亀の川登

難聴に苦しむ男の日記帳。

煩悩

2016-12-31 | 日記

除夜の鐘は百八の煩悩を除去するために撞くのだそうです。

人には百八つの煩悩があるそうです。

その煩悩とは何だろう。

辞書には「衆生の心身をわずらわし悩ませる一切の妄念。貧・痴・慢・疑・見を根本とするが、その種類は多く、『百八煩悩』『八万四千の煩悩』などといわれる。煩悩を断じた境地が悟りである。」と書いてある。仏教用語は難しくてよく分からないが、要するに心の悩みと言うことか。

梵鐘は坊主が撞くものと言うことはありません。金沢にはどうぞ誰でもご自由に撞いてくださいと言うお寺が有る。除夜の鐘もお寺の坊主が撞く物とは限りません。一般の人が撞いている所もあるとか。

尾山神社の神門にはこんな大きなまるがある。

直径は約3.1mあるそうで、その昔、兼六園にあった大きな石燈籠、その燈籠がたおれた際、その笠石の下敷きになって死人が出た。

その笠石に罪を償わせるため現在地に据えて参拝者の足に踏ませるようにした。

この大きなまるの下には石燈籠の笠石が埋まっている。尾山神社に行ったら私たちの煩悩を背負っていってくれる笠石に感謝しよう。これは煩悩と言わないのか。

ブログとは難しいものですね。今年も書いては消し書いては消し、煩悩の多い年でくれそうです。

 

 


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