作品名『雨ニモムケズ』 『マンガ あ! ホクサイ』(海鳴社)掲載 1990年代作品 全7ページ 女性・女教師/推定26歳/体位・後背位/持続時間・約1秒
ソープランドニモ負ケズ ファッションヘルスニモ負ケズ
ホテトルニモ ピンクサロンニモ負ケヌ
純潔ナカラダヲ持チ 性欲ハナク
決シテ夢精ハゼズ イツモ静カニ
ヘア写真集ヲ見テ満足シテイル
ソウイウモノ二 私ハナリタイ
大正時代。岩手県は旧制イーワボーボ中学の新米教師、マラ沢賢治はそんな詩を書く文学青年であった。が、それは建て前でしかなく、詩を書くペンを休めてはあろうことか、職員室で大量のヘア写真集(川島なお美、辺見マリ、小沢なつき、松尾嘉代、麻倉未希…みんな大正時代にはいなかったはずだが)をみては自○をしていた。無理もない。若いマラ沢の精○は毎日、大量生産されているという現実があるのだ。
が、そんな行為を同僚の年上の女教師、山根子先生に見られてしまった。
「あ、今度私が自慰…、いや自費出版する詩や童話の原稿を書いていたのです」その原稿用紙にはねっちょりと何かがついていた。
「私はいつの日か職業作家になり、すべての人を幸福にしたいと思っているのです」
「すてきだわマラ沢先生! すべての人の中にもちろん私も入っているのでしょう」となぜか服を脱ぎ出す山根子先生。
「も、もちろんです」
「だったら今 幸福にして。その巨根で。そして先生も幸福にしてあげるわ」
「バカな。いけません!」と拒否しながらすでにボッキし、
「いけませんてばぁ~」と言いつつすでに全裸になっているマラ沢。
が、そこにガラッと戸を開けて入って来た校長先生に、あってはならぬ行為は止められたのだ。
実はそれまで覗いていたため、止めた校長の股間もモッコリしていたが…。
翌日。
「昨日はあれでよかったのだ。やはり独身教師としては生徒の模範として純潔であらねは…」と教壇に立つマラ沢。
が、十代の男子が1日に25時間、S○○のこと(相手はもちろん誰でもいい)しか考えていないのはいつの時代も同じである。
「マラ沢の授業は教科書どおりで堅苦しくて面白くねえだ」「んだんだ」と、生徒の評判はすこぶるよろしくない。
「理想主義的授業はマジメすぎてつまらんのだろうか…」と悩むマラ沢に
「そうよ。人間ってときには本能のおもむくままに行動することも必要だとおもうの」
「その声は山根子先生!」 しかも教壇の、マラ沢の机の中になぜか全裸で入っているではないか。
「これっていったい…」
「黙ってて先生」とマラ沢のズボンとパンツをズリ下ろす山根子先生。
「今日こそ本当の自分に目覚めてもらうわ」とパックンしてしまう。
「や、やめて下さい。僕は純潔でいたいんです!」
「じゃ…どうして元気になってるの?」
「体は正直だなァ。彼女の言う通り、ありのままの自分を生徒たちにぶつけてみるか。よ~しみんな! 今日は外に出て青空授業だ!」
机を前にガタガタと押して教室を出る。生徒たちはケツ丸出しのまま校庭に向うマラ沢に? マークだ。
「今から性教育の授業をする。君たちも近い将来、初体験をするだろう。参考のため一度くらい“本番”を見ておきたまえ。実は私もまだ童貞なのだが…」
「やっぱりだべ」「だっせ~ベ!」とバカにする生徒たち。
しかし次の瞬間、生徒たちの股間、いや胸は熱くなった。机と服をすっぽり投げたマラ沢は山根子先生を相手に前代未聞の“公開童貞喪失”をしようというのだ。しかも青カンで!
教科書を置く“机”はもちろん山根子先生の裸の背中である。そして…
どっどど どどうど どくん どくん…
わずか1秒でマラ沢は終わってしまった。
「早すぎるべ」「なさけねえべ」とさげすむ生徒たち。
「みんな! このようにすぐにイってしまっても、初めてなら決して恥ずかしいことではないのだ。どんなことでも常に一年生であるという気持ちでいよう。この謙虚な姿勢こそが幸福につながると私は信じる」と結合したまま熱く語るマラ沢。
「なんだかよくわかんねェけど先生も1人の男だったべな」「親近感を覚えるべ」
これはマラ沢が“ほんとうの幸せ”を手に入れた瞬間であったのかもしれない。
これを機にマラ沢は面白い授業をする先生だと評判になったが、その文芸作品は遂に生前 評価されることはなかった。
…ある日。校長がマラ沢の教室に立ち寄ると、誰もいない。授業はどうしたのか? 黒板を見ると、こんな伝言が書かれてあった。
「下ノ 校庭デ ハメテマス 賢治」
『コミカル・ヒストリー・ツアー』の1本。マラ沢はもちろんフースケくんが、校長を“校長先生”が演じている。
なおこの作品はフィクションであり、偉大なるあの人には全く関係ありません。ラストから2コマめで“校長先生”がトシのせいかセリフを間違えて「宮沢先生」と言っちゃっているが、これも本当に間違いなのであります。
また、扉で担当N氏が「代表作『風のマラシャブロウ』もよろしく」とアオっていますが、本当にあの人とは関係ありません!(2012年3月26日の投稿)
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が、そんな行為を同僚の年上の女教師、山根子先生に見られてしまった。
「あ、今度私が自慰…、いや自費出版する詩や童話の原稿を書いていたのです」その原稿用紙にはねっちょりと何かがついていた。
「私はいつの日か職業作家になり、すべての人を幸福にしたいと思っているのです」
「すてきだわマラ沢先生! すべての人の中にもちろん私も入っているのでしょう」となぜか服を脱ぎ出す山根子先生。
「も、もちろんです」
「だったら今 幸福にして。その巨根で。そして先生も幸福にしてあげるわ」
「バカな。いけません!」と拒否しながらすでにボッキし、
「いけませんてばぁ~」と言いつつすでに全裸になっているマラ沢。
が、そこにガラッと戸を開けて入って来た校長先生に、あってはならぬ行為は止められたのだ。
実はそれまで覗いていたため、止めた校長の股間もモッコリしていたが…。
翌日。
「昨日はあれでよかったのだ。やはり独身教師としては生徒の模範として純潔であらねは…」と教壇に立つマラ沢。
が、十代の男子が1日に25時間、S○○のこと(相手はもちろん誰でもいい)しか考えていないのはいつの時代も同じである。
「マラ沢の授業は教科書どおりで堅苦しくて面白くねえだ」「んだんだ」と、生徒の評判はすこぶるよろしくない。
「理想主義的授業はマジメすぎてつまらんのだろうか…」と悩むマラ沢に
「そうよ。人間ってときには本能のおもむくままに行動することも必要だとおもうの」
「その声は山根子先生!」 しかも教壇の、マラ沢の机の中になぜか全裸で入っているではないか。
「これっていったい…」
「黙ってて先生」とマラ沢のズボンとパンツをズリ下ろす山根子先生。
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「や、やめて下さい。僕は純潔でいたいんです!」
「じゃ…どうして元気になってるの?」
「体は正直だなァ。彼女の言う通り、ありのままの自分を生徒たちにぶつけてみるか。よ~しみんな! 今日は外に出て青空授業だ!」
机を前にガタガタと押して教室を出る。生徒たちはケツ丸出しのまま校庭に向うマラ沢に? マークだ。
「今から性教育の授業をする。君たちも近い将来、初体験をするだろう。参考のため一度くらい“本番”を見ておきたまえ。実は私もまだ童貞なのだが…」
「やっぱりだべ」「だっせ~ベ!」とバカにする生徒たち。
しかし次の瞬間、生徒たちの股間、いや胸は熱くなった。机と服をすっぽり投げたマラ沢は山根子先生を相手に前代未聞の“公開童貞喪失”をしようというのだ。しかも青カンで!
教科書を置く“机”はもちろん山根子先生の裸の背中である。そして…
どっどど どどうど どくん どくん…
わずか1秒でマラ沢は終わってしまった。
「早すぎるべ」「なさけねえべ」とさげすむ生徒たち。
「みんな! このようにすぐにイってしまっても、初めてなら決して恥ずかしいことではないのだ。どんなことでも常に一年生であるという気持ちでいよう。この謙虚な姿勢こそが幸福につながると私は信じる」と結合したまま熱く語るマラ沢。
「なんだかよくわかんねェけど先生も1人の男だったべな」「親近感を覚えるべ」
これはマラ沢が“ほんとうの幸せ”を手に入れた瞬間であったのかもしれない。
これを機にマラ沢は面白い授業をする先生だと評判になったが、その文芸作品は遂に生前 評価されることはなかった。
…ある日。校長がマラ沢の教室に立ち寄ると、誰もいない。授業はどうしたのか? 黒板を見ると、こんな伝言が書かれてあった。
「下ノ 校庭デ ハメテマス 賢治」
『コミカル・ヒストリー・ツアー』の1本。マラ沢はもちろんフースケくんが、校長を“校長先生”が演じている。
なおこの作品はフィクションであり、偉大なるあの人には全く関係ありません。ラストから2コマめで“校長先生”がトシのせいかセリフを間違えて「宮沢先生」と言っちゃっているが、これも本当に間違いなのであります。
また、扉で担当N氏が「代表作『風のマラシャブロウ』もよろしく」とアオっていますが、本当にあの人とは関係ありません!(2012年3月26日の投稿)
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