■三浦春馬さんが支えた子供達…ラオス小児病院から涙の感謝状
女性自身 2020/08/06
https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/1883062/
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《春馬さんには、これまでAct Against AIDS「THE VARIETY」の活動を通じてラオ・フレンズ小児病院へは3度の視察にお越しいただき、現地の子供たちの状況を知っていただく機会がありました。
その時に見た「何ができるのか」「何をすればいいのか」と考えてくださっている真剣な横顔や、村の子供たちへのキラキラとした優しい笑顔は、これまでも、そしてこれからも、ラオスの全ての子ども達が健康になって欲しいという私たちの目指すゴールの大きな支えとなっています》
三浦春馬さん(享年30)の急逝から2週間が過ぎた。その悲しみは、今も日本中に広がっている。
そんななか、アジアの子供たちへの医療支援を行う認定NPO法人「フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPAN」が7月25日に冒頭のような追悼文をHPで発表した。
《いまだに信じがたいことで…また、信じたくないことでよくわからない気持でもあります》という内容から始まったコメントは、さらにこう続いていた。
《今もきっと見守っていてくれていると信じています。そして、私たちはラオスの子供たちの笑顔を一人でも多く春馬さんへ届けられるように頑張るのみです。心よりご冥福をお祈りいたします》
実は、三浦さんは仕事で多忙な合間をぬって「Act Against AIDS(以下、AAA)」に参加していたのだ。
「AAA」はエイズやHIVへの偏見をなくし、正しい知識の普及を目的とした啓発運動。
三浦さんも’07年から参加し、精力的に活動を続けてきたという。
「『AAA』は、’93年に岸谷五朗さん(55)の呼びかけで活動がスタートした団体です。岸谷さんと寺脇康文さん(58)が中心となり、世界エイズデーの12月1日には俳優や歌手とともにチャリティライブイベント『THE VARIETY』を日本武道館で開催。集まった支援金でエイズやHIVの啓発活動、医療支援などを行ってきました。
その支援金などをもとに、’15年にはラオスで『ラオ・フレンズ小児病院』も設立。三浦さんが初めてラオスを訪れたのは’14年、小児病院が建設中のころでした。そこで出会ったHIVポジティブのトンシーちゃんは当時、9歳。病いと闘う姿を目の当たりにした三浦さんは、医療支援の大切さを改めて感じたそうです。
以来、三浦さんはこれまで以上にライブなどで『みなさんの支援がまだまだ必要です!』と訴えるようになったといいます」(芸能関係者)
三浦さんは’16年にもひそかに現地を視察し、’17年にはトンシーちゃんとも再会。
温かく子供たちを包み込む様子は、「THE VARIETY」でも動画などで紹介されてきた。
「これまでライブの進行役は、発起人である岸谷さんと寺脇さんが務めてきました。しかし最近では、三浦さんも『AAA』の新たな中心人物として期待されるようになっていたといいます。岸谷さんも寺脇さんも『春馬のような後輩が出てくると思ってなかった。本当に一生懸命に頑張ってくれている』『僕らの意志を後輩である春馬が継いでくれている。とても頼もしいことだ』と話すなど、本当に高く評価していました……」(前出・芸能関係者)
「AAA」は、今年7月20日に活動を終了。27年に及ぶ活動のなか、エイズ啓発において一定の役目を終えたと判断してのことだった。
しかし、同時に今後は「Act Against Anything」と名称を変更。
より広い支援活動を継続していく予定だという。
そこには三浦さんの姿も――。誰もがそう信じていた。
そんななか、訃報を知ったラオ・フレンズ小児病院から“涙の感謝状”が届けられた。
「フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPAN」のHP上で日本語に訳されたこの追悼文。《春馬さんへ》と始まり、次のような言葉がつづられていた。
《私たちは、ラオ・フレンズ小児病院のアウトリーチチームのスタッフです。ラオスの国を、そして、ラオ・フレンズ小児病院のことを特に支援し続けて下さった春馬さんが、もう、私たちと一緒にいないと聞いて、とても悲しいです。この場を借りて、春馬さんがして下さったことに対して、心から感謝の意を示したいと思います。
春馬さんのことは、ずっと私たちの記憶に残り続けるでしょう。春馬さんのご家族の皆さまが健康で安全でありますように。ご冥福をお祈りいたします。最後にもう一度、春馬さんに感謝の気持ちを込めて。ラオ・フレンズ小児病院 アウトリーチチーム 一同》
三浦さんの奮闘は、ラオスの子供たちの中にしっかりと根付いていたのだ。
「私たちの記憶に残り続ける」というその言葉はきっと、天国の三浦さんにも届いているはずだ――。
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三浦春馬さんが支えた子供達…ラオス小児病院から涙の感謝状
女性自身 2020/08/06
https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/1883062/
■訃報から1週間 ラオスの小児病院も三浦春馬さんに感謝「ずっと私たちの記憶に残り続ける」3度視察し支援
スポニチ 2020年7月25日
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2020/07/25/kiji/20200725s00041000226000c.html
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ラオスやカンボジア、ミャンマーを中心にアジアの子供たちへ医療支援を行う認定NPO法人「フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPAN」(東京都中央区)が25日、今月18日に急逝した俳優の三浦春馬さん(享年30)を公式サイトで追悼した。
三浦さんが3度視察に訪れ、支援してきたラオスの小児病院からも感謝のメッセージが届いた。
8月26日に予定通り発売される三浦さんの2ndシングル「Night Diver」の売上の一部は、三浦さんが毎年取り組んでいたチャリティーイベント「Act Against AIDS」で支援を続けていた認定NPO法人「フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPAN」を通じて、ラオスのラオ・フレンズ小児病院に寄付される。
追悼文は以下の通り。
春馬さんへ
三浦春馬さんが急逝され、1週間が経ちました。
いまだに信じがたいことで…また、信じたくないことで、よく分からない気持でもあります。
春馬さんには、これまでAct Against AIDS「THE VARIETY」の活動を通じてラオ・フレンズ小児病院へは3度の視察にお越しいただき、現地の子供たちの状況を知っていただく機会がありました。
その時に見た「何ができるのか」「何をすればいいのか」と考えてくださっている真剣な横顔や、村の子供たちへのキラキラとした優しい笑顔は、これまでも、そしてこれからも、ラオスのすべての子どもたちが健康になってほしいという私たちの目指すゴールの大きな支えとなっています。
今もきっと見守っていてくれていると信じています。
そして、私たちはラオスの子供たちの笑顔を1人でも多く春馬さんへ届けられるように頑張るのみです。
心よりご冥福をお祈りいたします。
この訃報を現地病院スタッフへ伝えたところ、一緒に村へ行ったスタッフから春馬さんへの感謝のメッセージが届きましたので、ここに併せて掲載させていただきます。
どうか、このメッセージが春馬さんへ届きますように…。
英語文中、多少の修正が必要ではありましたが、敢えてスタッフの気持ちをそのままお届けしたいので、送ってくれたそのままの原文を掲載させていただきます。
フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPAN代表
ラオ・フレンズ小児病院 看護師
赤尾 和美
<ラオ・フレンズ小児病院のメッセージ和訳>
春馬さんへ
私たちは、ラオ・フレンズ小児病院のアウトリーチチームのスタッフです。
ラオスの国を、そして、ラオ・フレンズ小児病院のことを特に支援し続けてくださった春馬さんが、もう、私たちと一緒にいないと聞いて、とても悲しいです。
この場を借りて、春馬さんがしてくださったことに対して、心から感謝の意を示したいと思います。
春馬さんのことは、ずっと私たちの記憶に残り続けるでしょう。
春馬さんのご家族の皆さまが健康で安全でありますように。
ご冥福をお祈りいたします。
最後にもう一度、春馬さんに感謝の気持ちを込めて。
ラオ・フレンズ小児病院 アウトリーチチーム 一同
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訃報から1週間 ラオスの小児病院も三浦春馬さんに感謝「ずっと私たちの記憶に残り続ける」3度視察し支援
スポニチ 2020年7月25日
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2020/07/25/kiji/20200725s00041000226000c.html
■ありがとう!三浦春馬さん 本紙がつかんだ〝ラオス支援〟の全容
東京スポーツ 2020年08月03日
https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/news/2035845/
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30歳という若さで先月18日に急逝した人気俳優・三浦春馬さん。
俳優仲間を中心に、関わった人々がSNSで発信した追悼コメントからも、その人柄の良さはひしひしと伝わってくる。
そんな三浦さんが毎年のように通っていたのが、東南アジアでもとりわけ小さな山岳国ラオス。
HIV(エイズウイルス)に感染した子供などのための病院を地道に援助し、癒やしを与え続けてきた。
心に闇を抱えながら、三浦さんはそんなそぶりを仕事で一切見せず。
ファンや視聴者、仕事で関わる人々に癒やしを与え続け、プロに徹した。人気シンガー・ソングライターのJUJUとスタジオ司会を務めたNHK「世界はほしいモノにあふれてる」(木曜午後10時30分)が、そんな生きざまを体現している。
自死2日前が最後の収録に。三浦さんと楽屋が隣になった元サッカー日本代表の前園真聖氏(本紙評論家)は「スタッフの人たちの声とか談笑している声も聞こえてて…」と出演番組で明かしている。
その日撮った収録の1本は先月30日に放送され、残り2本は今月20、27日に放送される。
そんな三浦さんがずっと支援してきたのが、アジア諸国の子供たちに医療支援を行うNPO法人「フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPAN」が運営する「ラオ・フレンズ小児病院」だ。
2014年に現地ラオスを初訪問。
翌15年2月の病院オープンに合わせ、再びラオスに足を運んだ。
病院のオープニングセレモニーに立ち会い、笑顔でテープカット。
その後はカメラ片手に、うれしそうな表情で院内を視察した。
当時の様子は、病院が配信した動画に収められている。
翌16年と17年にも、音楽業界によるエイズ啓発運動「Act Against AIDS」のチャリティーイベント「THE VARIETY」を通じ、ラオスを訪れている。
そのときも病院をくまなく視察し、生まれながらにHIV感染した赤ちゃんやその家族と面会、優しく励ますなどした。
毎年12月1日の「世界エイズデー」に合わせ行われるイベントのステージでは、観客へ向け、イベント収益により病院に車両が増強され、山奥のへき地へも診察できるようになったことなどを報告。
また病院の拡充、人材育成に協力してほしいと訴え、拍手を浴びた。
発展が著しい東南アジア諸国の中でも、ラオスはまだまだ経済的に厳しい「世界最貧国」のひとつだ。
医療は未発達で、地元富裕層や在住外国人が治療を受ける際は、隣国タイの病院へ行くケースも。
国連児童基金(ユニセフ)の一昨年の統計によると、5歳未満の死亡率が人口1000人あたり54人で、1000人あたり3人の日本と比べても、子供が亡くなる確率は非常に高い。
「病院が建てられたのは、山岳地帯で医療機関へのアクセスが困難な、ラオス北部のルアンプラバン近郊。今では先進的な医療設備とスタッフが揃い、地域医療の拠点となっていて、現地ではとても感謝されている」とは、首都ビエンチャン在住の駐在員。
三浦さんの遺作となってしまった2ndシングル「Night Diver」は、ミュージックビデオがユーチューブでいま爆発的に再生されている。
また4月に出版した雑誌連載の書籍化「日本製」も、急逝を受け注目が集まり、このほど重版が決まった。これらの売り上げの一部は、病院へ寄付される。
こうした動きを受け、前出NPO法人は公式サイトに追悼コメントを掲載。
「その(視察の)時に見た『何ができるのか』『何をすればいいのか』と考えてくださっている真剣な横顔や、村の子供たちへのキラキラとした優しい笑顔は、これまでも、そしてこれからも、ラオスのすべての子供たちが健康になってほしいという私たちの目指すゴールの大きな支えとなっています」などと、三浦さんの人柄を振り返った。
また三浦さんと同行し村へ行った病院スタッフからは「支援し続けてくださった春馬さんが、もう、私たちと一緒にいないと聞いて、とても悲しいです。この場を借りて、春馬さんがしてくださったことに対して、心から感謝の意を示したいと思います。春馬さんのことは、ずっと私たちの記憶に残り続けるでしょう」というメッセージが届いたという。
【北ラオスの医療の中心に】
ラオ・フレンズ小児病院は2015年のオープン以来、年間約2万人以上の子供を治療。
栄養、予防接種、病気予防など育児に関する知識を広める教育センターにもなっている。
ラオス北部では唯一、新生児サービスを提供できる病院だ。
英ロイヤルファミリーの一員で、アンドルー王子とセーラ・ファーガソンさんの長女、ベアトリス・オブ・ヨーク王女も一昨年に訪問。
現地の子供たちのためチャリティーハーフマラソンを主催し、当時の模様は現地メディア「ラオティアン・タイムス」でも大きく報じられた。
ルアンプラバンは街が丸ごと世界遺産に登録されているため、外国人観光客が献血に協力することも。
なお、病院を運営する「フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPAN」は、日本人カメラマン井津建郎氏が1995年に設立した国際NPO。
ラオスのほかカンボジアにも小児病院を開設している。
遺作曲「Night Diver」の売り上げの一部が病院へ寄付されるというニュースは、英訳されシンガポールでも配信された。
三浦さんの急逝はアジア中で惜しまれている。
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ありがとう!三浦春馬さん 本紙がつかんだ〝ラオス支援〟の全容
東京スポーツ 2020年08月03日
https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/news/2035845/