ツイッターとも似てなくはないんだけど、
インスタグラムの立ち位置はツイッターとは少し違っているかもしれない。
おじいわんのことがあってから、どちらもフォロワーさんがぐっと増えた。
新しくフォローして頂くと相手の方のプロフィールがわかる。
使い方を熟知していないからあれなんだけども、情報非公開の方もいて、
そういうときは「あ、そうなのね」と深入りしないようにしている。
(その方のスタンスかなあと思って)
公開されてるときには確認している。
基本的によくわかっていないので「なんでだろう?」と思うことがあっても、
仕事だの犬の用事だの家事だの、その時優先しないといけないことを先にしてしまうと、
「あれ?さっきのなんだっけ?」ということになって忘れてしまう。
だからたいていそのままだったのだけれど、
たとえば、プロフィール画像が犬の画像で、プロフィール情報がない。
たぶん犬が好きなんだろうなという感じはするのに、投稿がゼロとか。
あれ?なんだろう?あれ?これってあぶないアカウント?とか思いつつ、
別に変なメッセージとか送られたわけじゃない(英文でエッチなのとかたまにある)し、
ブロックするのもなんだし(英文で変なこといってくるのは数回したことがある)な、と放置。
で、時間がたつにつれ、気付いたことがあった。
その危ないアカウントなのかな?と思っていた人たち、
なんだかしきりに「いいね!」をしてくれる。
「いいね」が来ると通知があるので(たまにいっぺんにいいねされたりすると見きれないことがあるけれど)
見たりするんだけど「あれ?」「おや?」という方たちから「いいね」される。
それでやっと気づいた。
わたしもよく、オレコに似てるな、こんすけに似てるな、
もういないけど以前いたねこたちににてるな、という理由で、
写真に「いいね!」をつけたりする。
自分の愛する者に似ているというだけで、
その子がどんな暮らしをして、どんなことで喜んで、
幸せに暮らしているか、楽しいことがあったか、元気にしているか、
気になっていくんだが。・・・それだったんだ。
たぶん、オレコとこんすけが、
誰かの大事な子たちに似てるのだろう。
それで見てくれているのだろう。
そしてその大事な子たちは、きっと亡くなったのだろう。
それでこんなに「いいね!」をしてくれるんだろう。
ああ、インスタグラムってそういう場所でもあるんだな、と、
ツイッターとの違いをかみしめた夜だった。昨日はそういう夜だった。
ほかにもたくさんいるのだけれど、昨日の夜は、
ももちゃんの飼い主さんのブログを読んで、全部読んで、胸が熱くなった。
なぜももちゃんが気になったかというと、ももちゃんと同じで、こんすけは年齢がわからない。
ここのところ「こんすけと風貌が似ているな」という子のブログを見たりして、
こんすけに、これからどういうことが起こっていくのか、知りたくて、調べていた。
もっとも電車で移動している短い時間だったりするので、手当たり次第という感じで、じっくり見ていたわけではなかった。
しっくりきたのがももちゃんだった。うちに来た時から、年老いていくまでの過程。
大きさも性別も違うし、こんはみたところ病気はなさそうだけど、ももちゃんは大病をしていた。
それでもおうちにきてから12年も一緒にいたんだって。
自分がももちゃんにひかれたのは多分そこだと思った。
12年というとオレコの寿命(推定)くらい。
あとで書くがオレコはラブラドール系統なので、
一応中型犬ではあるが、体重も15キロ近くあり(内緒)和犬より寿命は短いと思われる。
小型犬より大型犬の寿命が短いのは、おそらく、心肺能力なんだろうねえ。
もうすでに今年4歳になるのだから、オレコに関しては、1/3は過ぎているというわけだ。
平らに見てあと8年。痩せればプラス2年。10年かそこら。そのうち元気なのは5年くらいかな。
おじいわんはあと8年も生きらるかわからないけれど今がピークでここからはどんどん老化していく。
いやふたりとも長生きしてくれたら、こんなにうれしいことはないけど。
22年生きて去年相次いで亡くなったきょうだい猫たちと違って、そんなに長くは無理だろうなあ。
ちょっと立ち寄るつもりが、ももちゃんのブログは手引き書のようだった。
「迷子事件」のときにはもう何年も前のことだっていうのにハラハラし、
「病気よくなった」というときには「よかったねえ、がんばったねえ」なんていいながら、熱中して読んだ。
やめられなくなっていた。すごくかわいいし。飼い主さんと自分の考え方がどこか重なる部分があった。
フィットするっていうのかな。わかる、わかるわかる、といいながら、読んでた。
ももちゃんのインスタグラムの写真、とってもかわいい。
ぎゅーって抱っこして一緒に遊びたい。おれこがやきもちやくだろうけど。
いつかこんすけが星になり、オレコもお空にいったとき、
にんげんだけの暮らしになったとき、インスタグラムがあったらいいな。
「あ、この子こんちゃんに似てる」「オレコそっくり~」なんて言いながら、
毎日「いいね!」するんだ。きっと楽しいだろうな、と思う。
どうかなくならないでくれ、インスタグラム。