mikoto (奥津 香里命 オクツ カオリノミコト)のブログ

関西の画家・奥津香里命。絵を展示する店、会社、病院等募集中♪絵画は言葉の壁や個人間を超え気持ちを一瞬で伝えられます☆

☆  アトリエ公開  ☆

2010年12月29日 | 日常


前日の朝11時~翌朝5時までかけて、床の張り替えと大掃除と整理をしました♪

2年前の張り替えた床は、絵具やペンキやジェッソや、カッターの跡と、それを補修するテープと黒ずみなどでボロボロで、~一生懸命、頑張ってたんだな~と、ちょっと実感☆☆

白いwood調の床に張り替えました♪
























影♪
























アトリエ全体

壁はいくらでも釘が打てるように、木の分厚い板をはっています♪

ここでは中々、広さ的に大作は描けないので、卒業したら、工場の倉庫跡を借りられたらいいな♪

普段使わないものは、出しておかないで、小さいものでも必ず、しまうのが、毎日快適な環境を持続する秘訣だと、実感☆

クローゼットのスペースを超・有効に使うことが大事☆

ベッドの下にはこれから描く真っ白いガンヴァスとピクチャーボックスでパンパン((笑))































床が白くて本当に気持ちがいい


























ロッキングチェア

これに揺られて、いつもイマジネーションしてます☆























筆たち


























左のラックが油絵専用、右のラックがアクリル画専用。

このラックを左右に配置して、上にパレットやバケツをのっけて、壁のカンヴァスに向かって描いて行きます♪

左の小さなラジオで、たまにFM802を聴いています♪

そうそう  
FM802を聞きながら、床の張り替えをしていた明るい夕方、『今年一番はまったもの!』でリクエスト受け付けていたので、携帯電話から、今年の初個展のことをFM802送りました((笑))

聞き間違えたのか、私の勘違いで、『今年一番の成果!』というテーマで送ってしまい、ああこういう業界はテーマ違うものを送った時点で却下なんだろうなぁ、絶対に読んで貰えないと思っていたら…何と『大阪市北区の☆mikoto☆さんからのお便りです』 とDJさんが読み上げ始めてくれたのです!

『今、アトリエの大掃除をしながらFM802を聴いています…
アトリエって何だかすごいですねきっとイラストレーターか画家さんなのでしょうかね
今年一番の成果は何より初個展を開催できたことです!
…そうなんですねおめでとうございます
初個展では、これまでに出会った人たちが見に来てくださいました。日頃から、応援していただいていること、見ていただいていることを実感し、「そんな方々と交わりながら、社会と交わりながら絵を描いていくことが楽しくなったこと」です。あと一点で完売の16枚売れました。
…これはすごいですねー
場所はFM802のディグミアウトカフェの向かい側にある『ギャラリーよねだ』で開催しました
…いや~☆mikoto☆さんは一体どんな絵をおかきになるのか気になりますねいい話ですありがとうございました

というような感じで、今年一年が報われた気持ちでいっぱいで幸せでした(*´∀`*)

とても心地良かったです

他にカットされたところもいっぱいありますが、とても嬉しかったです!

さすがにエアロスミスの楽曲は古かったようです(笑)





























そして、新しく仲間入りした、美しい音楽を奏でてくれるステレオです

イコラーザーなるものを初めて使います

真剣に音質をおぼえて行こうと思います

絵を描いている時に音楽を聴くと、思考がなめらかになります♪

どの分野にも偏らないクラシックは、どんなテーマの絵を描いていても、思考を無意識のレベルで滑らかにしてくれます♪

オレンジの象さんの背中に、沢山のカラフルな風船をくっつけた紙粘土のオブジェは、ゆりっぺ作

彼女は、自分の絵の世界を立体にするのもうまい

大学1回生の時に、「欲しい」「欲しい」とおねだりしてもらったもの((笑))

それ以来ずっと、アトリエに飾っているのです♪























チェロ弾きのクラッシック音楽の大先生のおかげで、接続もバッチリです


























暖炉のある木調カントリーハウスを夢見る私は、この電気ストーブで冬はその雰囲気に浸っています

アトリエを大掃除しましたが、その部屋の変わりぶりに、予備校時代の5年前と比べ、自分自身が成長しているのを実感しました。

さて、早速、来年出品するアートエクスポ・ニューヨクの作品を制作していきます!

NYなので、日本、更に地域性をもろに出した、「おきまり」シリーズ6枚目で行こうと思います♪




























☆  今描いている絵 ~スイス・シリーズ~  ☆

2010年12月26日 | 作品~WORKS~制作過程


今日は、スイスの大自然の中を、気持ちよさそうにドライブする黄色い車と、二人乗りのバイクと、自転車を描きました。

すべて、自分の目で見てきた、スイスで感動したモノたちを一枚の画面に描いて行きます♪

これも、今日、一度塗っただけなので、これからどんどん色を重ねて、その時見た感動を表現して行きたいと思います♪







☆mikoto☆



















☆  卒業  ☆

2010年12月23日 | 大学生活


今、大学の食堂で晩御飯を食べています。

祝日で夕方なので、学生が全然いないのに、『食堂のおばちゃん』(←学生さんたちに呼ばれている愛称、実際私から見たらお姉さん方ばかり)達は、今日も変わらず、品数豊富で温かくて美味しくて、何より安い!ご飯を作って待ってくれています。

そんな『食堂のおばちゃん』に「ヒレカツ定食ください。」とお願いしたら、「ヒレカツ定食ね~」と支度をしてくれる。

ヒレカツやソースを盛り付けながら、『もう卒業でしょ?』と話しかけられ、(えっ?!)となにも言わずに驚いてると『もう卒業でしょ?』とニッコリ話しかけてくれる。

どう見ても、社会人、教授にしか間違われたことしか無いのに、知ってくれていたのだ。

『元自衛官でしょ?!』とも☆

「バレてますね(笑)」と照れ笑いして会釈するので精一杯。

(いつも美味しいご飯を有難うございます!)と言うのも照れくさくて、心のなかで言って、レジに向かいました。


不思議と、その時にやっと『卒業』を実感できました。

そうか、4年間、ここでご飯食べて精をつけて、学んできてこれたんだと。

1回生の時から、妙に「トシマ」だったから、知っていてくれていたのか、毎日見てたら、食堂に来る一人一人の学生の顔を覚えてくれるのか、とにかく嬉しかったですね。

これまでに何度か「もう卒業だね!」と言われたことはあったけど、特に実感が無く、どうして、この時に『卒業』を実感できたのか、、、

「人の温かさ=愛情」は偉大なり。

4年間、予備校入れて5年間、学んだことを生かして、更にコツコツどころか、ガツガツ羽ばたいて行こう!と思います。





☆mikoto☆










☆  今描いている絵 ~スイス・シリーズ~  ☆

2010年12月22日 | 作品~WORKS~制作過程


今描いている絵の一部をupしていきます♪


























この手作りカンヴァスに、、、、、




























この構想で、、、、






























描いていっています♪

























































今回は、クロッキーを見ながら、写真を見ないで描いて行っています。

記憶を思い起こしながら、何を見て何を感じたのか、思いだし感じながら、見えた光景を描いて行っています。

写真を見ない方が、より印象を描き表現していけるので、その分、「描く」ということにとことん入り、のめり込んでいく感じが凄いです。


























「描く」たびに、成長して行くのを実感します♪

完成が、どんな絵になるのか、描いている方も、わかりません。

なので、とても、ワクワクします♪

































☆  クリスマス・プレゼント  ☆

2010年12月21日 | 日常


京都の美大の1回生の後輩ちゃんから、素敵なクリスマスプレゼントをいただきました

アルバイト先のスターバックスで「制作の時に使ってください」とプレゼントしてくれたです!

実は、この後輩ちゃん、働きながら自分で授業料を稼ぎ、予備校でデッサンを勉強し続け、はれて美大の受験に合格し、今も働きながら、自分で授業料を納めて大学に勉強しに来ている、超・頑張り屋さんであり、情熱家

そんな方が、『We wish you a Merry Christmas, We wish you a Merry Christmas・・・・・』と歌いながら、アトリエにプレゼントを持って来てくれた時は、とても嬉しかったなぁ~




メッセージカードにも嬉しい言葉が!

ありがとう~~~

共に頑張ってまい進して行きましょう!!





























☆  ラバーダック ~6mのアヒル~ ☆

2010年12月20日 | イベント


ラバーダックが中之島バンクスの前に来てるよ





























2009年10月以来で、約1年ぶりなので、お久しぶりです

大阪は住之江区の北加賀屋の地主さんが、社会貢献事業で、多くの人達に喜んでもらいたいと、オランダの作家さんと共に創った事業です





























場所は、中ノ島リーガロイヤルの真ん前だよ

25日のクリスマスまでいるよ































グッズは、16時~の販売開始前から長蛇の列で、毎日完売






























北加賀屋の、『 art cube 鞦韆舘 』(しゅうせんかん)のオーナー 兼 女優さんの由結子さん(左)が販売しています





























24時間、川の上に浮かんでくれていて、深夜の暗がりに浮かんでいる姿は、とても愛らしいです



































☆  『 ハーブ&ドロシー 』  ☆

2010年12月19日 | お勧め♪
映画「ハーブ&ドロシー」を見てきました!

絵画などの作品を4800点買い集めた、NYに住む郵便局員(ハーブ)と図書館の司書(ドロシー)の夫婦のコレクターのドキュメント映画です。

是非とも見ていただきたい映画です♪

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大阪の梅田スカイビルのシアターで放映中です!

大阪の梅田スカイビルのシアターでは、心にじんとくるミニシアター系の映画を沢山放映していますね!

来年1月はバスキアを見に行きたいと思います♪



































ところで、ハーブ&ドロシーの映画で何を知ることが出来たのか、簡単に書いてみました(*^^* ゞ































ハーブ&ドロシーはアーティストを目指して絵を描いていたので、「作品の本質」、「作家の本質」を見ることができ、そこで『イイ』と思ったものを買ったり、もらったりしていたのだと思います

ハーブ&ドロシーのアパートの部屋に飾られていた作品は、作家の生気、エネルギー、感性、繊細さ、センスがダイレクトに伝わる作品が多く、手作り感が強く出ているものばかりでした

ハーブ&ドロシーはアーティストになりたかったからこそ、『オリジナルを生み出し極める難しさ、孤独との戦い、などアーティストの苦悩』がよくわかり、展覧会場や作家のアトリエを訪問しては、持ち帰ったり買っていたのは、『イイ』と思ったのもありますが、アーティストがそれにより心底喜びになることと、その事が作品を創る大きなエネルギーになることを知っていたし、ハーブ&ドロシー本人たちにとっても、リアルな喜びであり、生きる喜びなのだからだと思いました

ハーブ&ドロシーがアーティストのアトリエを訪問していくシーンを見ながら、それに気付いた時には、涙が込み上げて来てこらえるのが大変でした。

ハーブが若いときに美術の本をむさぼるように見ているシーンで気付きました。

美術が人を引き付けるのは、作品には『感情』が現れていて、それを『見た人の心にも、様々な感情が沸き立ち』、気付かないけど、それが快感であり、自然なことだからだと思いました。

作品を制作していると、制作している未完成の過程で、『美しい!』と思うことが、自分の作品だけでなく、他のアーティストの制作過程でも沢山あります。

その美を、ハーブ&ドロシーは知っているし、アトリエに直接行って、作家に直接会って話をして、作品を見て、自分の目と耳と知識で、『イイ』と思ったものを買ったり、もらったりしています。

感じ方が本物です

『人』と『作品』は別々に独立しているようで、実は『同じ』だし、直結してます

あの小さなアパートの中に、数々の作品たちが飾られ、日常生活のなかで常に、作家のエネルギーや発想や独創性を発している作品を見て日々過ごすって、そうとう一生懸命、人生を追求した生き方だと思います

作品は、単純に見て何かを感じて『イイ』と感動する楽しみかたもあれば、ハーブ&ドロシーのように『創作』自体をよく見て楽しむという楽しみかたもあると思います

一人の人間が、人生を賭して追求していく独創的な考えと発想、そしてその表現、それらがリアルであればある程、そうした作品に対して強く惹き付けられます

それがオーラとなって、作品が迫力を持ち、見る側に何かを感じさせてくれますし、感動させてくれるのだと思います

ハーブ&ドロシーは出会った作家、特に自分達が作品をコレクトした作家たちが成長していくのも、子供が成長するのと同じくらい大きな喜びだったでしょうし、育てる喜びもあったと思います

どのように変化し成長していくか、その内容も作家の数だけ多様であり、『知的喜び』もひとしおだったと思います

売らなかったのは、作品一つ一つが、子供と同じくらいかけがいがなく大切なものであり、可愛いものだったのかもしれません

作品は、作家にとって自分自身そのものです

もしかすると、ハーブ&ドロシーも自分自身と同じだったのでしょう



ところで、ナショナルギャラリーのように『作品を売らない』と規約にあれば、大切な作品を安心して寄与できますね

『自分の死後ずっと、ナショナルギャラリーにあり続け、大切に保管され続ける』とわかるのですから、こんな安心なことはありません

世界中の人々に、自分のコレクトした大切な作品が、これから未来の時代の人々に受け継がれ見られるなんて、死後も有意義な影響を人々に与え続けることができるなんて、自分自身が生き続けているのと同じようなことですよね

作家が死んでも作品は生き続け、未来の時代の人々に、自分の感性を感じてもらい、コミュニケーションがとれるのと似ています

作品として、その人は生き続けているという、画家のロマンを、2009年にグッゲンハイム美術館へ行ったときに、初めて感じました


ハーブ&ドロシーの場合、彼らが集めなければ誰も集めないし、多くの人の目に触れることが無かったような作品たちばかりで、それらがナショナルギャラリー等のしっかりとした美術館に入ったのだから、時代をまたにかけて、これから多くの人々の目に触れられるのですから、彼らが人に与えた影響力だけでなく、作品に与えた影響力は絶大

私は、絵が好きで、絵を描き続けていますが、創りてのみならず多くの人をひきつけるアートの本当の魅力を感じてはいますが、説明できる形、言葉の形で具体的にはまだ発見できていないので、これからも追求していきたいと思います


☆mikoto☆






























☆  芸術教育について  ☆

2010年12月18日 | 教育実習 『美術科』




                        『 太陽 』 by mikoto 油絵をフォトショ編集



芸術教育について


○学歴の高さは、文化的活動への参加に影響を与える最大の社会的要因だ。


○芸術に魅力を感じるかどうかは、その人の教育水準と大きく関係している(PARCの調査結果によれば)


○アメリカのハリス世論調査では、回答者の93%が、子供に豊かな教育を施す上で芸術は欠かせないと答えている


→54%が芸術教育の重要性を高く評価している


→回答者の86%は、芸術教育が子供の学習意欲を高めると考えている


→回答者の83%が、芸術教育は子供のコミュニケーション能力の向上に役立つと考えている


→回答者の79%が、芸術を教育に取り入れることは、いまの公教育に欠けているものを取り戻す第一歩だと考えている





大学の帰りの電車のなかで読んでいる本から、抜粋しました♪


☆mikoto☆

















☆  新しい絵の構想    ☆

2010年12月17日 | 作品~WORKS~制作過程


『新しい絵の構想』を考えています。

これは、、、、、、































このカンヴァス(自作)に描く・・・・・・・・


































絵のクロッキーです♪



































スイスで見てきた、美しいものたちを・・・・・・




































1つの画面に描いて行きます。



































スイスのサンモリッツにある、セガンティーニ美術館、、、、














































































山の斜面に、点々と建ち並ぶ家々。














































































スイスの国旗の赤、、、、







































旅、、、、









































色彩、、、、









































遠くに見えた教会、、、、








































内心、とても孤独でした。






















































































































車とバイクと自転車、、、、、































大学のアトリエで描き上げていきます♪

大学のアトリエのキャビネット☆

1回生の時に創ったものです♪

イエロー、大好き!



この絵は、来年2月16~20日に、京都市立美術館で開催予定の『卒業制作展』に出品予定の、2枚の内の1枚です。

もう1枚も「スイス・シリーズ」で、170×120cmの油絵が完成しています。

時期が近づいたらまたupしたいと思います♪

是非、見に来ていただけたら嬉しいです!!



































☆  スイス・シリーズ新作!  『  温かい心  』   ☆

2010年12月16日 | 作品~WORKS~完成


スイス・シリーズ、新作が完成いたしました!

制作に3カ月かかりました。

Blogをupしていない一か月半、この絵とおきまりシリーズ4枚を描くのに集中していました。




























 『    温かい心   』                         
油彩・布カンヴァス
170×131cm
2010年































絵は、筆の動き、タッチや色から、作家の息づかいや感情が、見る側の心に現れ、伝わりますので、是非、「生」を見に来てください。

詳細は最後に記載しています。


























































































































































































































































全体。



この絵は、来年2月16~20日に、京都市立美術館で開催予定の『卒業制作展』に出品予定の、2枚の内の1枚です。

もう1枚も「スイス・シリーズ」で、260×195cmの油絵を現在制作中です。

是非、見に来ていただけたら嬉しいです!!
















☆  スイス・シリーズ新作!  『  温かい心  』   ☆

2010年12月16日 | 作品~WORKS~制作過程


スイス・シリーズ、新作が完成いたしました!

制作に3カ月かかりました。

Blogをupしていない一か月半、この絵とおきまりシリーズ4枚を描くのに集中していました。




























                    『    温かい心   』                         油彩
                      布カンヴァス
                      170×120cm
                        2010年































絵は、筆の動き、タッチや色から、作家の息づかいや感情が、見る側の心に現れ、伝わりますので、是非、「生」を見に来てください。

詳細は最後に記載しています。


























































































































































































































































全体。



この絵は、来年2月16~20日に、京都市立美術館で開催予定の『卒業制作展』に出品予定の、2枚の内の1枚です。

もう1枚も「スイス・シリーズ」で、260×195cmの油絵を現在制作中です。

是非、見に来ていただけたら嬉しいです!!