ブログぼおりゅう♥りき 傍流にも力あり

漫画家ぼおりゅう?りきのマンガやイラスト、ミニ旅日記など

温泉ものは、いろんなところでやっとります…うろおぼえマイマンガ『おすすめ温泉珍道中』『

2012-07-03 14:52:35 | うろおぼえマイマンガ
 月刊、もしくは隔月刊『漫画大衆』(双葉社)掲載 2002年作品 3ページをたぶん2回

 『風流温泉ひとり旅』と、ほとんど同じような温泉マンガ。『TVチャンピオン・温泉通選手権』堂々の第3位に輝いた直後の作品である。
 が、急に掲載が決まり、また予算もなかった(取材費ゼロ)ため、1回めはその直前に取材でなくたまたま『青春18きっぷ』が1日分残っていたために行っていた中央本線・勝沼ぶどう卿駅ちかくの温泉になっている。
 2回目は次の『18きっぷ』と『ムーンライトえちご』を利用して福島県の蔵の街・喜多方編である。
 3回めがあったのかどうかは、定かでない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

全国の女性の活躍を真面目にレポート… うろおぼえマイマンガ『レッツトライ! JA女性組織』

2012-07-02 12:30:20 | うろおぼえマイマンガ
 月刊『家の光』(家の光協会)掲載 2002年~2004年作品 4ページをたぶん24回連載

 知らない人に『家の光』といいうと「宗教ですか」と、編集さんは必ず間違わられるというが、大正時代から続く、由緒正しい農家の女性向けの雑誌である。宗教でなくて農協(JA)なのだ。ちなみに“家の光”とは、うろおぼえで恐縮ではあるが、家庭の重要な“お母さん”というような意味たったと記憶している。
 その全国のJA女性部のお母さん方の活動をマンガでわかりやすく紹介していくという連載が本作品なのである。
 取材時にはありがたくも越前そばや土佐の皿鉢料理などをごちそうになったりした。
 また、自腹で一日分取材費を足して当時連載中の『各駅停車ぶらり旅』の取材も4~5回ではあるが追加取材したものである。
 もっとも本作品の取材先が直前まで決まらなかったため、何かと慌ただしい時期ではあった。

 しかし本作品は別のペンネームで描いているのである。ちょうど同時期に『アサヒ芸能』でフースケくんが活躍する連載をしていたため、「名前を変えてくれませんか」と言われたのだ。
 フースケくんはわが“親友”であり ぼお作品のエースであるし、『アサ芸』はいろんな意味で素晴らしい雑誌である。
 が、二つの雑誌の方向性はまったくの正反対であり、無理もないので女性向けホラー漫画や後に詩の賞を貰ったりしたときに使っている別のペンネームになったのだ。別に悪いことをしているわけではないのだが、もう10年も経つから“時効”であろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『風流温泉』と似たような作品、が、連載中に現実の大勝負! うろおぼえマイマンガ『風流道をゆく』

2012-06-29 15:10:13 | うろおぼえマイマンガ
 週刊『漫画ゴラク』(日本文芸社)掲載 2001年~2002年作品 1回あたり2~4ページを12回(13回目もあったかもしんない)

 『風流温泉ひとり旅』に続っく作品。テーマは温泉の代わりに毎回作者が“風流なもの”として立ち食いそば、渓谷、石仏、メンコなどを扱う。そして担当の若い女性編集者・亜依に講義する、というような、かつての“中継ぎ漫画”『マルポ・コーロ』と大差ないものである。
 が、連載途中で作者本人が『テレビチャンピオン・温泉通選手権』に出場することになり、時代が動くかとおもわれた! 
 第8話では実在の人物である“勉強のプロ”Yさんと『人間の証明』であまりにも有名な霧積温泉に温泉の勉強合宿をすることになる。そしてこの回に登場する弘一浪(こういちろう)という白い犬がなかなか感動的なことをしてくれるのだが、この犬が本当にいたのかどうか、11年が過ぎた今となっては作者にもはっきりわからない。

 なお『テレビチャンピオン』は栄光の第3位に輝くが、けっきょく“時代”は動かず、やがて『風流道』もひっそりと終了した。
 今となっては担当・亜依も、本当にいたのかどうか、はなはだ記憶があいまいである…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガニマタの帝王に挑む美少年! うろおぼえマイマンガ『大日本中学すもう部 アライ先生2』

2012-06-28 14:59:45 | うろおぼえマイマンガ
 月刊『少年ガンガン』(エニッックス)掲載 たぶん1991年作品 全20ページ

 大日本中学の教室にはいつのまにか土俵がつくられており、壁には『常在土俵』とでかでかと張り紙がしてあった。男子生徒は全員、強制的にすもう部に入部させられている。そしていまも理科だというのに男子は全員、マワシ姿で蹲踞をしてアライ先生の授業を受けてるのだ。
 そんな教室に転校生がやってきた。ゲイのひろみがひとめ惚れした美少年、それが皿田激怒(さらだげきど)である。彼は第1話でカッコつけて登場したとたんにアライに重傷を負わされ、いまも入院中の皿田先生の弟であり、その復讐のために転校してきたのである。
 大日本中学に君臨する独裁者アライに、たったひとりで立ち向かうヤツがついに現れた! しかしアライは強いぞ。どうなる、激怒!

 当時のタイトルは『大日本中学すもう部アライ先生』で第1話と同じであるが、創刊号ではいちおう完結した読み切りであったので、2ヶ月後ぐらいのに掲載された本作品はここでは『2』とすることにした。
 少年誌なのに第1話の主人公はオッサンであるアライであったので人気がとれなかったため? 第2話では美少年の激怒を主人公にもってきたとおもわれるが、今回もまた、「ぼうりゅう先生(作者注・ぼおりゅうだってば!)に励ましのおたよりを出そう」と欄外に書いてるにもかかわらず、当時の少年少女からそんなものは一通も来なかったのであった…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

作者、“学園暴力ギャグ漫画時代”のフィナーレ? うろおぼえマイマンガ『大日本中学すもう部アライ先生』

2012-06-25 12:54:08 | うろおぼえマイマンガ
 月刊『少年ガンガン』(エニックス)創刊号掲載 たぶん1991年作品 全24ページ

 1990年代初頭。地球から遠く離れたA78星雲アライ星に、受信料を払わずにNHK衛星放送で大相撲をテレビ観戦しているオヤジがいた! この人こそ、常に4メートル以上股を広げているタワシ頭の、アライである。
「相撲界も若貴をはじめ、若いもんが活躍して、将来が楽しみだでぇ」と宇宙ステーション内でごきげんで四股を踏むアライ。「ところがそうでもないのよ、お父さん」なんとこんなアライにも奥さんがいたのである。奥さんはビジョンのスイッチを入れ、「このグラフのように日本人の子供の体力は年々落ちているんです。しかも出生率も落ちる一方。当然、相撲界にも有力な人材が少なくなるわね」まるで現在の、外国人ばかりになって見る気がしなくなった状態を予言したかのようなセリフである。
「あんだってえ! 大好きな相撲がそんな危機だとは…オレがなんとかしなくっちゃよォ! よ~しオレが地球に行ってダラけた日本のガキを鍛え直してやんべぇよお!」アライ、遠く離れた宇宙生まれのはずなのになぜか言葉は東京の三多摩地区のものと酷似している。
「そんな…お仕事はどうするんですか?」「そんなもんは一年間、休職だよォ!」ドーン、ドーン、と4メートル以上股を広げて出かけるアライ。なお、アライが地元でどんな職業についていたのかは20年以上が経過した現在でも一切、不明である。

 東京・大日本中学。この日は入学式であった。ゲイである新入生美少年・ひろみは担任として校長に紹介された美青年教師・皿田(サラダ)に「あの人になら“処女”を捧げてもいいわ!」と一目惚れ。
 が、そのとき、校庭上空に謎の飛行物体が爆音をあげて現れた。これが…空中に逆さまになり、4メートル以上のガニマタを高速回転し、“人間ヘリコプター”(『おじさん組』のポン太によるタマコプターと酷似)となったアライであった!(ここで作者は本作品読書のBGMとしてワーグナーの『ワルキューレの騎行』をかけることを推奨している)アライは着陸時に美青年教師・皿田に激突し重傷を負わせ、変わり果てた姿にしたが「わりィわりィ」とかる~く謝っただけであった。

「おらぁ、日本のガキを鍛え直して強い相撲取りを育てるために来たアライ星人だでえ」と宇宙服を脱ぎ捨て、マワシ姿になって自己紹介。「それでは皿田先生の代わりに1年1組の担任になって下さい」と宇宙人アライの圧倒的強さを見たため、へこへこする校長。「ひろみの受け持ちがこんな宇宙オヤジなんて!」「人類のためだ、こらえてくれ」
 1年1組の生徒は全員、強制的にすもう部に入部。こうして“大日本中学アライ先生”は誕生した! …と、ここまではプロローグに過ぎない。このあともまた、あまりにも意外なサブキャラクターが登場したり、“切ないラブストーリー”があったりするのである!


 エピソード1 この作品、当初は別の設定だったのだが、“大人の事情”でアライは宇宙人に変更sされたのである。
 2 校長先生として“校長先生”が出演している。 
 3 途中の欄外に「ぼうりゅう先生に励ましのおたよりを出そう」とあるが、当時の少年少女から作者にそんなものは一切、来ることはなかった…(ぼうりゅうじゃなくて、ぼおりゅうなのだが)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする