5月4日(日・みどりの日) Vol.2
高砂一丁目公園仮設住宅 訪問
コンサート終了後、
2年前の東北被災地復興支援演奏ツアーの時は実現出来なかった事,「仮設住宅」の訪問が出来ました。
高砂一丁目公園仮設住宅は高砂市民センターのすぐ隣にありました。
もちろんお分かりだと思いますが、家を津波で流されたり、ご家族を亡くされた方々がそこで生活をしています。
集会所でコンサートを見にいらっしゃった方々と直接お話する事が出来ました。
「コンサートは本当に楽しく聞かせていただき、元気をもらいました。」
「みんな高齢化していて不安だけれど、考え方を前向きにしようと気持ちを切り替えたのです。」
「元気でいられるのは、皆さんのように音楽等で応援に来てくれる方々のおかげです。」
とお話をして下さいました。
我々も1人1人、仮設住宅の方々に思いを話ました。
私は、
「今日はコンサートに足を運んで下さり、本当にありがとうございました。
皆様のお話を聞き、筆舌に尽くしがたい悲しみがあり、ご苦労を今日までされて来たと思います。
我々はさきほどお聞きしたお話にかえす言葉がありません。
私は音楽家なので、せめて音楽を聴いていただく事によって少しでも気持ちが安らげばとの思いで来ました。
東京で暮らしていると、人々はあの震災を忘れてしまいがちです。
忘れるなんて、とんでもない事だと思います。
東日本の同胞が苦しんでいるのに・・・。
被災地の完全復興が遂げられるまで、復興支援の演奏活動は続けたいと思います。」
とお話をしました。
最後に「故郷」「浜辺の歌」「上を向いて歩こう」を全員で歌い、わかれを惜しんで話をして、仮設住宅をあとにしました。
「震災から3年経ち、数々の苦しみを乗り越えて来ました。仮設住宅に住んでいる皆の気持ちをぜひ多くの人に伝えて下さい。」と仮設住宅自治会長・佐藤さんから託されました。
全員で取った記念写真を見ればわかるように、
苦難を乗り越えて笑顔を取り戻していらっしゃるのが伝わってきます。
写真一番右が高砂市民センター館長の八柳さん。
仮設住宅の方々に楽しんでいただくために今まで沢山の催し物を開催した方です。
東北の人の大地に根ざした優しさと強い心「東北魂」にふれる事が出来、心底感銘しました。
復興はまだまだ進んでいません。
だから、私(我々)は絆を深めにまた行きます。
【画像1】鴻池薫&アネラ,カイノアオハナメンバー、仮設住宅の方々、高砂市民センターの関係者の方々と記念撮影。(撮影は櫻井さん)
【画像2】仮設住宅の方とお話する鴻池薫(撮影:直江さん)
【画像3~4】集会所の壁には数々の訪問者との想い出の写真や色紙、全国から届けられた支援物資の写真が飾られていました。
高砂一丁目公園仮設住宅 訪問
コンサート終了後、
2年前の東北被災地復興支援演奏ツアーの時は実現出来なかった事,「仮設住宅」の訪問が出来ました。
高砂一丁目公園仮設住宅は高砂市民センターのすぐ隣にありました。
もちろんお分かりだと思いますが、家を津波で流されたり、ご家族を亡くされた方々がそこで生活をしています。
集会所でコンサートを見にいらっしゃった方々と直接お話する事が出来ました。
「コンサートは本当に楽しく聞かせていただき、元気をもらいました。」
「みんな高齢化していて不安だけれど、考え方を前向きにしようと気持ちを切り替えたのです。」
「元気でいられるのは、皆さんのように音楽等で応援に来てくれる方々のおかげです。」
とお話をして下さいました。
我々も1人1人、仮設住宅の方々に思いを話ました。
私は、
「今日はコンサートに足を運んで下さり、本当にありがとうございました。
皆様のお話を聞き、筆舌に尽くしがたい悲しみがあり、ご苦労を今日までされて来たと思います。
我々はさきほどお聞きしたお話にかえす言葉がありません。
私は音楽家なので、せめて音楽を聴いていただく事によって少しでも気持ちが安らげばとの思いで来ました。
東京で暮らしていると、人々はあの震災を忘れてしまいがちです。
忘れるなんて、とんでもない事だと思います。
東日本の同胞が苦しんでいるのに・・・。
被災地の完全復興が遂げられるまで、復興支援の演奏活動は続けたいと思います。」
とお話をしました。
最後に「故郷」「浜辺の歌」「上を向いて歩こう」を全員で歌い、わかれを惜しんで話をして、仮設住宅をあとにしました。
「震災から3年経ち、数々の苦しみを乗り越えて来ました。仮設住宅に住んでいる皆の気持ちをぜひ多くの人に伝えて下さい。」と仮設住宅自治会長・佐藤さんから託されました。
全員で取った記念写真を見ればわかるように、
苦難を乗り越えて笑顔を取り戻していらっしゃるのが伝わってきます。
写真一番右が高砂市民センター館長の八柳さん。
仮設住宅の方々に楽しんでいただくために今まで沢山の催し物を開催した方です。
東北の人の大地に根ざした優しさと強い心「東北魂」にふれる事が出来、心底感銘しました。
復興はまだまだ進んでいません。
だから、私(我々)は絆を深めにまた行きます。
【画像1】鴻池薫&アネラ,カイノアオハナメンバー、仮設住宅の方々、高砂市民センターの関係者の方々と記念撮影。(撮影は櫻井さん)
【画像2】仮設住宅の方とお話する鴻池薫(撮影:直江さん)
【画像3~4】集会所の壁には数々の訪問者との想い出の写真や色紙、全国から届けられた支援物資の写真が飾られていました。