見ごろは5月中旬なので諦めていたのですが・・
普賢岳から霧氷沢へ降りた岩場に咲いていました~(涙)。

分かり難いですが、ヒカゲツツジです!
この辺りは風穴がたくさんあり
一帯はかなり気温が低くなっています。
おそらくその関係で花が残っていたのでしょうね。

ヒカゲツツジは、ほとんどの場合
切り立った崖や岩場に生えます。
つまり人が近づけないようなデンジャラスな場所ばかり。。
しかし、霧氷沢では大岩を降りることができるので
すぐ近くで花を楽しむことができましたよ。
幸運でした♪

ヒカゲ・・とはいえ、かなり明るい場所にも生えています。
透き通るような緑がかった薄黄の花色は独特で
大変美しいツツジです ^-^。
シャクナゲに近い種とされています。
普賢岳山頂を降り、仁田峠へ向かう足元には
たくさんの「ツクシマムシグサ」

しかし決まって山側を向いて咲いています;
理由は不明ですが、直射日光が当たるのを避けているのかな!?
白っぽい部分は半透明で透けています。
これも私たちには分からない、何か意味があるのでしょうね。

褐色のバージョンも。
そして、ひと株しかみつけられなかった「赤花」


これはかなりキレイでしたね~。
数は少ないですが

キリシマテンナンショウも。

非常に珍しい1属1種の「ヤマグルマ」
岩場や崖に張り付いています。
雲仙岳はぐるっと縦走すればかなりキツイ山ですが
圧巻の景色が楽しめます ^-^。
野草の種類も多く、植物好きにはたまりませんよ~。