mikoto (奥津 香里命 オクツ カオリノミコト)のブログ

関西の画家・奥津香里命。絵を展示する店、会社、病院等募集中♪絵画は言葉の壁や個人間を超え気持ちを一瞬で伝えられます☆

☆  君にいつも花束を  ☆

2009年12月07日 | 作品~WORKS~制作過程


                  『  君にいつも花束を  』

           油絵   F10号(53.0×45.5cm)   2007年

いつも傍にいてくれて、ありがとう

君がいるから、僕はがんばれる

僕には、とてもいけないところがあるけれど

文句を言いつつも、君はいつも傍にいてくれる

君を困らせ、悲しませ、つらい思いをさせて

僕は本当にひどい男だ

今度こそ君をもっと大切にするよ

君なしでは生きていけない

君なしではがんばる意味がない

君はいつもあたたかい

今度は僕が君に喜びをプレゼントするよ

こまめに君を喜ばせる

君の小さな出来ごとに美しい花を贈ろう

甘いものが好きな君に、ささやかなスィーツを


出会ったころと変わらずに、僕は君を喜ばせよう

いつも傍にいてくれて、ありがとう

君はいつも、あたたかい



☆ 街 ☆

2009年12月06日 | 作品~WORKS~完成


 『  街  』

クレパス画   
画用紙(540mm×380mm)   
2006年




週末の休日に、良く晴れた気持ちがパッとする爽やかな朝に、車をお洒落な住宅街に走らせる

そうすると、かならず見つかる素敵な喫茶店

そこで、香り豊かな煎れたての珈琲と共に、お店によって個性の違うモーニングをいただきます

窓から朝日が入り込み、深い焦げ茶色の木のテーブルと床を黄色く照らし、それを眺めながら、美しく可愛らしいティーカップに揺れる、いい香りのコーヒーを楽しみます

音楽はクラシックだったり、オルゴールだったり

アンティークであれば、あるほどうっとりします

休日の一日の始まりはここから

さぁ、未開の新しい場所にドライブに出かけよう!








 



☆  静けさ  ☆

2009年12月05日 | 作品~WORKS~完成


『 静けさ 』

油絵
F4号(33.4×24.3cm)
2008年


ナポリの夜景を描いた

函館・香港、そしてナポリ、世界3大夜景のひとつ

2ヵ所隆起した山は、ナポリの顔であるヴェスヴィオ山

広がっている光のもとでは、人もエネルギーもひしめき合い、激しく賑わっているのだけど、ここはとても静か

自然の涼しい空気の中で、とても静かでゆったりとした時間が流れているのを、キラキラと輝く光が、より際立たせ感じさせてくれます

「静けさ」と「美しさ」と「自然の涼しい空気」が、精神にまで、スーっと入り込んでくる

夜景はすごい



☆ 祈りの灯 ☆

2009年12月04日 | 作品~WORKS~完成


『 祈りの灯 』

油絵   
S・0号(17.9x17.9cm)   
2008年




イタリアのベニスで、教会に行ると、いくつもありました

どこの教会に入っても、あるのです

教会はヨーロッパの人々にとって、切実なものです

教会に入って来る人々は、思い詰めたように、切実で真剣な表情で、蝋燭に火をつけ、祈ります

涙を流したり、壁に手をあて、大泣きする人々もいます

大昔から、多くの人々の願いをぶつける場であり、心と精神と人生を支えてきた信仰

尊重し合うに値する、尊いものです


人々の心のよりどころであり、信仰を深め、神の存在を威厳をもって知らしめるために創造され、進化してきた「教会」という、迫力ある壮大な空間建築は、『究極の芸術』だといえます



























































仙台にあります

~DA CUORE A CUORE~



☆ トスカーナのワイン職人 ☆

2009年12月03日 | 作品~WORKS~完成


『 トスカーナのワイン職人 』

油絵  
F0号(17.9×13.9cm)  
2008年




トスカーナでワインをつくっている青年

トスカーナのワイン職人


これは朝でしょうか

柔らかくも強い日が射しているよう

葡萄を潰しています

トスカーナという絵画のような美しい丘陵にある農家で、毎日ワインをつくるための日課をこなす

おだやかな日々

手づくりのあたたかさ


トスカーナのワインに想う














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☆行き交う☆

2009年12月02日 | 作品~WORKS~完成


『行き交う』

油絵   
F10号(53.0×45.5cm)  
2008年



糸杉が道に沿って並ぶ、なだらかな丘陵が美しい、絵画的風景のイタリア「トスカーナ州」

そこに世界一美しい広場がある、丘の上の街「シエナ」

ヨーロッパの中世の街並みが色濃く残る、歩いていて楽しい街、そしてそこの小さな路地たち

家々の戸口や窓の表情たち

日差しがゆっくりと移ろいで行きます

一体、何人の人がここを行き交って、この美しい風景を見たのだろうか

生活で行き交う人、旅で行き交う人

人の人生は100年だが、時代は永い

階段では、猫が気持ち良さそうに、くつろいでいます



































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☆わたしは一体あなたのどれくらいを知っているのだろうか☆

2009年12月01日 | 作品~WORKS~完成


『わたしは一体あなたのどれくらいを知っているのだろうか』

油絵  
6号(40.9×31.8cm)   
2008年
    


この絵は、仙台のイタリアン・レストラン、『ヴィア・トリトーネ』のために描いた一枚

新しく出来る素敵なイタリアン・レストランの空間を創ることになる、大切な一枚の絵

生きたことを描きたいので、ヴェニスのことを描くことにした

ベニスの仮面、デザインが素晴らしく独特の世界観が出ているものが沢山あった

仮面をかぶると、その人の色んなところが見えなくなって、隠されてしまう

声を頼りに、想像するしかなくなる

仮面を付けていなくても、その人の全てが分かるわけでもなく、結局見えているのはその人のほんの一部の部分なんだろうなと思うわけです

そこが人と接していて、楽しいところでもあり、面白いところなのかもしれない

人間関係って、創り上げていくものなんだなぁと、つくづく思う



































仙台にあります

~DA CUORE A CUORE~























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