旅の恥はかきすてです

旅行が好きです。
いままで行った国は41、都市は160以上。
世界遺産は140以上!
そんな旅行を書いていきます。

3日目 午前アマルフィ、午後マテーラ

2011-12-27 | 2011年12月 イタリア旅行

前に書いたが、せっかくの南イタリアなんで、昔から行きたかった世界遺産のマテーラとアルベロベッロに行きたいと思って、調べた。
ガイドにはそこらへんの移動のことは書いていない。
近いと思ってたけど、ネットで調べたところ、南イタリアだけど西の端と東の端なんで結構時間かかるらしい。
あまり便利な交通機関はないようだ。
サレルノからフェデランティーナまで国鉄で2時間半、そこからマテーラ行きのバスが出ていて、約40分。
1日に2本だけつながるらしい。
これで行けるから、これで行くことにした。
しかし、マテーラ行きのバスに乗り遅れるようだと、この計画はオジャンに。時間は以下。

サレルノ発 フェッランディーナ"FERRANDINA"着(列車 or バス)  マテーラ(バス)
11:35 ― 14:04           14:30 ― 15:08
12:45 ― 15:16           15:30 ― 16:08

冬のイタリアは、朝7時ぐらいから明るくなり始める。
去年のスペインは8時頃からだった。
それに比べると早いが。。。
朝は朝食の時間まで、お散歩。
海岸線を歩き、海から朝日が昇るのを埠頭の先の特等席で見る。
きれいでした。

宿に戻って朝食を食べて、たらたらしてたらあっという間に時間です。
気に行ったホテルをチェックアウトし、少し早めにバス停に。
今度は5月ぐらいにゆっくり時間をとって、船でポタジーノとか、シチリアや、青の洞窟とかにも行ってみたい。
もちろんホテルは同じLidoMareで。
まあ、無理だと思うけど。。。いろんな意味で。。。
昨日食べた美味しかったジェラード屋で、朝だけどまたジェラード食べたかったけど、開いてなかったんであきらめて10時発のバスに乗り込む。
昨日と同じ海岸線を下っていく。
サレルノに着いて、自動販売機でチケットを買ったことは買った。
しかし、サレルノ-フェデランティーナは、時間によってバスだったり、電車だったり、途中からバスになったり、いろんなパターンがあるらしい。
こういうダイヤって、日本では考えれないけど。
どうやらこの時間はバスらしいが、よくわからない。
時間が無くなってくる。。。
駅の前に、国鉄マークのバスが止まっていたので、聞いたらこれだった。
ほっとしてのりこむ。
バスは満席のようだった。
そうしてバスは出発。
おもいもかけず、バスからは素晴らしい風景が広がっていた。
緑の広大な畑の中に茶色い家がポツンとあったり、冬の枯れた茶色い木々が続いていたり。
そんなイタリアらしい風景が延々につづいた。
ウォークマンで音楽を聴きながら、窓から素晴らしい風景を見て、バスは進む。
こういう瞬間があるから、旅は止められない。

しかし、バスは運転手さんが珍しく(?)安全第一な人のようだし、前のトラックがのろのろつかえていて、結構進みが遅かった。
案の定、14時に着くはずが30分遅れて駅前に着く。
バスは14時半らしい。
つなぎのバスは待っていてくれるようだ,とWebには書いてあったけど、いっちゃったりして。
旅の恥はかき捨ての私は、バスを降りて運転手さんに「マテーラ、マテーラ」と叫ぶ。
一緒に降りた女性が。「ここにバスが来るわよ」みたいな感じで言ってくれた。
ちょっと待つと、「Matera」と出ているバスが来る。
チケットを買っていなかった私は、運転手さんにその旨を伝えると、駅前のBarで売ってるからと言われて、出発を待ってもらってダッシュで買って来てのりこんだ。
あ~、一番心配していた移動のつなぎはうまくいったよ~と、ほっとする。

マテーラについたが、本日泊まるホテルがどこにあるのかが分からなかった。
旧市街のSassiの中にあるんだけど、ガイドによるとSassiまでは距離があようだったので、タクシーで行くことにした。
今回、2度タクシーを使った。
ホテルに着くと、そこは期待していた通りの風景があった。
ホテルからは、Sassiの風景が見渡せた。
この洞窟ホテルは、トルコのギョレメの洞窟ホテルと雰囲気が似ている。
まあ、どちらも岩をくりぬいた洞窟を利用しているしね。似るはずだ。
Sassiの風景も、やはり洞窟の風景なので、似ているところもあるかな。
マテーラは加工した洞窟住居が密集していて、洞窟住居自体が風景になっている。
ギョレメは、広大な風景の中に洞窟住居がある。周りの自然と洞窟住居が風景になっている。

ガイドには、2Pぐらいあったかな?
あまり観光について知識がなかったので、着いた日はドゥオーモを目指してSassiの中歩く。
階段を上って、下がる。
実はSassiの外側の道を歩けば、洞窟教会とかを見に行けたらしい。
ドゥオーモは高台にある。しかし、鉄柵で囲まれていて、中には入れなかった。
特に当てもなく、Sassiの中をふらふらと散策。
昔のSassiの貯水層を入場料を払って、見学した。
期待はしてなかったが、すごい大きな岩をくりぬいたような貯水層で、すごかった。
この施設はガイドには書いてなかったな。書いてくれればいいのに。ガイドにないと見逃すかも。

出発の直前にホテルのHPを探して見てみたら、青の洞窟のような室内プールがあるとの情報を見ていて、結構プール好きの私は絶対入ろうと思っていた。
ホテルに戻って、食事(7時に入って、9時から予約しておいた。)の前にの前にプールに入る。
10ユーロです。
プールは、ほんとに写真のようにきれいでした。
真ん中が洞窟風に狭くなってるけど、全長25mぐらいあるかな?
今回もゴーグルを持ってきて、本気で泳ぐ,と言っても疲れを残さないように3週ぐらいでやめたけど。
そのほかにジャグジーや、サウナ、ライトの色があるヒーリングルームもたいなのもあったけど、時間がないので使いませんでした。

適当に髪を乾かして、一応化粧して、レストランへ。
夜のマテーラは、ライトアップされていて、幻想的。
写真を撮りに、再度ドゥオーモへ。ちょっと怖かったけど。
ドゥオーモからの昼と違って、きれいでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする