青色鉄道模型運転会

一宮市青色申告会ホールで開催されている、鉄道模型運転会公式ブログです。Xアカウントは@railaoiro138a

漂流物アート展2015(3)

2015-06-22 21:00:00 | 日記
皆様、こんばんは。
事務局です。

22日の一宮市内は、晴れのち薄曇りの1日でした。

前回に引き続き、富山県氷見市にあります、「氷見市海浜植物園」様にお邪魔した時のお話です。

展示ホールで開催されている、「漂流物アート展」を見学しています。

写真は、「溢れる命の行き着く先」水野千佳子様が制作された作品です。奨励賞受賞。

キャプションは以下のようでした。

この作品は海で生まれた命とその終わりを表しています。

海辺に漂着した木片はどれも面白い形状をしていました。

私はそれからが岩のようにみえたため岩礁に見立てました。

木片の上にあるバケツは命を入れる器、つまり海を表現しています。

そこから溢れだす網は水の流れ表し、また、命の旅を表現しています。

バケツは命の始まりを表しているのに対し、網の先は墓標に見立てた木片を置き、旅の終わり、命の終わりを表現しました。

前回の、「(3)どんな種類のごみがあるの?」の続きです。

(4)ごみが分解されるまでの時間は?---

漂着ごみの分解されるまでの時間は以下のようです。

出典:The Ocean Conservancy

品物:年数の順です。

1.プラスチックボトル:450年

2.アルミ缶:80~200年

3.ブイ(発泡スチロール):80年

4.ブリキ缶:50~80年

5.スチロールのカップ:50年

6.プラスチックの袋:10~20年

7.りんごの芯:2ヵ月

8.オレンジやバナナの皮:2~5週間

プラスチック製品は、なかなか分解されないため、海の生き物への影響や自然破壊が心配されるそうです。

また、プラスチックや発泡スチロールの製品は、割れたり、バラバラになったりしやすく、そうなると、回収が難しくなる、とのことでした。

(5)漂着ごみの量ってどのぐらい-----

1年間に日本の海岸全体に流れ着くごみの量はどれぐらいでしょうか?

正確な量を知ることは難しいそうです。

環日本海環境センター(NPEC:エヌペック)は、海辺の漂着物調査の結果をもとに、日本の海岸全体に流れ着くごみの量を、

約19万トン/年(2001年から2010年の結果より)、

と推定しているそうです。

体積量で考えると、「約63万立方メートル」で、東京ドーム2分の1個分、という説明でした。

ごみがたくさん流れ着くと回収や処理がとても大変になってしまう、とのことでした。

次回に続きます。

ブログに関するご感想・ご意見・クレーム等は、ブログのコメントや携帯電話にお願いします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする