浅野ゆう子さんと
『大奥』を広島の厚生年金会館まで見に行って来ました!!
本当に素晴らしかった!!!
舞台であそこまで『熱狂』したのは初めて!!!
仕事以外で『熱狂』させてくれるものがほとんど無い中で、こんなにも『熱狂』させてくれたなんて本当に感謝・感謝です!!!
この『
大奥』は、どんな業界に生きる人でも共鳴する、長い人生において経験するだろう深い「喜怒哀楽」が描かれていて、それを本格実力派俳優さん達の鋭い感性と人間力と演技力で、本当に目の前に生きた登場人物がいるかのように私たちの心に真に迫ってくるのです!!
あんなに何回も何回もも心がキューっとなって泣かされたのは初めて。
そしてあんなに老若男女問わず多くの観客が「スタンディングオベーション」をしている光景も初めて見ました。
今回、描かれるのは江戸時代末期、14代将軍・徳川家茂(金子)の時代。
孝明天皇の妹・和宮(安達)は将軍家に嫁ぎ、大奥に入る。
が、自由奔放な性格のため大奥に馴染むことができず、家茂の母・実成院(江波杏子)との嫁姑対立が決定的に。
そこで大奥総取締の瀧山(浅野)が再び大奥を仕切ることになり、権勢を振るい始めるが、実成院は黙ってはおらず、ある陰謀を企てる。
そして、瀧山、和宮、実成院の思惑は交錯、女の火花はさらに激しく散り始める。
見どころは「全部」ですが、やはり主役の浅野ゆう子さんの真に迫る貫禄の演技!!!
中学のアイドルとしてのデビュー以来ずっと女優としてご活躍されてきたその情熱と人間味と芝居力が貫禄となって、「これが本物の女優や!」という演技を見ることができます!!
本当に並の情熱ではありません!
まず声・発声・かつ舌・抑揚・仕草・所作・佇まい・表情・すらっとしたスタイル・オーラ・人物に対する深いまでの観察力と洞察力・人生の深み、そして完璧な「間」!!
それが『大奥』の中で描かれている数多くの「うま味」を余すことなく多くの人々の心に真に伝えているのです。
そしてこちらも子役からの実力派舞台女優・安達祐実さんの素晴らしい演技との共演で『大奥』は驚異的な仕上がりになっている。
安達祐実さんの実年齢でどうしてあんなに深い人物を演じ切ることができるのか、やはり子供のころから最前線で芝居をしてこられた濃い人生だからなのだろう。
あとは出演者が身にまとう豪華な衣装・本物の内掛けです!
デザインも奇抜でダイナミックで女らしい、本物の「金糸と銀糸」を使っていて、「大奥コレクション」のファッションショーとしての見ごたえもある。
本当に贅沢な演出とキャスティングです!
芝居は本当に『心』が一番大事だと思いました!
開場前から、向こうの道路の奥まで長蛇の列!
皆さん本当にワクワクと楽しみにしている様子で賑わっていました!
口コミってすごい!!
キャ~
こんなことしていただいていいのでしょうか!?
『大奥』の衝撃的な感動の後に、浅野ゆう子さんの楽屋におじゃまさせていただいちゃいました
3時間の大芝居の直後なのに、笑顔で優しく喜んで迎え入れていただいて、本当に心の広さと優しさを感じました!
もう私はゆう子さんの大ファンです
ゆう子さんは女優としてすごいだけでなく、兵庫県出身ということでユーモアも素晴らしい!
やはりユーモアはかなり重要です
しかも、私が外壁画・内壁画と油絵など計30店の美術作品をおさめさせていただいた、仙台の定禅寺通り・メディアテーク隣の『
ヴィア・トリトーネ』に、仙台公演の時に遊びに行ってくれたのです
素晴らしい人にお会いした時、しかも応援していただいた時ほど、本当に改めて強く『頑張ろう!!』って思います
ゆう子さん本当にありがとうございます
チビッ子達も、超レア『大奥エコバッグ』もgetし大喜び
広島駅前でチャーミングな友人と
広島は平和の象徴の国だと思いました。
そういう意味で「地球上で非常に大切な国」。
街をタクシーで走ると、平和をテーマにした巨大オブジェが沢山あり、「たった半世紀前には、今走っているこの路上で、そこの川で、人々が焼け死に、川に飛び込んでいたんだな」と感じることができるのです。
広島の人々の街づくりのコンセプトが、景観から伝わって来ました。
コンセプトは作り上げられた形や空気から、人々に伝わっていくものなんだなと実感しました。
立体巨大オブジェの効果も痛感しました。
タクシーの運転手さんでさえ、戦争や平和の教育に関してとても熱く語っていました。
広島はいい街です