ブログぼおりゅう♥りき 傍流にも力あり

漫画家ぼおりゅう?りきのマンガやイラスト、ミニ旅日記など

海岸線ギリギリをやってくる列車を撮り鉄するワシ…『いらすと版てつだび~いんぐ』JR日高本線新冠駅付近

2012-10-04 11:05:18 | いらすと版てつたび~いんぐ&ぼ絵ム
 このイラストは、当ブログにある『おもいでの各駅停車ぶらり旅』の写真を撮り鉄していたときのイメージです。このカテゴリー内の何ヶ月か前にありますので、よかったら捜して下さい。
 当時はシャッターのタイミングがワンテンポずれるコンパクトカメラを使っており、撮りたい構図に列車がやってくるよりもわざと早めに押さなくてはなりませんでした。
 それを目測でやるわけですが、「もし失敗したら…」というあまりの緊張ぶりに、よく後で指がしびれてしまったものです。
 そういえばこのとき、左30メートルくらいのところでも撮り鉄している人が2人ぐらいいました。その人たちはもちろん高そうな一眼レフを使っており、ワシはなんとなく恥ずかしくて30メートルの距離をとったのだとおもいます。

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ぼ絵ムの5、なんだか旅に出たくなるようなちょうど今ごろの…『秋の空』でございます

2012-09-22 00:00:35 | いらすと版てつたび~いんぐ&ぼ絵ム

  秋の空

 ぼくらは 窓から外を見ている

 空は青く澄みわたり

 風がざあ~っと 吹いている

 頭の上から雲がやってきて

 すごい速さで駆けぬけていく

 そいつを影が追っていく

 ぼくらは ぼんやりながめている

  (1978年)
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新企画! いらすと版てつたび~いんぐ/久大本線天ケ瀬温泉駅付近

2012-09-21 12:28:55 | いらすと版てつたび~いんぐ&ぼ絵ム
 予定が書き込んである当時のカレンダーを見ると、2006年9月上旬のこと。マンガ『各駅停車ぶらり旅』の取材で『青春18きっぷ』『ムーンライトながら』それに大分~大阪のフェリーなどを使って瀬戸内海沿いの呉線(追加撮り鉄)と九州の久大本線に行きました。

 久大本線では河童の形をした駅舎の田主丸や、古い町並みの残る筑後吉井で下車。その次に下りた駅は天ケ瀬温泉駅でした。
 もちろん目的はよく雑誌などに載っている、河原の大きな露天風呂。が、この日は修復中か何かなのか、青いビニールシートに覆われていて入湯不可能。
 なので向こう岸の“駐車場のすみっこにある露天の”小さな共同浴場に入ったのでした。そこでは先客の地元(たぶん)のおじいさんが、ワシにはまったくわからない方言で(ごるばちょふ…などと聞こえた)何かを説明して風呂を上がっていきました。
 ワシとしては「ああ、ど~も~…」ってな感じでテキトーに愛想笑いして送り出したわけですが、おそらく「お湯が熱かったらこのパイプを開けて水を出してうめるといい。でも風呂から上がるときはまたもとに戻しておくように」という意味だったのでしょう。
 最近は高校生などの口からは、どこへ行っても標準語、というよりは“テレビで話されている言葉”ばかり聞きますが、このように前後の状況などから推測しなければわからないほどの方言を聞くと、正直、うれしいですね。

 イラストは天ケ瀬温泉駅近くの鉄橋で撮り鉄をしていたときのイメージです。
 
 
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ぼ絵ムの5、なぜか歌詞のようでございます…『お馬のおかあさん』

2012-09-01 11:13:18 | いらすと版てつたび~いんぐ&ぼ絵ム
 
    お馬のおかあさん

  雪のなか

  おなかの大きい お馬がね

  おかあさんになる日を 待っている

  しんしんしんしん しんしんしん


  花が咲く

  春の日 子馬が生まれたよ

  おかあさんといっしょに 歩いてる

  ポコポコポコポコ ポコポンポン


  あつい夏 
 
  子馬は友だちと あそぶよ

  おかあさん笑って 見ているよ

  ニコニコニコニコ ニコニコニン


  もみじの秋

  子馬はどこかへ つれていかれ

  おかあさん ずーっと泣いてたよ

  しくしくしくしく しくしくしん


  また雪が

  おかあさん馬に 降っている
  
  ことしもおなかが 大きいよ

  来年も子馬が 生まれるよ……

   (1998年頃)
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久々登場のぼ絵ムの4、詩は30年以上前、絵は10年位前の『夜の列車のなかで』でございます

2012-08-12 11:20:04 | いらすと版てつたび~いんぐ&ぼ絵ム
  夜の列車のなかで

 風を浴びる

 汽笛が響く

 町の灯りが遠くに見える

 とても淋しくなってくる



 列車止まる

 静寂が来る

 外は霧雨が降っている

 とても淋しくなってくる



 発車の音

 ドアが閉まる

 列車は再び走り出す

 たまらなく淋しいのだけれど

 しばらくこのままでいたいと思う

 
 (1978年・イラストは2000年代前半頃)
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