亀の川登

難聴に苦しむ男の日記帳。

尾山神社の菊桜は花盛り

2012-05-08 | 散歩道

桜の花も終焉を迎えましたが、ここ尾山神社は今が花盛り。

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        尾山神社菊桜の由緒  (尾山神社立札より)

兼六園内の千歳橋付近にあった桜は、もと「御所桜」といわれ、江戸時代後期に京都御所から前田家に下賜されたと伝えられ、昭和3年に国の天然記念物に指定されました。この桜は、兼六園一というより日本一の兼六園菊桜です。

天然記念物の兼六園菊桜は、昭和45年枯死致しましたが、昭和10年頃の積雪により折れた枝を、時の兼六園園丁であった田中大三郎さんが、涌波町の田上清勝さんに接ぎ木を依頼し、これが成功しました。そして育てれられた菊桜の枝を、友人である笠舞町の西野安松さんが山桜に接ぎ木し、昭和59年秋に私が西野さんから譲り受け大切に育ててきました。名木を守り継いで70年、下賜された前田家にお返しするために加賀藩初代藩主前田利家公を始め、歴代藩主諸公を奉斎するこの尾山神社に、宮司の許可を得て2本の菊桜を寄進することとなりました。この菊桜は、300枚を優に越える花弁を付けるのが1番の特徴です。二つ目の特徴は、開花から落花までの間に、花の色を3回変える事です。始めは深紅、咲き始めると薄紅となり、落花のときは白く変わり、最後は花弁が散るのではなく、柄を付けたまま落下します。

花弁は、4月20日頃に蕾が膨らみ始め、月末に満開となり、5月中旬まで残花が見られます。

献木者 池田 信彦

平成15年2月27日

    天然記念物兼六園菊桜

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「これは日本でここでしか見られない珍しい桜です」とガイドさんが言っていた。

兼六園の菊桜はすっかり萎れてしまいました。

桜は花弁が散るが、菊桜は根元から落ちるのでまだ確り木に残っていて下はきれいです。

              明治紀念之標

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これは、西南戦争で戦死した石川県の出征兵士390人の御霊が祀られています。

日本武尊は九州の豪族を滅ぼしたという謂れがあることから この銅像が建てられたらしい。

「皆さん、この土台の石がなぜ崩れないのか分かりますか。これは、三竦みといって仲の悪い蛇、なめくじ、カエルがお互い牽制し合っているからです。皆さん、この三匹がどこにいるか分かりますか」

Photo

は真ん中の〝明治紀念の標″書かれた右上にいます(丸印)。左はなめくじ(丸印)です。なめくじは怒ると大きく口を開くそうです。カエルは下から二番目の石・・・・・」どの石かは私には確認できませんでした。

        

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
面白い桜ですね。丸くてボンボリのようです。 (都月満夫)
2012-05-10 12:45:36
面白い桜ですね。丸くてボンボリのようです。
日本一ですか^^
したっけ。
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