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■ワクチン接種後に死亡 “接種と因果関係あると結論 事例なし” NHK 2021年7月21日

2021-12-30 06:14:37 | 日記

 

 


■ワクチン接種後に死亡 “接種と因果関係あると結論 事例なし”

NHK 2021年7月21日

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210721/k10013153201000.html


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新型コロナウイルスのワクチン接種を受けたあとに死亡が確認された人について、厚生労働省は接種と因果関係があると結論づけられた事例はないとする見解を示しました。


これは厚生労働省が21日夜開いた専門家部会で報告しました。

それによりますと、今月11日までにファイザーかモデルナのワクチンの接種を受けた人は合わせておよそ3760万人で、このうち男女667人が接種後に死亡していたことが確認されました。


接種と死亡との因果関係については、664人が情報不足などで評価できず、3人は因果関係が認められなかったということです。

また、血小板減少症やくも膜下出血を起こして死亡した1人については、唯一「因果関係が否定できない」としていましたが、「因果関係は評価できない」という見解に改めました。


厚生労働省は、これまでに死亡が確認された人について「接種と因果関係があると結論づけられた事例はなく、統計的に因果関係が認められる症状もない」としています。

一方、ファイザーかモデルナのワクチンの接種を受けた男女30人に、心臓の筋肉や膜に炎症が起きる「心筋炎」や「心膜炎」が確認されました。


また、ファイザーかモデルナのワクチンの接種を受けたあとに、国際的な指標でアナフィラキシーに該当する症状が確認された人は合わせて327人でした。

厚生労働省は、現時点で接種体制に影響を与える重大な懸念は認められないとして引き続き接種を進めていくことにしています。


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■ワクチン接種後に死亡 “接種と因果関係あると結論 事例なし”
NHK 2021年7月21日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210721/k10013153201000.html


■「コロナワクチンに期待しすぎてはいけない」免疫学者が断言する厳しい現実 抗体があっても「再感染」し得る

2021-12-29 05:30:44 | 日記

 

■「コロナワクチンに期待しすぎてはいけない」免疫学者が断言する厳しい現実
抗体があっても「再感染」し得る

PRESIDENT 2020/12/27

https://president.jp/articles/-/41706


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新型コロナウイルスのワクチン接種が欧米で始まった。

順天堂大学医学部の講師で、免疫学研究に20年以上従事してきた玉谷卓也氏は「開発されたワクチンは副反応も、感染予防効果も未知数。これまでワクチンの開発がこのパンデミックを抜け出すことにつながると考えられてきたが、ワクチンだけでは解決が難しい可能性が見えてきた」という??。

 

・専門家ほど「いまはまだ打たない」


12月8日にイギリスで、14日にはアメリカで新型コロナウイルスに対するワクチンの接種が始まりました。

これに先立って行われた臨床試験では、90%以上の発症予防効果が確認されたということです。

このことから、コロナ禍を脱出するための切り札になるかもしれないという期待が、否が応でも高まっています。

ただ今回のワクチンは、トランプ大統領の言葉を借りれば「ワープ・スピード」で開発されたものです。

ファイザー社のワクチンの臨床試験で、最も早く2回目の接種をした人でも、まだ4、5カ月しか経過していません。

これまでのワクチン開発では、長期的な安全性の確認が必要とされ、開発に最低でも4年以上かかっていました。

このようなことから、免疫の専門家をはじめ、ワクチン開発の大変さを知る専門家からは、今回のワクチン開発は拙速であり、自分は当分打たないという声が聞こえてきています。

またイギリスのワクチン承認について、EUの医薬品の規制当局からは懸念が示されています。

新型コロナという未曽有の災禍において、ワクチンが強力な武器になることは間違いないでしょう。

ただワクチンを有効に使いこなすためには、ワクチンとは何か、そして今回のワクチンではどのような点に気をつけなければいけないかを知っておくことが重要です。

 

・ワクチン接種の主目的は「抗体」を作ること


そもそも「ワクチン」とはなんでしょうか?

みなさんがワクチンに期待するイメージのとおり、一般のワクチンは「二度とそのウイルスに感染・発症しない身体」をつくるために接種します。

弱毒化したウイルスやウイルスの一部をリスクの少ないかたちで身体に取り込み、ウイルス感染と同じ状況をつくり出すことで免疫応答を起こし、B細胞(免疫細胞の一種)に抗体を産生させることが目的です。

抗体は、感染・発症中にウイルスを撃退するだけでなく、その後も抗体を作るB細胞が身体のなかに残り続け、次にウイルスが侵入した際に、すぐに抗体を大量に作ることによって、未然に撃退する「感染予防」の役割も果たします。

例えば、おたふく風邪や麻疹はしかのワクチンは、いちど接種して抗体ができれば、ほとんど一生、身体のなかに抗体を作るB細胞が残り続け、再び同じウイルスが侵入したら感染を阻止するために働いてくれます。

このように、ワクチンは、免疫システムに抗体をつくらせて、ウイルスの感染を未然に防ぐためのものです。

そのため、新型コロナのパンデミックが起こった当初は、「抗体をつくることで新型コロナの感染を予防できるワクチン」の開発がこのパンデミックを抜け出すことにつながると考えられてきました。

しかし、次第にワクチンだけでは解決が困難である可能性が見えてきたのです。

 

・新型コロナウイルスにはワクチンが効かないのか


世界中で新型コロナウイルス感染者の臨床が行われるなかで、他のウイルス性疾患とは異なる、奇妙な現象が確認されました。

重症化した患者ほど、体内の抗体量が高まっている。

本来、抗体が多いのなら、それだけウイルスを撃退しているはずなのに、実際は重症化している。

それはつまり、「抗体は新型コロナウイルスからの回復にあまり寄与していない」という可能性を示唆しています。

さらに、判明した意外な事実はそれだけではありませんでした。

新型コロナに対する抗体については、アメリカで3万人以上の新型コロナ感染者を対象にした大規模研究から、ほとんどの患者で抗体の産生が確認され、少なくとも5カ月間は十分な量の抗体が存在し続けることや、日本からも感染後6カ月でも98%の人が新型コロナに対する抗体を保有していることが報告されています。

一方、感染者がどのような種類の抗体を持っているかを詳細に解析した研究では、抗体が急速に減ってしまう場合や数カ月以上大量の抗体を持ち続ける場合など、人によってさまざまであることも明らかになったのです。

このような結果から、新型コロナに感染した場合やワクチンを接種した場合、最初の半年程度は十分な抗体が産生される可能性がありますが、その後どのくらいの期間抗体を持ち続けるかは人によって異なってくるようです。

抗体は本来、回復後も体内に残り続けることで次の感染を防いでくれます。

それが消えてしまうケースがあるということは、残念ながらこう言わざるを得ません。

「ワクチンで抗体をつくっても感染予防に寄与しない」可能性がある。

 

・新型コロナは「再感染」する


これを裏付ける事実として、いちど新型コロナに感染した人が、数カ月後に再度感染したという事例が出始めているのです。

再感染は、1回目の感染でできた抗体が減ってしまうことにより起きていると考えられます。

今年8月、香港の30代男性が新型コロナに再感染したというニュースが、世界中を駆け巡りました。

それ以降も再感染の報告は増え続け、確実に再感染だと思われる事例だけでも数百件を超えています。

また再感染しても、無症状のため気づかなかったということも多いと考えられることから、かなりの再感染者がいる、すなわち再感染はそれほど特別なことではないと思われるのです。

コロナウイルスの再感染について、興味深い報告があります。

新型コロナではないのですが、4種類の季節性コロナウイルスについて、35年にわたって再感染を調べた研究が発表されました。

それによると、再感染は最初の感染から6カ月くらいから確認され始め、12カ月では頻繁に発生していたということです。

いまのところ新型コロナウイルスと季節性コロナウイルスでは、免疫の働きを長引かせるような違いが確認されていないことから、新型コロナでも同様の傾向を示す可能性が高いと考えられています。

欧米での感染拡大が始まってからまだ1年、ワクチンについては臨床試験で最も早く2回目の接種をした人でも、まだ4、5カ月しか経過していません。

このことから再感染がどの程度発生するかについては、十分に注視していく必要があります。

さらに新型コロナウイルスは、インフルエンザウイルスと同じように変化しやすいという特徴があります。

そのため新型コロナにいちど罹って抗体ができても、時間がたつとウイルスが変化してしまい、その抗体が効かなくなる可能性があるのです。

インフルエンザの予防接種を毎年受けるのと同じように、新型コロナのワクチンも何度も受ける必要があるかもしれません。

 

・ワクチンの感染予防効果は未知数


今回のワクチン開発のニュースでは、「新型コロナの感染予防効果が90%以上あった」といった表現が使われていますが、これは正確ではありません。

臨床研究でみているのは、新型コロナを発症した人の数で、感染した人の数ではないのです。

何を細かいことをと思われるかもしれませんが、「感染」と「発症」には大きな違いがあります。

新型コロナでは、特に若い人では感染しても無症状の場合が多いことからおわかりのように、感染したからといって必ずしも発症するわけではないのです。

ワクチンを接種すれば発症しなくなるなら、それでいいではないかという意見もありますが、事はそれほど単純ではありません。

新型コロナでは、インフルエンザとは違って無症状でも人に感染させてしまいます。

ワクチンによって無症状の感染者が増えると、重症化リスクのある人の感染リスクを高めてしまう可能性があるのです。

では感染予防効果があることを確認すればいいということになりますが、そのためにはワクチンを接種した多くの人について、何回もPCR検査を行って、感染していないことを確かめる必要があります。

これには多大な労力と時間が必要で、当分結論が出そうにありません。

いま言えることは、いちど感染したから、あるいはワクチンを接種したからといって油断してはいけないということです。

再感染のリスクはゼロではなく、無症状感染することで知らぬ間に感染拡大の手助けをしてしまう可能性があるのです。

 

・新技術のmRNAワクチンは慎重な見極めが必要だ


欧米で接種の始まったファイザー社のワクチンと、米国で接種が始まったモデルナ社のワクチンについては、もうひとつ知っておいていただきたいことがあります。

それは今回のワクチンは、これまで使われたことのない、まったく新しい種類のワクチンであるということです。

これまでのワクチンは、弱毒化あるいは死滅させた菌や、ウイルス、細菌の一部分を精製して作ったものがほとんどです。

今回のワクチンは、これまでとは全く異なり、核酸であるmRNA(ウイルスの一部である分子の設計図)を使った初めてのものです。

mRNAをワクチンとして接種すると、細胞内でウイルス分子に変換されて、それに対する免疫反応が起きて、抗体が産生されるようになるのです。

mRNAワクチンはこれまでなかったために、人で発症予防効果がいつまで続くかについて長期的に調べた研究はなく、どのような副反応が起こるのかについても十分にはわかっていません。

mRNAワクチンの有用性については、慎重に見極めていく必要があります。

欧米で接種の始まったファイザー社のワクチンについては、臨床研究では90%を超える人で発症抑制効果が認められています。

認可の基準は50%ですから、これは非常に強力な効果です。

さらに驚くべきことに、病原体の一部を使うワクチンでは十分な効果が誘導できないことから、免疫系を活性化させるアジュバントという物質を混ぜ込むのが普通なのですが、今回のワクチンには入っていません。

それにもかかわらず、新型コロナの一部とアジュバントを混ぜたワクチンよりも、抗体を誘導する効果があることが報告されています。

これはmRNAワクチンには、それ自体にアジュバント効果があるからと考えられます。

RNAは、細胞内のTLR7という分子に結合して、免疫を活性化するのです。

このことによってワクチンの効果を高めていると考えられます。

 

・強力なワクチン効果は副反応と表裏


TLR7については、この分子の機能が失われている人では、新型コロナの重症化リスクが非常に高いことが報告されています。

またTLR7を刺激するとウイルスの初期の排除に重要な自然免疫が活性化され、重症化に関わっているサイトカインストームを抑制するレギュラトリーT細胞が増えます。

このことから、mRNAワクチンによる新型コロナの発症抑制効果は、ウイルス特異的な抗体だけではなく、mRNAによる自然免疫の活性化も関わっていると考えられます。

もしそうであれば、この免疫の活性化は一時的なもので、長期間の効果の継続は難しいと思われます。

さらにmRNAの免疫活性を強力に高める作用は、ワクチンの効果を増強すると同時に、副反応のリスクも秘めています。

実際、TLR7を刺激して免疫反応を活性化する物質が、人では皮膚炎症を起こすことや、動物で自己免疫疾患を誘導することが報告されています。

今回のワクチンの治験でみられた副反応は、注射部位の痛み、疲労感、頭痛、悪寒、発熱など軽度から中等度のものでした。

ファイザー社よりモデルナ社のワクチンで、副反応がやや多い傾向がありました。

このような副反応は、一般的なワクチンでもみられるもので、少し頻度が高い程度です。

ただ12月に始まった新型コロナワクチンの接種では、イギリスで2人、アメリカで6人の医療従事者が激しいアレルギー症状であるアナフィラキシー反応を示しました(12月20日現在)。

8人のうちイギリスの2人とアメリカの1人は、過去にアレルギー症状が出たことがあるものの、ほかの5人はこれまで出たことはなかったとのことです。

まだ原因は解明されていませんが、mRNAそのものの免疫を活性化する作用が関わっている可能性は否定できません。

このアナフィラキシーの頻度は、他のワクチンに比べて10倍以上高いものです。

まだ接種が始まったばかりなので、これからも同様の傾向が続くのかはわかりませんが、mRNAワクチンを接種する場合は、免疫の過剰反応には十分気をつける必要があります。

少なくともアナフィラキシーショックなどに対処できる体制を整えたうえで接種をおこなうべきでしょう。

 


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「コロナワクチンに期待しすぎてはいけない」免疫学者が断言する厳しい現実
抗体があっても「再感染」し得る
PRESIDENT 2020/12/27
https://president.jp/articles/-/41706


■英ワクチン開発責任者「集団免疫の獲得は不可能」 テレ朝news 2021/8/12

2021-12-29 05:30:25 | 日記

 


■英ワクチン開発責任者「集団免疫の獲得は不可能」

テレ朝news 2021/8/12

https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000225229.html


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イギリス・オックスフォード大学の新型コロナワクチンの開発責任者がデルタ株の感染拡大によって「ワクチン接種が進んでも集団免疫の獲得は不可能」との認識を示しました。


オックスフォード大学のアンドリュー・ポラード教授は10日、下院議員との会合でワクチン接種を終えた人の間でもデルタ株の感染が広がっている状況を指摘しました。


ポラード教授はこうした状況を踏まえ、ワクチン接種を前提とした集団免疫の獲得について「不可能だ」との認識を示しました。


そのうえで「死亡や入院を防ぐ方法を考えることが重要で焦点を当てるべきだ」と強調しました。


イギリスではすでに成人の75%が2回のワクチン接種を終えていますが、デルタ株の感染拡大もあり連日2万人前後の感染者が出ています。


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英ワクチン開発責任者「集団免疫の獲得は不可能」
テレ朝news 2021/8/12
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000225229.html


■コロナワクチンに対して広がる不安、世界中で「接種受けない」の声 ニューズウィーク(2020.08.17)

2021-12-29 05:30:04 | 日記

 

■コロナワクチンに対して広がる不安、世界中で「接種受けない」の声

ニューズウィーク(2020.08.17)

https://www.cnn.co.jp/fringe/35158251.html


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各国が新型コロナウイルスのワクチン開発を急ぐ中、たとえワクチンが近いうちに利用可能になったとしても、接種は受けないという人が世界中で増えている。


フロリダ州の元看護士、スーザン・ベイリーさん(57)もその1人。

インフルエンザをはじめとする各種の予防接種は毎年必ず受けてきた。


「私はワクチン反対派ではない。子どもは2人ともあらゆるワクチンを受けさせている。

しかし現在の新型コロナウイルスのワクチンは接種しない」とベイリーさんは言い切る。


「私には基礎疾患がある。ワクチンでどんな影響が出るのか、十分に時間をかけた研究を行ってほしい」

トランプ大統領は信頼できないというベイリーさん。


ワクチンについては、世界のトップ級の科学者の見解が一致して、6カ月以上の試験が行われたとしても、それは接種に向けて自らを説得する「始まり」にすぎないと話す。


ベイリーさんのような不安を持つ人は、世界中で相当数を占める。

そうした人たちは、反ワクチン運動のような極端な見解は否定しながらも、新型コロナウイルスのワクチンには重大な懸念を示している。


ワクチンは感染症に対する最も有効な対策で、年間600万人の死を防いでいると科学者は説明する。

ワクチンの安全性は、膨大な量の研究で実証されている。


米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は、新型コロナウイルスのワクチンが普及すればパンデミックを終息させることができると指摘し、医学誌ランセットには、ワクチンはロックダウン(都市封鎖)を完全に終わらせることのできる唯一の手段だとする論文が掲載された。


しかしAP通信と全米世論調査センターが米国で5月に実施した世論調査では、ワクチンの接種を躊躇する、または拒否するという回答が半分を占め、英キングス・カレッジ・ロンドンが英国でこのほど実施した調査でも同じような結果が出た。

 

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■コロナワクチンに対して広がる不安、世界中で「接種受けない」の声
ニューズウィーク(2020.08.17)
https://www.cnn.co.jp/fringe/35158251.html


■米コロナ死者20万人のうち、純粋な“コロナ死”は6%……データの「真相」を辛坊治郎が解説 ニッポン放送 NEWS ONLINE 2020-10-04

2021-12-28 06:41:35 | 日記

 


■米コロナ死者20万人のうち、純粋な“コロナ死”は6%……データの「真相」を辛坊治郎が解説

ニッポン放送 NEWS ONLINE 2020-10-04

https://news.1242.com/article/247677


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キャスターの辛坊治郎氏が9月29日(火)、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。

新型コロナウイルス感染症の死者数の“実際”について解説した。

 

・新型コロナ死者数 アメリカ20万人のうち純粋にコロナが死因の方は6%

 

アメリカのジョンズホプキンス大学が新型コロナウイルスの死者数が世界全体の累計で100万人を超えたことを明らかにした。

亡くなった人が多いのは、アメリカが20万5031人、ブラジルが14万2058人、インドが9万5542人となっている。

また、感染者は世界全体で3300万人にのぼっている。

 

辛坊)ちなみに3か国、アメリカ、ブラジル、インドを合わせて世界の死者の4割以上と。

日本の死者が1500人超ということですけれども。

いまアメリカが20万人ですが、インドの死者は、今年2020年末までにこれを上回って52万人になるだろうというのが、このジョンズホプキンス大学の見通しなのですが、これに関してはいろいろ錯綜した情報も入ってきています。

アメリカにCDCというのがありますね。CDCは、Centers for Disease Control and Prevention、要するにアメリカ疾病予防管理センターというアメリカの公衆衛生の司令塔のようなところがあるのですよ。

基本的にこのアメリカのCDCというところは世界一の権威ですね。

このCDCがつい最近発表したところによると、アメリカの死者20万人なのだけれども、純粋にコロナで亡くなっている方は6%らしいです。

 

増山さやかアナウンサー)このなかのですか?

 

辛坊)ええ。だから、20万人のうちの6%ということは1万2000人くらいで、それ以外の方というのは何かと。

ここが勘違いしてはいけないところだと、CDC自身が言っているのか他が言っているのかわかりませんが、CDCの発表は単に「アメリカの死者のうちの純粋にコロナだけでなくなっている方は6%」という言い方をしています。

だから、純粋にコロナだけで亡くなっている方はアメリカでも1万人と少しなのですが、それ以外の方は糖尿病の方や心臓病の方など他の疾患を持っていらっしゃる方なのですね。

そして、他の疾患を持っている方だから、コロナの死者かと。アメリカではコロナによる死者という風にカウントされていますが。

しかし、6%だから少ないのかと言うと、そうとも言えないのは、それ以外で亡くなった方もコロナがなければ亡くなっていなかった方というのがかなりいらっしゃいますから。

 

・死者数1500人も“陽性”であれば全てカウント

 

辛坊)日本でも実は似たようなことが言えて、日本でもいま1500人ですけれども、これは何度も言っていますが6月の中旬くらいに厚生労働省が日本全国で基準を統一したので、とにかく何の理由で亡くなってもとにかくコロナのPCR検査その他で陽性が出ている方はカウントされる。

死後に陽性が出てカウントというケースもいくつかありました。

とにかくどんな理由で亡くなっても、基本的にコロナに感染していたら、それはコロナ死という風にいまのところ統計上発表するということで、いまの数字ですから。そのうちの実際は微妙なのですよね。

100歳や90歳代という方がいらっしゃるので、そうすると、申し訳ないけれど人間はいつか必ず死ぬ。

人間の死亡率は100%。

だから、コロナがなかったときにどうだったのかということも含めて、この病気はどういう病気なのかということを考えるにあたっての正確な情報が全世界的にあまり流布していないのではないかというのが1つあります。

例えばもしかするとアメリカでかなり死亡者が多いのは、アメリカは肥満の率が日本とはまったく違うのですよ。

 

増山)体格が大きい方は、すごく大きいですものね。

 

辛坊)あと死亡者が多いのはインドとブラジルですが、ブラジルの方がそんなに肥満が多いとは聞いたことないです。

 

増山)そういうイメージがないですよね。

 

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■米コロナ死者20万人のうち、純粋な“コロナ死”は6%……データの「真相」を辛坊治郎が解説
ニッポン放送 NEWS ONLINE 2020-10-04
https://news.1242.com/article/247677