さすがにきつい

先週は、素晴らしくいい天気で、土曜日は自転車でいつもの40km。
延々と続く防潮堤を走る。
端っこ志向の例によって、河口左岸まで行く。タバコを吸う。そういえば、越後の御隠居はタバコをやめたそうである。いずれ本人に直接理由を訊いてくる。理由が良ければ吾輩もまたやめるかもしれない。
ともあれ、防潮堤には、時々、パンツ一丁のオッさんが転がっている。遠くから見るとまるで昼寝している海洋生物のようである。
そんなのは、ああそうか、と流して先に行く。
小ぶりの猛禽類がいることに気づく。
たくさんいる。飛び方がきれいで、ホバリングまでして見せてくれる。たくさんいたから、代表が威嚇あるいは見張りに来たのかも知れない。

吾輩は、こりゃなんだ？と思う。
いい感じで距離をとる。過去に見た記憶がない。サングラスをかけていたので、尚更わからない。
画像を撮る。ネットにご披露することよりも、後からネットで調べるためである。

チョウゲンボウのようだ。
ハヤブサの仲間。だがなかなか良い姿である。調べてみると、ビル街にも営巣するが、天然記念物であったりするようだ。
鳶とは種類がちがう。

これがとんび、だと思う。
この場所にこんなふうにいろいろな鳥がいるということは、エサになる動物が生息しているということで、欧米的に考えると、いいことである。

翌日は、MAZDAで奥松島に行く。
いい天気で、自転車を積んでくれば良かったと、残念があった。

なんだこれ、というぐらい浜遊びに適した所に意図せず到着。外国人の方々は、遊ぶ所をよく知っているものだと感心した。

昨日は、山形県の月山の登頂に行った。

登ってそして、次はない、と覚悟した。もう無理だと思う。しんどいのです。
リフトの往復を使ってもしんどいものだった。山頂神社の若いでかい神職の十把一絡げのお祓いを500円で受けた。

下山途中、リフト乗り場が間もなくの所で足がつった。勘弁してくれ〜、と独りで言いながら木道の上に座り込んでツムラ68を飲んで改善。
犬の世話などしたので、午前９時から歩きはじめて14時に車に戻った。毎回思うことだが、次はないだろう。

頼めばいいってもんじゃねえんだよ

雨ばかり降っているように思うがたまに薄日がさす。
だが、人間界は真っ暗に感じる。
感染確認者数に関するワクチン打った爺婆の数で、効用と見通しをちゃんと説明をしないから、自粛の意義が理解されない。

最近は公設民営とか、業務委託とか、請負者に金を払って丸投げする仕事が多い。注文者は金を払ったんだからなんとか仕事を終わらせろ、と言う。最後には素人なのでよくわかりません、と頭を下げりゃいいんだ、とでも押しつけているのだろうと思えてしまう。
当地のワクチン集団接種会場の運営は、これまた酷かった。医師、看護師は多く確保したようで余っているように見え、打つまでは比較的スムーズに運んだが、名簿が打ち出したペーパー、最後の１回目と２回目の区分なく、そもそも人員が不足していた。その工程で１時間を要し、主に半熟の爺婆の暴動が起きそうな状態だった。全工程の理由を理解している者が一人、二人しか居ないのだから、話にならない。
民間委託の理由として、経費節減になる、と言うのは、自分達が無能だから出来ないんです、と説明していることに他ならない。もしくは、受託者の調達でスケールメリットが生まれない限り、賃金のピンハネを推奨しているのである。ということができる。
銀行系の受託者は、固いだけのポンコツでもできるように、矛盾があっても、そうなってますから、とバカバカしいルールを作る。
災害、パンデミック、それから、何でも国が、国が、と選挙用にやるので、仕事が増えているのであるから、直営でやれる人員を確保しなければならないのである、と、素直に考えて説明すればいいだけである。
何でも反対する野党が、ちゃんとやれ、と騒いでくれるのだから、そうすればいいだけである。

歳を取ったせいで、文句が多くなったのだろうか、と心配になる。

と思う人もいる。