《 ベルニーナ特急 》
2010年2月
水彩色鉛筆・画用紙
45.5×38.5cm
2009年6月11・12日に、電車でスイスをグルリ一周した
ベルニーナ特急で、アルプス山脈の中を走った
その時のことを 記憶だけで描いてみた
全く一人である解放感と 大自然の壮大さに強く感動し
また 孤独と人生のはかなさを感じた
人生もまた 一人旅 なのだと
だから 時々 日常生活の中で 寂しい気持ちになり
皆 そうなのだと 思えた瞬間
旅は 生きていることを 違った角度から実感させてくれる
私は 今生きている
100年後 この絵はどこにあるのか
スイスで感じたこの感動は どこに行くのか
さみしい 生きている だから絵を描く
山の斜面に 家が点在していて
こんな大自然の中で 暮らしているのが 信じられない
穏やか なんだろうなぁ
緑が青々としていて 谷間に川が流れ
山の斜面には 所々 小川が流れ 合流していた
崖の上には 誰が来るのか分からない
古い教会があり
向こうの山には 氷山が
かっこよく そびえ立っていた
絵の裏に その時に感じたことを 書いてみた
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