本日は高羽ヶ岳~物見岳を登りました。
長門峡(山口市)から少し走った先に登山口があります。
私が知らなかっただけかもしれませんが
とってもマイナーな山だと思います。
この度は単独ではなく、久しぶりの森林仲間4名。
県中部の山はクマ出没注意ですので
単独よりもずいぶん心強いし
何より楽しいですね ^-^。
高羽ヶ岳登山口。
こりゃあ、分からんわ~ (;´Д`);
12月らしい寒さ。
この辺りは県内でも最も冷える地域のひとつ。
ツルシキミの大群生 ^-^。
登山開始前に「ビックリする木がある」と聞いていました。
その木がコレ!
ブナ ( ゚Д゚)!
イヌブナではございません、ブナっ。
ブナはとくに珍しい木ではないし
山口県内にも標高800m以上で見られますよ。
何がビックリなのかというと
このブナが生えているのは標高618m地点 ( ゚Д゚)
本州最西限の木であろうと思われます。
高羽ヶ岳の山頂が761m
物見岳の山頂が746mと
さほど高い山ではありませんが
道中、何本ものブナが見られました。
それほど冷涼な環境なのでしょう。
とにかく樹種の多い山です。
写真に写っている木は全て樹皮が違う
つまり、全部種類の違う木です ^-^。
樹木の見本園みたい。
巨大なオオウラジロノキ
と、その果実。
学名「マルス」と聞いてピンとくる方もおられると思いますが
リンゴの仲間になります。
なるべく赤く熟しているようなものを選んでかじってみましたが
口全体に猛烈な渋味が広がりました (;´Д`);
リンゴに似た甘みも感じられましたが
渋すぎて、こりゃあ食えないや。
ヤマシグレもたくさん見られました。
ブナ林の林床に多い樹種です。
ネズミモチの葉でデスリングの実験
いや~楽しかったなあ。