神奈川工科大学地域連携災害ケア研究センターの所員である上田麻理准教授(音響工学)の下で進められている地域の防災無線放送の聞こえに関する調査の協力を、2021年6月25日(金)に市役所で行われた地区市民センター長(公民館長)会議にて、お願いしてきました(専門ではない、このブログ管理者が出向いてきました)。
この調査は、市の危機管理課と協働しながら進めている災害時の一次連絡として重要な防災放送の聞こえに関する調査です。自治体の先行調査を調べたところ、ほとんどが災害時のアンケートの一つとして項目が作られているのみで、聞こえの段階別評価や環境音などの影響を加味した分析をしているところは、まれでした。当大学では、市内15公民館の職員の方の協力を得て昨年一回実験的な調査をしましたが、今回は梅雨時でもあり、雨天時にも聞こえの調査をしっかりとしたいと、ご協力依頼をさせていただきました。公民館の職員の方は、戸外で放送を聞いていただき、アプリのアンケートに回答していただくだけなので、非常に簡単なご協力でデータを集約することができます。
上田研究室では、災害時の「音情報」に関する研究を進めていますので、いずれ、災害ケア研究センターのホームページに掲載したいと思います。
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地域連携災害ケア研究センター幹事
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