11月19日(水)
日本の事を考える勉強会の集い水曜会で「日本人の心と音楽」という講演を行いました。
(都道府県会館カルム)
日本と日本人の素晴らしさ、日本独特の音階、リズム、これからの日本人に望む事、なぜ私が靖國神社奉納演奏を行っているかの動機等、およそ40分間楽器を弾きながらの講演。
今回来ている方々から驚かれた事は、講演の冒頭に「皆さん、日本の最高かつ究極の歌、国歌君が代を斉唱しましょう。」と促し出席した方々全員で歌った事でした。
その後、「君が代」の歴史、意味、隠された意味等を解説し、「堂々と君が代を沢山歌って下さい。」とお話しました。
外国の国歌は、アメリカの「星条旗よ永遠なれ」やフランスの「ラ・マルセイズ」
に代表されるように、戦争を想起させる歌が多いです。はっきり言って血なまぐさい。
アメリカの国歌 「星条旗よ永遠なれ」
危険きわまりない戦闘の最中にも
我らが死守する砦の上
星条旗は雄雄しくひるがえっていただろうか?
赤き閃光を引く砲弾の降りそそぐ夜を徹して
おお我らの星条旗は
ゆるぐことなく
いまだ、そこにはためいていた
フランスの国歌 「ラ・マルセイズ」
圧制に抗する我らのもとに
血まみれの旗ひるがえり
聞け、戦場にあふれるおびえた敵兵の叫びを
子供たちや妻の喉を掻ききろうとしている
市民たちよ
武器をとれ!
ところが、日本の国歌「君が代」は「君が代は、千年も八千年も、細石が大きな岩になってそれにさらに苔が生えるほどまで、長く長くずっと続きますように」と歌っている究極の愛の歌であり、天皇賛美の軍国主義の歌ではない、その歌は千年の歴史がある、お話をしました。そして「君」には勿論「天皇」を意味とする説が主流ですが、実は別の意味もあると解説したところ、これに驚かれた方々が多かったようです。
世界のどんな国歌と比較しても、「君が代」は本当に素晴らしい。
だから誇りを持って堂々といろいろな場面で歌いましょう、とお話したのです。
アメリカの国歌が格好良くて、日本の国歌は暗く陰気だと無邪気(無責任)に思っている日本人がいかに多いことか。
両国歌の歌詞の意味をわかってそう思っているのでしょうか?
とんでもなく恥ずかしい話だと思います。
あっと言う間の40分でした。
来ている方から質問がありました。
「4年前水曜会で講演されたお話覚えています。今回は日本の国体そのものの事までお話されて内容の濃さに驚きました。この4年間で何かあったのですか?それとも4年前からすでに今回と同じお考えだったのでしょうか?」
鴻池「4年前からも、もっと以前からも同じ考えでした。ずっと日本の事を学び、
4年前より考え方が強化された事は確かです。今後も変わらず続けていきます。」
前回よりも、出席された方々の心に響いたようでうれしかったです。
こういう講演会は今後も続けていこうと思っています。
今回、私の関係でご出席されたアネラさん、ミユカニレフアさん、生徒さんのS藤さん、N海さん、撮影していただいたカメラマン岡部直美さん、ありがとうございました。
今回もK田さん、お世話になりました。感謝しています!