おじいわんはピンクが似合う。
青い洋服を買おうと思ったんだけど、青はやめておこうかな。
ピンクの方がかわいいや。
意外と胸板が厚かったり、肩幅が狭かったり、
個性的で難しい部分があるので、ネットで買うのはやめておいた。
試着しないと難しそう。
親切な方から教わり、無麻酔の歯のスケーリングをしてくれるところが葉山にあって、
そちらにお願いしようかと思っていたのだが、獣医さんのアシスタントをしている人から、
知覚過敏と歯周病の治療をしたほうがいいかもしれない、と言われた。
というのも、おじいわんものすごく食いしん坊で、食べるときは野獣になるのだが、
ここのところ、何回か朝ごはんを残してしまうことがあった。
朝ごはんはカリカリなのだが、そんなに固くない。
でも夜ご飯のおかゆはもう、舐めるようにして平らげるので、やっぱりカリカリに問題があるようだ。
「どうしたの?もういらない?残す?」
下げてもいいか聞いてみると、うーん、としばらく考えて、仕方なさそうに食べる。
口の中の痛みをちょっと気にしながらな食べた方だ。
この症状が出ると、あんまりよくないんだよなあ・・・。
実家の猫が2匹、老猫になってから歯のトラブルで、2匹とも手術をした。
猫と犬とは年齢では比べられないが、ふたりとも15歳以上だったから、
今のこんちゃんと同じくらいの年齢と換算できると思う。
犬と猫とは違うし、多少ボケが出始めているおじいわん、
そして、柴犬はとてもボケやすいと聞くけれど、
猫たちは手術をきっかけにしてボケることはなかった。
先生曰く、麻酔でボケちゃうかもしれない、ということだった。
でもなあ、歯の病気でごはんが食べられなくて死んじゃった子も知ってるし・・・。
何より会社の近くに歯の名医がいるんだな。
しかもこれまでその先生には何度も助けてもらってる。
もう25年くらいの付き合いになる。
はじめはマンションの1Fの小さなクリニックで、
院長先生と奥さんとで切り盛りしていたのだったが、
まじめで、歯では多分全国一ではないかという腕前で、
あっという間に大きな病院になった。
テレビや本にも出てるし、それこそ全国から患者さんが見える。
今では規模が大きくなりすぎて、ちょっと昔のようじゃなくなってきたけども。
規模が大きくなって、忙しすぎるんだろうねえ。
その先生に一度見せたほうがいいかもしれないな、と思っている。
抜いたほうがいい歯を治療してもらって、クリーニングしてもらって、あとは毎日歯磨きをして。
臓器もだけど、歯も大事なんだよなあ。
そういえば人間も歯のかぶせものが老朽化のせいだろうか、
一気にはがれたりして、もうそろそろいかないとまずい。
お世話に時間がかかったりして諦めていたけれど、
あたたかくなったら通い始めよう。