このブログ読んでいる人の中に、プロのミュージシャンになりたい、と思っている人ももしかしたらいるかもしれない。僕のプロの心構え、いや人間としての心構えを述べておこう。音楽分野以外にも何かの指針になればうれしいが。
其の一:「責任と覚悟」
プロとアマの決定的な違いは、いかなる場合でも「責任を持っている」事である。「楽しければいい」という世界とは無縁の覚悟を持っていなければならない。これはどのジャンルでも言える事だろう。その上での「楽しさ」「面白さ」なのだ。
其の二:「ステージでお客さんの為に死ぬ」
プロはお客さんのためにステージで毎回死ななければいけない。
ステージで慣例としていただくお花、会場に送られてくるお花のスタンドは、どういう意味があると思う?あれは本来、「ステージで一度死んでくれる演者への供養の花」という事なんだよ。それを知っておいてほしい。
手を抜くなんて事はありえない。いつも一発入魂で演奏している。その中で見た人が「この時の演奏は素晴らしかった」という話はあると思う。僕は毎回ステージで死ねるために日頃から本を読み、新聞を読み、街の景色を見、感性を磨き、楽器のトレーニングをする。
勿論酒飲んだり、大いに遊ぶ。全部が音楽になる。
其の三:「見せかけのテクニックにはしるな」
人がやりたがらない練習をいかに積むかがプロとしての素養を育む。
ボキャブラリーにもなってない下らない弾き方に惑わされず、本当に必要な練習法を知る事だ。真のテクニックの向上は、人間性の向上と一致している。
其の四:「日本人として誇りを持て」 僕の独特な音楽家としての心構えを述べる。世界に打ってでるには、ナショナリテイをしっかりと認識する事だ。「日本人」である事を大切にせよ。どんなナリしててもいいから「心の品格」を持て。
僕は「楽器は武士の刀と同じもの」と思っている。自分の楽器はすなわち、自分の心の中にある精神文化の象徴である。毎回ステージの前日に楽器を磨き、弦を張り替えるのは、刃を研ぐのと同じ神聖な儀式といえる。(ギターの弦は1回のステージで終わる)縁起をかつぎ、日本古来の慣わしに基づき「お清めの塩」を持って出かける。笑うヤツもいるかも知れないが、これは大真面目な話なのだ。
僕は「日本人の誇り」「プロの誇り」を持つ事に喜びを感じている。
お勧めの本:「菊と刀」ルース・ベネディクト 講談社学術文庫
蛇足:8月の誕生日を機に、和服の似合うミュージシャンをめざす。
今一番興味があるのは「俳句」の世界である。
其の一:「責任と覚悟」
プロとアマの決定的な違いは、いかなる場合でも「責任を持っている」事である。「楽しければいい」という世界とは無縁の覚悟を持っていなければならない。これはどのジャンルでも言える事だろう。その上での「楽しさ」「面白さ」なのだ。
其の二:「ステージでお客さんの為に死ぬ」
プロはお客さんのためにステージで毎回死ななければいけない。
ステージで慣例としていただくお花、会場に送られてくるお花のスタンドは、どういう意味があると思う?あれは本来、「ステージで一度死んでくれる演者への供養の花」という事なんだよ。それを知っておいてほしい。
手を抜くなんて事はありえない。いつも一発入魂で演奏している。その中で見た人が「この時の演奏は素晴らしかった」という話はあると思う。僕は毎回ステージで死ねるために日頃から本を読み、新聞を読み、街の景色を見、感性を磨き、楽器のトレーニングをする。
勿論酒飲んだり、大いに遊ぶ。全部が音楽になる。
其の三:「見せかけのテクニックにはしるな」
人がやりたがらない練習をいかに積むかがプロとしての素養を育む。
ボキャブラリーにもなってない下らない弾き方に惑わされず、本当に必要な練習法を知る事だ。真のテクニックの向上は、人間性の向上と一致している。
其の四:「日本人として誇りを持て」 僕の独特な音楽家としての心構えを述べる。世界に打ってでるには、ナショナリテイをしっかりと認識する事だ。「日本人」である事を大切にせよ。どんなナリしててもいいから「心の品格」を持て。
僕は「楽器は武士の刀と同じもの」と思っている。自分の楽器はすなわち、自分の心の中にある精神文化の象徴である。毎回ステージの前日に楽器を磨き、弦を張り替えるのは、刃を研ぐのと同じ神聖な儀式といえる。(ギターの弦は1回のステージで終わる)縁起をかつぎ、日本古来の慣わしに基づき「お清めの塩」を持って出かける。笑うヤツもいるかも知れないが、これは大真面目な話なのだ。
僕は「日本人の誇り」「プロの誇り」を持つ事に喜びを感じている。
お勧めの本:「菊と刀」ルース・ベネディクト 講談社学術文庫
蛇足:8月の誕生日を機に、和服の似合うミュージシャンをめざす。
今一番興味があるのは「俳句」の世界である。