無味乾燥な

つまらぬ話でございます

自分

2018-10-28 22:17:56 | 日記
「本古来の原始神は、ほとんど力をもたない。人に金もうけの運をもたらしてくれないし、人の病気をなおしてくれず、長寿をもたらしてくれるわけでもない。ただ浄げに存在し、ただ人の尊崇をうけるだけである。
(中略)
氏族の先祖神を神としておがむのは、血脈に対する崇拝である。(略)」
司馬遼太郎の「峠」にある。
そう思う。「浄げに存在」する、つまり「居る」のである。八百萬、どこにも居るから、自分の心の中にも居る。自然と自分の関係は同じなのである。神社や寺、神棚や仏壇にやたらと頼んでは申し訳がない。まず、自分が努力する。

と、思ったが、自転車に乗って出かけると、忘れていた。

サーフィンの大会が行われていた。
テクニックについては、全くわからないので、見ていた。

15分間で、いい波をつかまえて乗るようであった。
大きな波が来ても、乗らない。位置が悪いと判断したのか?
ぼうっと見るが、結局一度も乗らずに終わる人もいた。2回見たが、さっぱりわからない。オリンピックで試合があるようだが、かなり運任せの競技のような印象を受けた。どんな波でもなんとかテクニックを見せようとするのが争うところのようにおもった。

交通規制をすり抜けながら市内に戻ると、全日本大学女子駅伝が行われていた。今年は天気に恵まれてた。

表現は悪いかもしれないが、駆け比べはわかりやすくていい。どの選手も、努力したことを、成果として示してくれればいいのだが、と拍手した。

さて、自分である。

こんなそんな

2018-10-21 22:32:55 | 日記
昨日、2018年10月20日は、こんな雲があって、

そのあと雨が降って、
こんな虹が出て

また降雨があって、
今日はいい天気だった。

青葉城まで散歩した。
城の巽櫓のあったところから、太平洋の水平線を眺めてみると、遣欧使節の船を政宗は見えなかっただろうけれどこんな風に見送ったのだろうかとおもった。

(ずっと考えているのだが、市は、麓の住宅跡と神社の城跡地の交換の交渉をするべきだと思う。)

悲しい光景

2018-10-13 21:00:30 | 思うこと
先日、仕事の関係で国道6号線で相双に行った。
普段は、石巻で仕事をしているので、亡くなった人たちは多かったが、今では復旧・復興?が進んでいると思って、来年には震災から8年になることを感じていたのだが、双葉町の南北周辺の町の2011年3月11日のままの地区を目の当たりにして、その雰囲気に悲しみを覚え、自分の認識不足を知った。ここは、人の手も及ばぬまま、これからも長く被災地のままであるのだろう。

道路に表示される線量計の数値は、明らかに普通ではなく、それを見て勝手に頭痛を感じて、これが避難者の悲劇・被害を生む原因なのだと思って情けなくなった。
土地建物の所有者、居住者の怒りも感じた。当然である。自分の地震の被害は、電気、水道そしてガスが供給されなくなったことに限定され、今は以前と同様に生活している。ここに居た人々は、人の造営物が壊れた結果として追われた。
なぜここにあったのかを考えると、要素はたくさんあるのだろうが、壊れた時にも人的被害が少ないということが大きかったのであろう、と思う。ここの発電所が作った電気の恩恵を受けて来た人々には、この惨状を是非とも見て、悲しさを感じてもらいたいと思う。
各地で災害が起きている。乱暴な言い方になるが、水害ならば水の流れ方、液状化ならば、地盤を調査して必要な対処の仕方というものがあるのかもしれないが、放射能汚染はそうはいかない。天地創造の神様に、再びどろどろのものから形作ってもらわないとどうしようもない。
ホットスポットは、広範囲に存在しているが、人に影響がある所については、トラックの移動でなんとかなるかもしれないのであるが、ここは広すぎる。
九州では、太陽光発電を制限するという。多く作ったのは、正解なのである。相双を見たので特に思うのだが、使えないというのは、制度の作り方がまちがっているということを証明しているのである。
豊洲の市場の初日のありがちな混乱を、時間をかけて喜んで報道している会社にもあきれる。たくさんの犠牲をもとにして作っている電気のムダな使い方である。

単純な

2018-10-07 22:19:11 | 日記
昨日は、自転車で出かけ、お袋を見に行く前に、散髪をして、昼メシ時になったので、タンタン麺を食い、ゆっくりし過ぎて、昼寝している婆さんの後頭部を見て、プールに行った。
水泳を再開して、2度目である。数年間ジムに通ったお陰なのだろう、以前よりも泳げるようになった気がする。公営のプールは非常に空いており、自分次第で長く泳げる状況にある。
1時間泳いだところ、脚が攣ったのでやめた。着替えていると、腹痛がしたので、個室に篭る。辛いものを食べると、後々腹が痛くなるのは知っているのだが、未だ懲りずに、今回は大丈夫だと思い込んで検証を繰り返している。何事もやってみなけりゃ結果はわからない。ここだけはノーベル賞受賞者と同じかもしれないなどと思っていると、水泳教室の少年たちが賑やかに近づいて来たので、その中にお腹の痛い子がいて、ドアをノックされてもこのおっさんは出られないぞ、とドキドキしていたが、ことなきを得た。
しばらくして、落ち着いた尻をサドルに乗せて、itoん家のポストに、今年の山歩きの写真のデータをいれたUSBを投函して、起伏のある道を通って帰宅した。途中力んでも無事であった。

今日は、暴風警報が出ていると知っていたが、外を見ると木も揺れていないので、自転車で海の方向に進んだ。往路は後ろから風を受けて、スピードが出て面白かったのだが、橋の上で強風を実感し、海まで行くのを諦めて引き返した。進まない。歩道をゆっくりと走った。
中心部近くに戻って来ると、歩道を塞ぐようにならんでいる人々がいた。
宝くじ売り場だった。まるで「当たるから買え」とのお示しかと解釈をして、自転車を停めて列に並んで買った。挑戦には軍資金が必要だ。ありがたや。

帰宅して、風呂場とトイレの掃除をした。見て見ぬ振りをして過ごして来たが、とうとう我慢ならなくなって実行。予定よりも効果が見られないので、明日もやる。

やるといったらやる。シンプルに考えることで一番いい結果につながる。