この御茶椀はもちろん、写しでございます。明治位かなあと思いますが、見込みは意外にも刷毛目になっております。土味から言えば瀬戸物ではないかと思いますが、高台はあまり茶味がなくて、きっちりと普通の高台でありましてさほどの面白さがございません。
一見した時に、蜻蛉さんの元気がよいことと、御茶の世界の伝統を若干ながらも受け継いでおりますので求めました。
弥富億はなかなか難航しております。ですが、私の場合は一品が逸品である必要は全くございませんので、自分のコレクションに必要な御品を求めて、コレクションの穴を埋めていく手法を取ってございます。結果は御覧の通りの大クズコレクションでございます。最終結果はクズコレクターの迷品の山となります。はい。