うっTと植物たち。

感動の開花

2018年7月20日

その日、ムナカタカノコユリ保存会の会長さんから

大変貴重な実生苗を頂きまして

大切に育ててきました。

 

カノコユリの自生地はこのような感じ。

球根が流通するので珍しい花という印象は薄いですが

カノコユリは極限られた地域にのみ自生する希少種(絶滅危惧種)です。

 

カノコユリは自生する地域によって変異があり
かつては大まかに4タイプに分けられていました。
宗像の自生個体は、甑島タイプとされてきましたが

平成22・23年に実態調査(DNA鑑定)で
固有のDNAをもつことが確認されたのでした ^-^;

カノコユリ(宗像固有)

これをきっかけに、宗像固有系統の保存と増殖が始まりました。

ちなみに、ムナカタカノコユリの自生地は

その全てが個人の敷地内ですので自生地での姿をみることはできません。
昔は山林などで、たくさんみられたそうですが・・

 

↓自宅(本日の写真)

実生苗からですので、開花までにずいぶん年数がかかりましたが

その分、感動は大きいです ^―^。

 

ムナカタカノコユリの花にはチョコレート様の強い香りがあります。

いまのところ2輪咲いていますが

これだけで庭中が甘い香りに包まれるほどです。

ヤマユリほど強烈なものではありませんが ^―^;

 

 

栃の葉書房様「趣味の山野草」8月号、発売中 \(^o^)/

私の連載は野生ランについて書かせて頂きました。

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