2年ぶりのライブ、ようやく生の音を感じることが出来る。
会場に近づくと長蛇の列。
入口で検温と消毒、スマホでQRコードのチケットを表示…
時間がかかるが並んでいる人たちはイライラするでなく晴れやかな表情に思える。
思いの外、良い席だ。
しかも中央通路側。
前のオッサンが立ち上がっても遮られずに全体が見渡せる。
開演前から会場は拍手で沸き立つ、声が出せないから拍手でのツヨシコールが嵐のように波打っている。
人々のエネルギー、熱気、やっぱり配信とかバーチャルじゃ感じられないもの。
オープニングから涙が溢れる。
『MY SELF』の歌詞…
こんなに泣いたライブは初めてだ。
どんだけ拍手したか…
掌が熱く腫れるくらい
腕が痛くなるくらい
『とんぼ』『乾杯』声にはならない声がホールを包み、込み上げるものを抑えられない。
たった一人でギター抱えて歌う男、その力強さ眩しく温かい。
生きるのは辛いことだ…と沈み迷う私の心に長渕さんが希望の光を照らしてくれた。
「共に生きていこうぜ」と…。
コロナ禍が始まる1年近く前から災いが降り積もり、この3年は本当に辛かった。
自分にとって試練の日々、自分の人間性を否定され自信も失いそれでも逃げることが出来ず耐えるしかなかった。
さらに…生きていく支え道標を見失いこれからをどう生きていくのか…。
でもそれは本当に神様が与えた試練だったと思える。
神様は乗り越えられない試練は与えないのだそうだ。
たまたま流れていたFMラジオのCM「長渕剛ライブin高崎芸術劇場」、どうせイベントなんて土日だよね、休み取れないもんね、最初から諦めていた。
しかし平日、なんと休みの日じゃないか😳!!
ダメ元で申し込んだ抽選が大当たり🎯
チケットに当たった頃から風向きが変わった。
少しずつ動き出していた情勢が急転した。
希望は捨てちゃいけない、逃げずにいたらいい事もある。
まさに「REBORN」
今は忙しくてキツいけど進む道を明るい光が照らしている。
だから負担とも思わない。
「また必ず会おう。今度は大声で一緒に歌おう。」
と長渕さんは言った。
そう必ず!また行かなきゃね。
元気でいれば必ず会える。
長渕剛さん、カッコイイところもカッコ悪いところも、全部ひっくるめてカッコイイ👍
この人のライブを観たら必ずこの人に惚れるだろう。