ああ・・会報誌が次々とデジタルに変わっています (;´Д`);
手元に紙の会報誌が届かないと何か寂しい・・
会報誌もだけど、そのうち紙の本も無くなってしまうんだろうなあ・・
もちろんネットは便利で何か調べようってときに
すぐに回答を得ることができるけど
それで満足して、意外と頭に残っていないことが多いです(私は)
本などはじっくり何度も読む習慣があるからかなあ・・
自然とけっこう頭に残ってる。
これも本の良いところかな。
こんなことを書いていると
時代遅れの人間だ~なんて思われるかもしれませんが ^-^;
それでね、自宅の書斎には植物関連の古い本がずらっと並んでる。
牧野博士みたいに床が抜けるほどではありませんけどね(汗)。
元職場の大先輩から(終活で)譲り受けたガーデンライフなんて宝物ですよ。
とくに頻繁に読む植物誌は約60年前に出版されたものですが
これが今もなお、自生地探訪において非常に役立っているんですよ。
おおっと、楽しみにしていた会報誌がこの度デジタル化しちゃったので
思わず長々と書いてしまいました。。
笠山(山口県萩市)の海岸林にて
昨日のブログの続きで、しつこくタチドコロ探しに寄りました ^-^;
↑なんか、かなりそれっぽいですが
きっとカエデドコロでしょう。
葉型は変異がありますからねえ。。
笠山ではむちゃ普通に見られるタンキリマメ
開花期は夏から秋と長いので
最初のころに咲いたのに実がなって
開花期後半は、花と実が同時にみられます。
暖地性のツル、サカキカズラ
そして、恐怖のラーメンことネナシカズラ。
ヒルガオ科の完全寄生植物。
(ほぼ)光合成もしないで他人から栄養分を強奪して生きてます ^-^;
こやつは何を宿主としているのか、すごい繁茂していました。。
でもね!ネナシカズラよりも、もっと猛威を振るっているモンスターが
笠山の海岸にはいます ( ゚Д゚);
それが・・
アメリカネナシカズラ (;´Д`);
ここでは主にハマゴウに寄生しています。
これに寄生されたら、あの強健ハマゴウがゲッソリ衰弱しちゃって
見ていて可哀想になってくる。
うへ~
あんまりのんびりしていたら私にも絡みついて来そうで怖いわ (;´Д`);
ちなみに、アメリカネナシカズラは要注意外来生物に指定されています。
こんな花
しかし、面白いことにこの恐怖の寄生植物に寄生する生き物がいるわけで。
マダラケシツブゾウムシという昆虫が形成する虫コブ
近年、非常に面白い研究発表がありましたよ。
富山大学のHPに掲載されています ^-^。