無味乾燥な

つまらぬ話でございます

撮ったと

2021-05-30 17:19:56 | 日記
5月26日の皆既月食。
普段は誰もが通り過ぎるだけの家の前の道に人だかりがあって、普段通り玄関からびゃん!、と飛び出してジイさんとして恥ずかしかったから、2枚しか撮れず。そのうちの一枚。


昨夜は、ハリウッド版の要するに「怪獣大戦争」を観た。オスプレイが活躍していた、という感想をもった。
今日は、自転車で40kmの日で、名取川河口左岸で、頭とおなかが白いトンビのような鳥を発見。

ネットで調べたら、『ミサゴ』のようだ。
英名Western osprey ?
オスプレイだったんだな。動画にしておけばよかった。

Canonのzoom。少し慣れてきた。


おどろき

2021-05-16 12:46:38 | 日記
きのう、泉ヶ岳の全コースで登頂を果たした。
半世紀以上仙台に暮らして、はじめて全部歩いたことになる(泉ヶ岳から北泉ヶ岳までは未だだが、行かないと思う)。
表コースが最後に残っていた。
一昨年だっただろうか、下山だけしてみた際、登ってくる中年の女性が、「なーんでここにきちゃったんだろう!」と大きな声で独り言を、息を切らせながら撒き散らしていたのを覚えていて、すれ違う時にちょっと話して、「ここ一番大変なんですよねー。」と同意を求められた。
そのコースを登ってみた。
年寄りには酷かった。が、途中で引き返そうとしない自分が面白かった。
歩き始めて1時間半を要しなかった。ゆっくり進めば、山登りを初めてする人が、これが「登山」というものかと認識する、いいコースであろう。山に来るのが嫌になる人もいるかもしれないが、それもまたよろしかろう。全員やらねばならぬことでもない。差があって当然。

おどろいたのは、5月半ばでセミを見たことである。
斜面で木に手をかけようと思ったところ、ちゃんと羽化した、多分ミンミンゼミがいたのである。

手前の木の上にいるのがセミである。せっかく写真を撮ったのに、まだ使い慣れていないカメラなので、遠くにフォーカスが行ってしまった。
驚いたが、すぐに心配になった。
気候変動なのか、それとも地面の温度が高いのか。地熱が高かったら、地下のマグマが上がってきているのか。であれば、マズいことだ。
コロナに関するマスコミとは違うので、テキトーなことを言うつもりはない。事実として、昨日、泉ヶ岳でセミを見た、ということであーる。
その後は、必死で前に進んだので、全く考えなくなった。

下山も大変だった。
脚がつりそうになった。ツムラ68を飲もうとも考えたが、「芍薬甘草湯」と唱えたら治った。



合理性

2021-05-05 16:53:14 | 日記
生きてますよ。

去る11月末に、大正生まれの母親を亡くした。
結局何もしてやれなかったという思いがある。親父もそうだったから、「残念」である。

そういうことがあって、相続が発生し、銀行預金の処理で、銀行の不条理にあきれた。
まずこれを書くが、ようやく処理できたので、随分と落ち着いてしまった。
しかし、これだけは今後の人たちによくないので、記しておこうと思う。仙台の番号がついた銀行サマのことである。
被相続人の出生から死亡までの連続した戸籍を出せというので、相続人との関係を確認するためのも必要なのだろうと、応じることにしたが、改製原戸籍の自治体の証明日が6ヶ月以内ではないから再取得しろ、というのは、役所の証明に期限を勝手につけて一体何様になったのか!この銀行では例えば完済した借入金を完済したことを、後々においても証明書を発行するのか?とプチ切れそうになった。窓口の担当者にキレても仕方がないのだが、理由で「うちのルールでして」と言うので、「そんなもの改めろ!」と言いたくなった。我慢した。それに加えて、戸籍の電子化に移行したと書いてある改製原戸籍を取得しろという。改製ならば電子化の戸籍に明記されている。とにかく頭にきたが、金を人質にして不当な要求をする、要するに「ならず者」だと思って我慢した。地銀の大手で、高学歴の皆様がこぞって入社なさる会社ならば、合理的にやって欲しい。

いろいろと不合理を感じて過ごしてきた。

最近は、県境をまたぐな、というので、週末、泉ヶ岳に行っている。
山登りも我慢である。我慢を重ねる必要はないが、ジムに行けば室内であるし、週2回を半分にしようと思って山に行くのだが、方向音痴のため、一人で行けるのは、少し馴染みがある山になる。
北泉ヶ岳もある。スキー場から歩き出し、水神から所々雪の上を歩いて登り切った。60代には結構キツイ登りだった。初登頂だった。お湯を沸かしてコーヒーを飲んで菓子パンを食って下山した。
登る時から、年齢層が高い人々に会った。下山するとすぐ、スニーカーに水筒だけを持って一人でうろうろしている(自分よりは高年齢の)女性がいた。なんだか山道に違和感がって、道をたずねた。すると北泉ヶ岳から泉ヶ岳に行く道だった。礼を言って歩き出したところ、内腿の筋肉がつった。「まずい」と思ってストレッチをした。少し痛みが消えて、道を戻ろうとしたところ、また「ガキっ」となった。
上り坂の木の枝にぶらさがってみたりしていたら、同年代のモンベル紳士が、「大丈夫ですか?」、「いいのがありますよ。」と飲み薬の動きをして見せる。「自分も感動したんですよ。本当に感動したんですよ。芍薬甘草湯というんです。これ、使ってください」とリュックを開けてメディカルのケースから、ツムラ68を一包手渡してくれた。「内科の医者でも出してくれるから、持ってたほうがいいですよ。歩けないと大変なことになりますから」と付け加えてくれた。

「いやー、何だかすみません。」と頭を下げた。「どうやってお返しすればいいでしょう?」と言ってみた。「いや、別にいいですよ。」とおっしゃるので、「そうですか、すみません。では、次にどこかでお会いした際にお返しします」と言って別れた。
水を出して、飲んだ。

素晴らしい!
その一言だった。
そこからは、六根清浄ではなく、芍薬甘草湯と唱えながら歩いた。

実は、友人itoは、持って歩いていたのであるが、あいつが言うので、簡単に無視していたのである。
まちがいは、正すべきである。素直が大事。

捨てる神あれば拾う神あり。
山歩きはいろんなことを教えてくれる。