ブログぼおりゅう♥りき 傍流にも力あり

漫画家ぼおりゅう?りきのマンガやイラスト、ミニ旅日記など

準エロ3部作第3弾は ある中年教師の“仮面の告白”…うろおぼえマイマンガ『快感放浪記・イメクラ編』

2012-06-23 16:32:35 | うろおぼえマイマンガ
 月刊『週漫スペシャル』(芳文社)掲載 2000年前後作品 全14頁

 45歳で生活指導担当の独身高校教師である黒木は「今月の目標・日々をクソ真面目に生きよう」と黒板にデカデカと書くほどの堅物であった。部活では女子バレーボールの部長。ここでも甘ったれた女子高生の根性を日々、叩きのめしている。もちろん生徒からはおもいっきりの嫌われ者だ。が、彼は思う。「それでよい。私のような者がいなければ学校は成り立たないのだ」

 が、彼には“裏の顔”があった。月に一度、地元ではマズいので往復5時間かけて歌舞伎町に出かけて行き、金で女の子をナンパしてHビデオ自画撮りしていたのだ。そのコレクション、実に70本!「だって毎日ピチピチの女子高生を見てりゃムラムラするのは当たり前。教え子に手を出すよりはずっとマシでしょうが!」と彼はひとりごちる。
 彼には“わいせつ事件で処分された教師”の新聞記事をファイルするというコレクションもあった。“人のふり見てわがふり直せ”…、それならばよかった。だが彼の場合、次第に同業である彼らわいせつ教師に「負けたくない」という気持ちがマグマのようにふつふつとたぎってきてしまったのである!「金にまかせて女の子を買っているなんていわばわいせつのド素人だ。私はこのファイルに集めた事件を捕まることなくすべて再現してみせる。表の顔は厳格な生活指導担当教師、しかし裏ではわいせつ王。その矛盾も私なら可能なのだ!」このとき、彼はすでに“壊れて”いたのであろう。

 翌月から月一度の買春を止め、“わいせつ実行”をはじめた黒木。あんなことも、こんなことも、また、こ~んなヘンなことまでも! 彼は自宅でパンツ一丁に段ボールで自作したベルトを締めて叫ぶ。「私はわいせつ教師統一ヘビー級チャンピオンだ!」
 しかし…彼は心の底にむなしさを感じていた。これは何なのだろう…「はっ、そうか、ファイルした事件の彼らと違って私の“作品”は○○○○○○○なのだ。となれば…」

 …数時間後、黒木は“警察署”にいた。が、彼を取り調べする“婦警さん”は、このあと6ページにわたっていろんなことをするほどとんでもないスキモノだったのである! いったいなぜ? カンのいい読者であるならばだいたい察しがつくであろう。だがラストにはさらにもうひとひねりしてあるのである…。

 なおこのシリーズはフィクションであり、実在の人物・団体名その他とは一切関係ありません。
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準エロ3部作第2弾は特異な性癖の28歳バツイチ…うろおぼえマイマンガ『快感放浪記・男女交際誌編』

2012-06-22 12:21:24 | うろおぼえマイマンガ
 月刊『週漫スペシャル』(芳文社)掲載 2000年前後作品 全14ページ

 彼女ナシ、29歳の独身サラリーマン・村田くんはスポーツ紙で見つけた男女交際誌に興味を持ち、さっそく会員になってみることに。
 システムは当ブログ『フースケくん千人斬り』にも出て来たように、メッセージが載っている人に手紙を出して、それを1通500円で編集部に回送してもらう、というものである。現在ほどケータイが普及していない頃の話だ。

 村田くんは写真入りで20歳前後の若くてかわいい子などという危険な高望みなどはぜず、金がないのでエンコーもパス。
 といって特に熟女好みでもないし、30歳前後ならばなんとかなるのでは…、と、そのあたりをみつくろって何通か手紙を書いた。自分の書いた手紙がそっくりそのまんま送り返されたりしたものの、1通には会ってもいい、と電話番号まで書いてあった! Yさんという、28歳のバツイチOLである。さっそく連絡をとり、次の土曜日に会うことに。
 村田くんはカレンダーに赤マジックで印をつけ、3回はしたいのでそれまで毎日精のつくものを食べることを決意。また、アクロバット体位に備えて入念にストレッチを続けることにした…。

 そして土曜日。現れたのは28歳という年齢の割には少々落ち着いてみえる女性。もしかしたら多少年齢をサバよんでいるかもしれないが、スレンダーな美人であった! 2人はワインを飲みながら食事して談笑。が、村田くんの頭の中は会話とは別に、1回めのフィニッシュの体位はアレで、2回目はどうすっかな~、なんてことをいっしょうけんめい考えていたのである。
 しばらくして舞台はラブホへ。これより5ページ半にわたって2人はいろんなことをするのだが、Yさんにはなんと“○○に○○を○○られるのが好き”という特異な性癖をもっていたのである! 愛すべき村田くんの運命やいかに?  
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女性向けショートホラー、作者に忘れられていたもう1本! うろおぼえマイマンガ『過去たちの明かり』

2012-06-21 12:00:39 | うろおぼえマイマンガ
 『スペクター』(芳文社)掲載 1990年代前半頃作品 全13ページ

 ある年の初夏、主人公の少年は姉とおばあちゃんと共に、近くの小川に蛍を見に出かけた。少年にとってそれは初めてみる、幻想的な風景であった。「一緒に蛍を見るのもっこれが最後かもしれんなぁ」そう言っていたおばあちゃんは次の冬に亡くなった。
 そしてまた、夏。お盆に帰ってきたご先祖様を送り返す行事、灯籠流しに姉と弟は出かけた。そこに蛍の明かりが、ひとつ。少年はそれを追いかけて、誰もいない河原にやってきてしまった。そこにまた、蛍がひとつ、またひとつ…。それはもう、まるで人魂のようであった。そして…。

 作者がすっかり忘れていたショートホラー。自分でいうのも何だが案外、叙情的な作品である。
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準エロ3部作第1弾は30代素人人妻… うろおぼえマイマンガ『快感放浪記・人妻伝言ダイヤル編』

2012-06-15 12:44:48 | うろおぼえマイマンガ
 月刊『週漫スペシャル』(芳文社)掲載 2000年前後作品 全13ページ

 29歳の売れないエロ漫画家の丸尾くんは雑誌の広告を見て、当時流行っていた伝言ダイヤルを久々にやってみた。もちろんエンコー目当ての女子高生はパス。狙いは人妻である。彼は以前、小太りのオバさんではあったが、素人人妻と“成功”したこともあるのだ。
 自分のメッセージ録音してから数時間後。2件のメッセージが入っていた。1件はいいかげんな声と話し方であり、明らかにサクラとみられる。
 が、もう1件は少々おどおどした声で30代の、どうやら本物の素人人妻らしいのだ。「夫はいい人なのですが何かものたりないのです」丸尾くんはさっそくその人に自分の連絡先を教え、会うことに。
 その日は雨であった。現れたのは以前、成功したオバさんとは比較にならないくらい、美しい人であった。丸尾くんはイラストレーターだとウソ、いやカッコをつけて喫茶店で軽く談笑。が、股間はとっくにモッコリしていたのである!
 30分後、2人は雨の中、ラブホへ向った。そしてこの先なんと7ページにわたって2人は、いろんなことをするのであった…。

 なおイラストは自粛してボカシを入れました。
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『ワシプロファン』が載ってるオムニバス単行本はコレ! うろ…漫画おまけ『プロレスおっかけ日誌』

2012-06-02 17:51:14 | うろおぼえマイマンガ
 ワシの『ワシはプロのプロレスファン』が載ってるオムニバス単行本はコレでございます。
 黄色の線で囲んだところにワシの名前が書いてあります。東京タワーと重なって見づらいですが…。
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