無味乾燥な

つまらぬ話でございます

興味

2017-11-26 21:58:39 | 日記

ラグビー、フランスとの試合は、早朝の放送で、昨夜は酒飲みだったので、予約録画したものを8時頃に起きて観た。
試合は、最初から、雰囲気が良くて、少しの二日酔いを感じながらも非常に楽しむことができた。光明が差してきたように思える。
コンバージョンキックの精度が悪くて、勝利には至らなかったが、こうなると、先のワールドカップでの五郎丸が懐かしく思えてくる。ただし、田村のオフェンス、デフェンスでの有益性を否定するわけではない。
JAPANの最後のトライでの田中史朗のフェイントが、フェイクだったのかどうか、これが分からないから、おもしろい。
ラグビーは、とてもおもしろいゲームである。よく考えたものである。

おもしろいついでに。
昨夜は、日頃とは違うメンバーでの酒飲みで、こんなのがあった。
一人暮らしの40代男。職場でゴタゴタがある。
部屋で、まだ「アナログ」のボタンのあるテレビで、画面で『砂嵐』を観るために、「アナログ」を押して、ザーっというのをぼうっと眺めていると非常に落ち着くのだそうである。
吾輩としては、なんだそりゃあ、なのであって、「コイツ病んでる」と思ったのだが、精神的に本当に疲れると、人間はそうなるのかと、60近くなって新しい発見をしたような気がして、忘れないようにメモしてしまった。
みんなご苦労さん。今週も乗り切ろうね。

化膿と醸造。なんだそれ。

2017-11-18 21:08:30 | 日記
背中にできた粉瘤が膿んで、外科で切開してもらう。
局部麻酔の注射がちと痛い。
しかし、直ぐに触っているのだけが、わかる程度になる。
ぐりぐりとされて、押されて、小さなドレーンを付けて終了。
粉瘤を何回か切った医者は、本当にありがたいのである。
できるのは、親父から相続したもののひとつとして考える。これまでいろんな医者に何回も切ってもらったので、自分としては今さらなのだが、生きている限りずっと切ってもらうしかないのだろうと覚悟する。粉瘤ができ易い体質なんてものは、引き継がないほうが良いので、これだけは、吾輩の代で終わりにしてもらいたいと願う。

帰宅途中の秋の雲である。モヤモヤした感じが、直に見た経験はないが、赤いオーロラのようだった。

数日経ったのだが、まだ傷が完全に塞がらないので、背中に絆創膏が貼ってある。
別に痛いわけではないが、昨夜は、愛犬ぴぃ太郎くんと早々と寝てしまったので、朝4時に起きてしまった。
仕方がないので、犬と一緒に録画しておいた「シン・ゴジラ」を観た。

ジムで汗をかいて、普通に風呂にも入れないし、シャワーも使えないので、今日は、地下鉄でおふくろを見に行く。
途中、明日は冬だとの予報なので、秋の景色を眺めておく。相変わらず何を言っているのか理解できなかったが、元気そうだった。


電車に乗ったついでに、JR仙石線にも乗って、塩釜まで行く。あまり「ついでに」行く人はいないかもしれないが、「ついでに」いけるところである。
塩釜もまだ秋の様相だった。電車で行ってうろうろしてみると、塩釜もなかなか面白い。
浦霞、阿部勘などの酒蔵もある。立派な丼を出す寿司屋もあれば、その中に、チープなまぐろ丼を出すところもある。

日本酒の蔵元で、12月にできるという焼酎を、できた時に九州に送ってくれるよう伝票を書いてきた。吾輩は飲んだことがないが、楽しんで欲しい。
自分用には、清酒も焼酎も買わなかった。

帰宅してみると、DJ息子が、なにをしに行ったのかは知らない新潟から帰っており、越乃寒梅を買ってきてくれていた。
ネームバリューではないと思うが、吾輩としては、日本酒では越乃寒梅が最もうまいと思っている。
越後のご隠居が、越乃寒梅は、工場を大きくしたから入手しやすくなったんだよー、とおっしゃっていたのを思い出した。

再び「シン・ゴジラ」を観ながら、飲ませてもらった。やっぱいいねー。

村で思う

2017-11-12 22:05:03 | 日記
会津まで行ってきた。
福島ジャンクションから米沢に出て、喜多方市に抜ける。
この米沢までの道は、11月4日に開通したばかりで、ナビにはない。ナビは、理解できず、いろんなことを言うが、全部無視する。

時間としては、あまり変わりはないと思われるが、一車線で、スピードコントロールが使えるので、楽々である。
無料であるところがいい。昨日のETC料金は、片道1480円ぐらいで仙台から行けたのだから、これは大きい。
これから何度も通うことになると思われるので、大いに助かる。

従兄弟が、前方後円墳をいくつも案内してくれた。
こんなに古墳があったとは、知らなかった。
材料は、たくさんある。
おふくろの実家で、これまで米もたくさんもらってきたのであるから、自分も楽しみながら恩返しをしていかなければならない、と思う。
ちょっとした秘密基地を作ってやろうと考えている。
寒くて暑いのが会津である。これからは雪もある。タイミングはあまりよくないが、よく考える時間もある。
資金の問題もあるから、秘密にしておけないから、うまくいったら別にホームページを作ることにしよう。

「ちゃんとして」

2017-11-05 09:40:57 | 日記
南天の木は、「難転」なのだそうで、家の玄関の前に、昔から在る。
「難転」と知ったのは、最近昼飯を食べながら見たテレビからである。忘れてしまっていた可能性もあるが。
急に、大事に思えてきた。

一昨日、吾輩の休日の昼食で、月に一度は行くラーメン屋さんに行った。
いつもと同じ、ワンタン麺650円を注文してズルズルしていると、隣の席に、子供連れの夫婦の声が聞こえた。
「ちゃんとして。」
名前は呼ばない。
「ちゃんとして。」
何度も言う。
子供が何か落とす。カランカラン。
何もない。
男の声が、
「スープ飲む?」
「お肉食べる?」
「麺食べる?」
子供が小さい声で何か言う。
男の声で、「食べなくて大丈夫なの?」
子供が何かをする。
「ちゃんとして。」
吾輩は、見ないようにしていたから、絵はない。
何をちゃんとしろと言うのか。わからない。
アラ60tyがわからないのであるから、4.5歳(多分。)にわかるわけがない。理不尽である。

愉快でないので、そそくさと勘定をして出ようと思った。
チラと見る。
女の方が、CANTERBURYを着ていたのが見えて、がっかりした。いつものように吾輩もそうだったからだ。
そういえば、入ってきてすぐ、夫婦でラグビーのW杯の会場の話をしていたような気がする。それもがっかりした。

自分が、親として他人を批判することができる立場にあるかどうか、それは分からないのであるが、少なくとも現時点において、この夫婦の子供は、災いを受けている。哀れである。
南天をあげたい、と思った。