紅葉狩 クレヨンは先が尖っていないのでどこが紙についているのかさっぱりわからない。中々字がととなわない。 難しい。
毛曩炎で教室を一回休んだ。
今回は何をやるんだろう。
いろいろ謡本を選んで持って行ったつもりだが。
今日は紅葉狩りです。
といわれてビックリ。
頭になかったので準備してこなかった。
今日も先生の本をお借りした。
紅葉狩りとはよく上演される曲だ。
鹿狩りに出かけた平維茂(たいらのこれもち)が数人の侍女を連れた上臈(じょうろう)が幕を張って宴を開いていた。維茂は邪魔をしてはとそっと通り過ぎようとした。ところが女が出て来て無理やり宴にさそった。
酔っぱらった維茂はその場で寝てしまった。
これを見た女たちは姿をけしてしまった。維茂は何もない野原で寝ていたのである。夢の中で石清水八幡の御神託を授かった。
今いた女はこの山の鬼女であるからすぐ逃げるようと言われ、驚いた維茂は飛び起きて・・・・・・。
この最後の部分を今度敬老の日に大勢の前で披露することになった。
先生のお話
この前大会があり参加したところ、本来なら無本でやるところを本を見ながら謡っていた。仕舞の地を一人でそれも本を見ながら謡っていた。
足が悪い人ばかりで椅子に座って高見台(謡本を載せる台)使っていた。
という話だった。
謡をやる人が少なくなって高齢化で足が悪い人ばかりになったとのこと。
若い人は謡をやらないのである。その内謡をやる人がいなくなるのか・・・。
伝統文化を伝えていく人がいなくなってしまうのだろうか。
何故か近頃耳の状態が良くなったのか、大きな声で謡っても不思議、隣の人の声が聞こえるようになった。
それで思い切って大きな声が出せるようになった。
自分でも信じられない、どうなったのだろう。
へそ曲がり台風6号はどうやら朝鮮の方に行ったようだ。