 鴻池薫の音楽活動&レッスン記、思う事等 徒然日記
since 2006

タクトライブ用リハーサル 第3回目!

2010-02-03 22:51:00 | 僕のロックな話
2月1日(月)夕方、雨の降る渋谷。
2月12日(金)銀座タクト ブルースロックライブ用リハーサル3回目を行なった。
前2回はギタートリオだったが、今回はキーボードの平下政志氏(平ちゃん)でバンドは4リズム、
ボーカルでアネラが加わった。
平ちゃんのキーボードは自分がロックやる時に絶対欠かせない存在。アドリブでジャズのアウトする独特なフレーズやコードワークには常に刺激されて、こちらもギタートリオとは違うイマジネーションのギターワークになる。
ベースのタカヤス、ドラムのマー坊、キーボードの平ちゃんは本当に最高である。
アネラは今回3曲持ってきたが、どれも「あの時代」の名曲。普段のハワイアンファルセットとは違う歌い方が新鮮で、こちらの分野もレパートリーを増やしていきたい。
終ってスタジオを出たら、雪が降っていた。傘もさせない荷物だったのだが、いい汗かいたので、足取りは軽かった。

次回は来週2月10日(水)最終リハーサル。次回はもう一人のボーカル、Chiikoも加わり、全体を仕上げる。


今回ロックライブ、何と現時点で チケットはソールド・アウト目前になっている!
ウクレレの生徒さんも買ってくれたが、一般のお客さんも同じ位にかけつけてくれる。

我々の演奏は、今のロックの世界で「絶滅危惧種」のブルースロック。
最後の砦のつもりで演奏するので、ぜひ「ブットンデ」もらいたい。

2月タクトライブ用バンド練習2回目

2010-01-22 20:07:00 | 僕のロックな話
1月21日(木)夕方渋谷のスタジオで 2月12日タクトライブ用リハーサル2回目を行なった。

前回と同じギタートリオでの練習。今日はベースのタカヤスがピックで弾いていた。
ベースをピックで弾くプレイヤーが世界的に(笑)いなくなって久しい。70年代まではいたのだが・・・。ピック奏法で弾くベースは独特なグルーヴ感を生み出す。
今日のリハでは、かなり緊張感のあるギタートリオとしての基礎サウンドを作れたと思う。
来週から体調整える為、減量に入る。
リハーサルは来月にあと2回予定、Anella,Chiiko,平下政志(Key) フルメンバーが参加する練習となる。

話は変るが、何日か前に 歌手の浅川マキさんが亡くなった。
大好きな歌手だったので、本当に悲しい。
あのたたずまいの歌手は二度と出てこないであろう。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。







2月タクトライブ用バンド練習開始!!

2010-01-10 23:13:00 | 僕のロックな話
1月7日(木)
今日は夕方から3時間、2月タクトライブ用のバンド初練習を行なった。
まずは、ギター・トリオ(ギター・鴻池、ベース・渡辺剛康、ドラムス・島田勝)で初練習。
去年の6月ジロキチライブ以来ディストーションのスイッチ踏んでないので、まずはそそれを思いっきり踏むことから。(笑)
それとやはり日頃ハワイアンの世界にいるからブルースロックへ気持ちの切り替えのスイッチが必要なのだ。
1時間位経過してからサウンドに耳が慣れ、気持ちの切り替わった自分がいた。
ひとつの曲を気心の知れたメンバー3人であれやこれや言いながら仕上げていくのは本当に楽しい。

思えば30年前、このメンバーのバンドでよく練習したものである。
六本木のスタジオで夜中の0時から明け方まで練習した事も沢山あった。
ライブもガンガンやっていて、昼間六本木のピットインでフュージョンのライブ、その後千葉で夜ロックのライブなんていう時もあった。
みんな金はなかったけれど、やる気満々、気力・体力に満ち溢れていた。(笑)

それから30年。やる気、気力は大丈夫だが、体力が・・・?(笑)


2月タクトライブに向けて思う事

2010-01-06 01:48:00 | 僕のロックな話
新年明けて4日、渋谷のHMVにCDを買いに行った。

ハワイアンではなく、新年初買いはロック関連のCDを、である。

でもって買ったのは、例えば・・・


ヤードバーズ、フランクザッパ&マザーズ、ザ・フー・・・等など。
しかも買ったのは、LPで持っているか~もう手放してしまったアルバムのCD版。
もちろん年代的に1975年までを一歩も出ていない。(笑)
あとぜ~んぶ持っているビートルズのアルバムのリマスター版が発売されたので、また全部買うかかなり迷ったが、今回はとりあえずやめておいた。(本当は欲しい。笑)

自分的に80年代からその兆候あったのだが、ロックで90年代~2000年~今にいたるまで心底これを買いたい!と思ったアルバムはもしかして1枚もないような気がする。70年代以前からやっているアーティストのは別として。

いつからつまらなくなったのか、自分でも困っているのだが、とにかくロックは自分にとって1965年~1975年が「黄金の10年」なのだ。
四人囃子のキーボード奏者坂下さんと話をしていても、同じ事を言っていた。
「それに尽きるよ」と。
ある意味でロック燃え尽き症候群なのかも。

2月にロックライブやるのだが、自分がやりたい事・・・と言うか半ば使命感のようにさえ思っている事は その黄金の10年の香り漂うブルース・ロックをやる、という事につきる。

それが一番自分らしい世界。
ハワイアンやっていても根っこはロック。

それは現在のようなヒップホップ全盛の時代、ほとんど淘汰されてしまっている世界だけど、70年代前半まであったブルースロックを単に懐かしさではなく今の自分(とメンバー全員)の感覚で21世紀型に昇華した演奏をしたい。
きっと聴きに来てくれた人達は、世代問わずわかってもらえると思う。

昨年は、ラッツパックレコードからの依頼を受け、ハワイアン・テイストでグループサウンズの曲を集めたインストルメンタル・アルバムを作った。パープルシャドウズの今井久さん、日本の誇るベーシスト江藤勲さんと制作出来たのは素晴らしい事だ。
ウクレレの生徒さんに大分買っていただいたが、このアルバムは巷でも大好評らしいのでホッとしている。
棚橋社長曰く、「この企画、まとめられるのは鴻池さんしかいないよ!」でスタートした企画だった。

GS、70年代前半までのロック・・・リアルタイムで味わう事の出来た最後の世代?の
自分は何か役割があるのかもしれない。

ロック・ライブは昨年6月にジロキチでやって以来なので、新年はその感覚を取り戻すところからはじめている。バンド練習もみっちりやるつもりだ。

2月12日は、「皆さんアロ~~ハ!」で始らない鴻池薫(&フレンズ)のライブをぜひ見に来てほしい!

そうそう、最後に最近偶然見つけた ある掲示板の投稿記事を 見て下さい。
昨年6月のジロキチライブを見に来た人の投稿です。
まったく面識ない人がうれしい事書いてくれてるねえ~!
こんな人が沢山いればなあ~。(笑)

下記の掲示板名をクリックして下さい。
downdown
クルエルシー







僕のロック芽生え編その12 高校2年の時ストラトのオールドを手に入れた! 

2007-10-27 01:44:18 | 僕のロックな話
僕のロックな話し芽生え変その12 
4ヶ月ぶり?にこのシリーズの記事書きます。前回は高校1年の時の文化祭でしたね。
今回は高校2年の時の話。

ある日の土曜日、学校の帰りに友達とお茶の水に楽器を見に行きました。たまたま通りがかった楽器屋さんが「イシバシ楽器」。

店員さんがなにやら古そうなエレキを何本かチェックしている。
すぐ店に入って、「すいません、それ売り物ですか?」と聞いたら

「今、米軍からの払い下げで入ってきたんだよ。ちゃんと音が出るかチェックしてるんだよ。」

そこには古いがまぎれもないフェンダー・ストラトキャスターが!
「こ、これ買えるんですか?」

「そ~だな~、まだ決めてないけど~7万円位かな~」
なんと、当時は今だったら目が飛び出るようなバカ高い値がつく「ビンテージギター」という認識がなく、単なる「中古品」扱いだったのです。
もちろんこちらも「もしかしたら~安くフェンダーが買えるかも!?」てな感じでした。

「買いたいです!買いますが~・・・今お金ありません。」
「頭金ちょっと入れてくれたら売らないで奥しまっておくよ。」

「わかりました!」といって一緒に来た友達から借りてなんとか5000円位入れた覚えがあります。学生証見せて、住所、電話番号教えて帰りました。
家に帰ったら、すぐにイシバシ楽器から電話がかかってきて

「さっきのギターだけど・・・」というので
「は、はい・・・」

何かまずい事あったのかなとドキドキしましたね。

「さっき7万っていったけど、それじゃもうけがないので、悪いけど10万にしてくれる?」

「は、は、は、はい~。何とかします~!!」

と言って親に頼み込んで、スネカジって買ってもらいました。

シリアルナンバーで調べたら、どうやら1959~1960年あたりのモデルらしい事がわかってきました。

今思うに、こんなのん気なやりとりで、1959年(か1960年)モデルがその値段で買えちゃった・・・なんてとても信じられない話なんです。でも話作っていません。本当です。値段もテキトウだったんです。

その時喜んだ意味はあくまでも、「安くフェンダーが買えた!」だもの。(爆)

アンプにダイレクト・インでジェフベックの音がするので、ヤードバーズの「Jeff's Boogie」とか、第二期ジェフベックグループのLPの曲を全部コピーしまくって悦に入っていました。
ステイービー・ワンダーの「Talking Book」。シングルで「迷信」が大ヒットしていて、そのアルバムにジェフベックが2曲参加している事を知り、買ったのもその頃です。
その後BBA(ベック、ボガード&アピス)ベック版の「迷信」でぶっとび。
情念だけで弾いている。ギターは「理屈」じゃないって思いましたね。ホント。

もちろん、リッチー・ブラックモアのコピー。「Highway Star」「Smoke On The Water」「Lazy」なんかもやりましたよ。 
当時使ったエフェクターはCry Babyとういうワゥワゥだけ。
1年の時に使っていたファズも使ってなかったです。

下の写真はその年の学園祭の時。
オレはヨーロピアンとか言って、着てるのは「ジュン」だったかも。
それにしてもあどけない17才。本当に「貴公子」だった時代??(笑)

でも、人生一生の不覚。
嗚呼、このギターはもう手元にはありません。今買ったら・・・!!
150万以上でしょうね・・。
合掌。 今誰が持っているんだろう?? 買い戻したい~~!




初公開!高校2年の文化祭の時。(1973年 17才!)
フェンダー・ストラトキャスター(シリアルNo.L46803) 
購入時、ボディのペイントははがされていた。

この時、学習院高等科女子部のフォークデュオと仲良くなり、ぶっつけでジョイント。当時人気爆発してたキャロル・キングの「It's Too Late」を演奏。まさにリアルタイムな時代だった!
素晴らしき70年代!


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