中ノ島の国立国際美術館で『映像絵画』の展覧会のレセプションpartyがあり、何と、私の大好きな『森村泰昌』さんがいらっしゃてました
ビックリ
10分ほどお話しましたが、芸術や好きな人物についてや矛盾や冥利について等、まず、普段の方とはお話できない、深く真を突いたお話ができ、とても面白く楽しかったです
さすが森村さんです
インナーのBlueも、良いセンス!!
東京・品川にあるお洒落で閑静な原美術館で、初めて森村さんの作品を見ました。
それがこの映像作品。
三島由紀夫のパロディーで、三島由紀夫が行った熱弁を現在の「日本の芸術界」と「真の芸術」との矛盾に変えて、迫真の演技で映像から訴えかけてくるのです
変に超リアルで滑稽で、筋が通っていて、オチも有り、面白くて見入っちゃいました
それから森村さんのことがファンなのです
作品をきちんと説明すると、、、三島由紀夫に扮して、陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地内、東部方面総監部にて行ったクーデター未遂、「最後の演説」を、“七生報国”ではなく“七転八起”を掲げて、熱い演説を物凄い役者魂で、熱演しています☆
作品名『なにものかへのレクイエム』
実際の三島由紀夫は、この演説において、自衛隊決起に失敗すると、直後に割腹自殺を行います。
彼は、彼の美学の中に、理想の中に生き、そしてそれを世界に示した後、無残に敗北して、死んじゃいます。
このビデオの中の三島(森村さん)も、同じように芸術の決起を叫び、失敗します。
でも彼は死なず、そこには長閑な公園の風景が映し出されます。
最初から、聴衆などいないのだ
自分(芸術)と世界との距離がは、それほどまでに大きいということなのです。
これは『チェ・ゲバラ』のポートレート
イタリアではカッコイイということで、展覧会のポスターが沢山盗まれたらしいです
国立国際美術館入り口♪
美術館の外観☆
迫力・大