『パリブレスト』(フランス)
監督 セバスチャン•テュラールさん
主演 リアド•ベライシュさん
実在のパティシエ、ヤジット•イシュムラエンさんの半生を描いた作品。
作品の中で使われているスイーツは実際にヤジットさんが監修されているそうです。
お菓子の映画?美味しそ〜って、そんな食いしん坊根性で観にいきました。
貧しい環境に産まれたヤジットは里親の家でお菓子作りに興味を持ち、世界一のパティシエになることを目指します。
貧困と劣悪な環境に身を置きながらも、ひたすらに夢を叶えようと努力する。
貧困、差別、失職、様々な問題を乗り越え、ヤジットは世界一のパティシエの座を勝ち取ります。
ヤジットさん、現在もフランスでトップのパティシエとして活躍しておられます。
いわゆるサクセスストーリーなんですが、そこに関わる問題。
やはり大きなテーマは貧困でしょうか?
シングルマザーの母は働くこともなく、男にだらしなく、子供を盾に金をせびる。。
こういう女の心理は理解できません。育てられないのに子供を産み、手放そうとしない。子供が支えと言うが子供の将来や幸せを考えていない。そんな女に限って男にだらしなく自立を考えない。
腹立たしいです。
映画は栄光を手にしたヤジットさん、ハッピーエンドなんでしょうけど、成功したヤジットに病床の実母はどんな想いを寄せているのか???
スッキリとはしないですね。
映画に使われているお菓子はほんとに綺麗で宝石のよう。
ツヤツヤのショコラ
美味しそうでした
お菓子は夢を与えてくれます。
うっとりする様な宝石のようにキラキラ輝き花のように艶やかです。
そのお菓子の裏側にあるストーリー、夢は美しいだけでは叶わない。
良い映画でした