以前に満州国の金に関して、UPしましたのは「No. 931 山金採掘と東辺道開発株式会社」、「No. 930 黒竜江の有望な砂金の産地である三道溝」、「No.929 満州国の金鉱山」であります。
ぜひ、ご参照をお願いします。そもそも北満洲の金は砂金が主体でございます。その他の満洲の地域では通常の金鉱石が取れるのでございます。
この雑誌に於きましては中国人の鉱夫が採掘した金を飲み込んで隠すとか、鉱山主が採掘現場で買い求めた金の価格よりも近くの町での相場が安いとか、詐欺師が金が出る有望な土地であると投資家を騙すとか、隣接した、二つの鉱区で、一方では有望でない、投資をあまりしない鉱山主が、隣の豊富な産金をするが投資額が大きいために買取価格が低くなった鉱山主より優位に立ち、結果、豊富な産金の地区の鉱夫が隣のぱっとしない鉱区の鉱山主に金を売るなどの逸話に満ちております。