三田ホテルのレストラン《トレシェーナ》のために描いた油画6点、色鉛筆画6点の計12点の
すべての展示がようやく完了いたしました
6枚の絵について
《Trescena》の名の由来が、 3つの場面「食す」「見る」「会話」というものと聞きましたので、
更に、そこに、旅の解放感 自由でワクワクとした気持ちを感じていただきたいと思い、
イタリア全土を旅するように、イタリアの東西南北から6カ所の代表的な風景や
ものを選び、6枚の絵を描きました。
それぞれ、オレンジ・黄色・青・赤・緑・白の6つの色を使いました。
日常の仕事から離れて、休日や余暇を楽しみにいらっしゃるお客さまに「心の解放感」
「自由なワクワク感」をお感じいただき、《Trescena》の3つの場面「食す」「見る」
「会話」を楽しんでいただければと思います。1枚1枚の絵を、色やモチーフの違った
ものにすることで、個性的、面白さ、新鮮さ、適度な斬新さを出しました。
また、スローライフな空気感を出すために、自然の場所や、ものばかりを選びました。
様々な方たちに喜んでいただき、元気になっていただきたく、
そのための「エネルギー」も、色彩によって表現してみました。
こちらには「黄色の絵」、「青の絵」、「赤の絵」を展示しました。
オリックス・インテリアの専門の方が、モーニングとランチタイムの間の短い時間に、スピーディーに正確に美しく展示してくださいました。
ありがとうございました!
こちらには、「緑の絵」と「白の絵」を展示しました。
オレンジの絵画。
テラス
色鉛筆画6枚はは、レストラン入口の通路に、展示いたしました。
明るい空間になりました。
一番手前にあるのは作家と今回の作品の紹介のために制作したコラージュを額装して展示しています。
ヨーロッパの切手と、硬貨、その他の作品の写真等をコラージュしています。
オレンジの絵画。
今から油絵の作品紹介をしていきます。
『ヴェローナの屋根』
油彩・布カンヴァス
W100×H80.3cm
2011年5月
イタリア北部の町、ヴァローナ。
1枚の「温かみのあるオレンジ色」の画面をした絵画を描こうと思い、イタリアのどこの町にするか探していたら、この町に出会いました。
先史時代から歴史を持ち、シェークスピアの「ロミオとジュリエット」の舞台でも知られています。
屋根瓦が1枚1枚バラバラに修復されているので、バラバラな色の模様が特徴のユニークな屋根になっています。
また、増築を永年にわたり繰り返されているので、壁と屋根が複雑に繋がっていて、その繋がっている家々の形状も面白い町。
迷路のような入り組んだ路地や、オレンジ色で統一された屋根など、現在でも中世の雰囲気を色濃く残し、町全体が歴史遺産として登録されています。
【オレンジ色の効果】
オレンジは「太陽の象徴」です。快活、陽気、楽しさ、社交の色で、積極性を表します。赤のエネルギーと、黄色の
軽快さを併せ持ちます。コミュニケーションに最適で、楽しい雰囲気と会話を引き出してくれます
『 シチリア島のレモン 』
2011年5月
油彩・布カンヴァス
910×910cm
全体がイエローの画面の絵が描きたくて、イタリアのどこの場所にしようか、何を描こうか思案し、イタリアでイエローといえばやっぱりレモンと思い、イタリアの南端にある、シチリア島のレモン畑のレモンを描くことにしました。
ちなみに、《黄色の効果》は、、、
「幸せの黄色いハンカチ」という言葉があるように、喜び、明るさ、明朗、愉快を表す色です。
黄色は「光」のイメージに最も近い色で、生命の躍動感、上昇志向、希望、やる気、満足など 前向きの期待感をイメージさせます。
落ち込んだときは、気分を盛り上げてくれます。黄色は意欲や向上心を高めてくれ、脳を刺激し、集中力を高めるため、イエローは知性を表す色とされます。
『 カプリ島の青い洞窟 』
2011年5月
油彩・布カンヴァス
91×91cm
イタリアで、青い場所といえば、イタリア南南西に位置する、カプリ島の「青い洞窟」です。
青い海、青い空の美しい地域です。
水の揺らぎ、光の動き・方向、水の深さ、透明感、あたかも、そこに居るかのようにイメージして描きました。
静寂と心の落ち着き、内面へ向かう冷静な印象の色の画面を、6枚の絵画の中に入れることで、レストランの空間を、明る過ぎず、落ち着き過ぎずのバランスをとります。
また、青の好きな人も多いので、青の絵画があるとよいです。
【青の色の効果】
青は、静か・落ち着いたという感じです。
「冷静沈着」を表す知性の色で、悩み・不安・迷った時、決断力が欲しい時、冷静になりたい時などには、青が効力を発揮してくれます。
明るい青には解放感、希望、積極性がみられますが、濃紺・深い青には、静寂、浄化、集中など、より内面に向かう性質があります。
『 サンマルツァーノのトマト 』
2011年5月
油彩・布カンヴァス
910×910cm
赤い画面の絵を書きました。
イタリアでトマトといえば、少し縦長の形が特徴的なカンパニア州のサンマルツァーノのトマト。
デジカメでは赤い色よりも、黄色の色を取り込んでしまい、全体的にオレンジに写っていますが、実際の下絵は赤い色をしています。
イタリア料理のパスタソースなど加熱して利用することが多いです。
加熱により、粘りのある、独特のうまみが出る豊産種。
トマトの色は食欲を促進する色であり、美味しそうな色でもあります。
【赤の色の効果】
情熱を象徴する「赤」は、最もエネルギーの強い色で、生命の高揚感のイメージを示す色です。
元気やポジティブになりたいとき、気持ちを高ぶらせたい時にパワーをくれる色です。
何か新しいことに「チャレンジ」するときの、手助けになります。
『 チェルヴィーノの大自然 』
2011年6月
油彩・布カンヴァス
100×83cm
全体的に緑色の画面の絵画を描きたくて、最北部のスイス国境付近にあるチェルビーノ(マッターホルン)の大自然にしました。
チェルヴィーノとはマッターホルンのイタリア名です。
スイス側から見るマッターホルンは優美なのですが、イタリア側から見るそれは、ゴツゴツのした岩肌です。
《緑の色も効果は、、、》
緑は自然の象徴です。
人は森に入り、植物に触れると、気持ちが落ち着いてストレスの解消になります。
安らぎ、安心感、疲れを癒し、鎮静作用があり、心を落ち着かせ、精神的に疲れたときのリラックスに効果的です。
『 アスコリ・ピチェーノの橋 』
2011年5月
油彩・布カンヴァス
100×80.3cm
白い画面の絵を描きました。
イタリアの中部に、マルケ州があります。そこに、アスコリ・ピチェーノという町があり、2000年前から存在する、石造りの橋と、その町並みを描きました。
イタリアといえば、石でできた建物が多くて、イタリアのあらゆる石壁の色を取り入れた抽象画を描こうと思ったのだけれど、町並みを白っぽい石の色風に描いてみました。
【白の色の効果】
心が穏やかになり、人間関係を良好にしたり、新しいことを始める時の色でもあります。
清潔さ・純潔さ・クリーンさ・誠実さ・無垢であることを表します。
汚れをリセットする浄化・再生を意味します。
厄から身を守る為にも効果的です。
純粋さや普遍性をイメージさせます。
↓色鉛筆画の6点の紹介です。
『シチリア島のレモン』
2011年4月18日
色鉛筆・クレパス・画用紙
30×30cm
『カプリ島の青い洞窟』
2011年4月19日
色鉛筆・画用紙
30×30cm
『サンマルツァーノのトマト』
2011年4月19日
色鉛筆・画用紙
33×26.5cm
『 ヴェローナの屋根 』
2011年4月17日
色鉛筆・クレパス・パステル
30×30cm
『チェルヴィーノの大自然』
2011年4月20日
色鉛筆・クレパス・画用紙
33×26.5cm
『 アスコリ・ピチェーノの橋 』
2011年4月21日
色鉛筆・クレパス・画用紙
33×26.5cm
この度は、このような貴重さ機会をいただき、本当にありがとうございました。
絵描きとして、画家として、更に精進して参ります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
結婚式場が素敵でしたので、少し紹介します♪
ここは、新婦とその父が共に歩く道なのだそうです。
感慨深いです。
式場の教会の前の庭です。
緑が青々としていてかわいいくて素敵なお庭でした。
教会。
この日は小雨がパラパラと降り、緑の香りにとても癒されました。
教会の前に広がるの緑の景色です。
教会の中。
これは、「指輪交換」のときの照明です。
ステンドグラスから溢れる光は天然の光です。
素敵です。
私の大好きなパイプオルガンがありました。
本物です。
ニューヨークのセント・ジョン・ディバイン大聖堂(世界一大きなゴシック様式の大聖堂)で聞いたパイプオルガンを思い出しました。
今日は弾き手がいなかったので、自動演奏で聴かせていただきました。
空気を感じるパイプオルガンの音は最高でした。
バッハを沢山、聴きたかった。
皆さんも是非、見に行って見てください♪
三田ホテル
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『 チェルヴィーノの大自然 』
2011年6月
油彩・布カンヴァス
100×83cm
全体的に緑色の画面の絵画を描きたくて、最北部のスイス国境付近にあるチェルビーノ(マッターホルン)の大自然にしました。
チェルヴィーノとはマッターホルンのイタリア名です。
スイス側から見るマッターホルンは優美なのですが、イタリア側から見るそれは、ゴツゴツのした岩肌です。
《緑の色も効果は、、、》
緑は自然の象徴です。
人は森に入り、植物に触れると、気持ちが落ち着いてストレスの解消になります。
安らぎ、安心感、疲れを癒し、鎮静作用があり、心を落ち着かせ、精神的に疲れたときのリラックスに効果的です。
ようやく6枚、完成いたしましたー!
ハァハァ、、、イタリア・シリーズ6枚の油絵、一ヵ月半という制作期間で、ようやく全部完成です!!
一枚あたり7日で、昼夜関係無くノンストップでした。
沢山の人に喜んでもらえますように!
額装して、6月10日の午後には三田ホテルのレストラン【トレシェーナ】にまず3点展示されるので、是非、見に来てくださいね!
6点すべて展示されるのは、6月20日です!
☆mikoto☆
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『 アスコリ・ピチェーノの橋 』
2011年5月
油彩・布カンヴァス
100×80.3cm
白い画面の絵を描きました。
イタリアの中部に、マルケ州があります。そこに、アスコリ・ピチェーノという町があり、2000年前から存在する、石造りの橋と、その町並みを描きました。
イタリアといえば、石でできた建物が多くて、イタリアのあらゆる石壁の色を取り入れた抽象画を描こうと思ったのだけれど、町並みを白っぽい石の色風に描いてみました。
【白の色の効果】
心が穏やかになり、人間関係を良好にしたり、新しいことを始める時の色でもあります。
清潔さ・純潔さ・クリーンさ・誠実さ・無垢であることを表します。
汚れをリセットする浄化・再生を意味します。
厄から身を守る為にも効果的です。
純粋さや普遍性をイメージさせます。
白の画面の下には、この風景画が描かれています。
この絵の上に、白い絵の具を厚く塗ってい行き、ナイフで彫りながらスケッチし、下の風景画の色を活かし、抽象のように描きました。
☆mikoto☆
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