犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

カイロでシッポまるん!

2015年02月05日 | 健康・フード・病気・治療・腎不全


カイロをつけて散歩をするようになったおじいわん。

ピンクの綿入れの内側にしのばせているカイロは、

はじめ小サイズだったのだが、今は大サイズ。

背骨に沿って縦長に貼り付けている。

心配していた低温やけども今のところ大丈夫。

セーター着用しているし。




そのカイロは二次使用。

散歩が終わって家に戻ると、ぺりりとはがし、

ゲージの中に敷いた4つ折り毛布の一枚目をぺろりとめくり、

2枚目にしっかり貼って、一枚目をもとに戻す。

その上におじいわんが眠る。

お留守番の間、夜眠る間、ずっと。



エアコンだとのどが渇いて留守の間にたくさん水を飲んでしまい、

それまでは忘れているようなのだが、お散歩にいくときに、

「お、おしっこもれるぞう~」

と大慌て(大暴れ)になってしまう。

そんなこんなで腎臓にも心臓にも悪いし、エアコンはだめ。

電気代が高くてドキドキしながらつけていたオイルヒーターも、

ずっと稼働させている場合は同じだとわかり、がっくり。

思いがけず外があたたかくなると室温がさらに上がり、

やはりのどがかわいたおじいわんは、水をがぶがぶ飲んでしまう。

でもってあれだ。リードをつけたりするときに、

からだ全体が尿意マックスになり、

「わしゃあ、もう、もれるぞう~」

と、わたわた大暴れするのだ。

かわいいんだけどもね~。




おじいわんの部屋は西日が射す部屋で基本的に、とても寒い。

今はタイマーを使って夕方からオイルヒーターを稼働させている。

わたしが帰ってくるころには部屋はいいかんじにあったかい。

そのまま朝を迎えるまでつけっぱなし。

夜間は昼間と違い外気ががくーんと下がっているし、

室内は適当に湿気もあり、おじいわんも水をがぶ飲みしない。

朝はキリリと寒い。

でもつけっぱなしにすると日中また暑い暑いと水を飲むことになる。


「こまったのう」



悩んでいたら「うち、ねこの寝床にカイロ使ってるよ」という人がいて、

こういう風にしたら猫でも大丈夫だと教えられ、その通りにしてみた。

犬のいたずらっ子だと遊びで口に入れてしまう可能性があって危険だが、

おじいわんはその点、優秀だ。食べること以外、な~んにも興味がない。



湯たんぽはサイズのせいもあるが、あてにならない。

案外はやく冷えてしまうのでいっときしのぎなのだ。

とはいえホットカーペットはあまりよくない。

暑くなって移動できればいいが、ゲージの中だとそうはいかず、

やはり水をがぶ飲みするし、水を飲んでも体が乾燥してしまう。

カイロはその点ほんのりあたたか状態が10~12時間は持つ。

もちろんホットカーペットほどの威力はないから水のがぶ飲みはない。

おじいわんも、お散歩の手前で、

「おしっこもれないぞう~」

と余裕のよっちゃんである。

それにしてもこの年でよくもらさないもんだ。

わしは大も小もちゃんと外でするのだという強い気概を感じる。

えらい、えらいぞ、おじいわん。



カイロを安全に使うこと、

もっと早く気付いていればよかったなあと思うが、

まだともに暮らして1か月と2週間ばかりなのだから致し方あるまいなあ~。



おじいわんは今のところすべてにおいて順調なのだが、

本当に困ってるのはもうひとりのほう。

これについてはまだ考えがまとまらないので、

いずれ書くことにして、今日はおじいわんの自慢を聞いてあげてください。






「おしっこもらしたことないんじゃ~」



いいおじいわんでしょう。

わたしもそう思います。