暇人のぐうたら日記

暇人がぐうたらな日々をつづる

日本の倫理の欠如 もはや負の連鎖は止められない

2017-10-26 22:30:43 | 時事

政治は自民党安倍政権が国難解散だと言って解散し、圧勝した。その後、謙虚、真摯、丁寧に説明すると言っておきながら、首相指名の特別国会以外、来年の通常国会まで国会は開かないそうだ。理由は野党の体制が整っていないからだと言っているらしい。体制が整っていないのは希望の党だけで希望の党は野党かもわからない。単なる言い訳に過ぎない。

神戸製鋼所の偽装問題が止まらない。もはやアメリカも調査に乗り出しており、株価も半分以下に下がっており、会社として果たして維持できるのか極めて怪しくなってきた。大企業が損害を出すと銀行やそれ以外の企業にも波及し、今後の日本経済が極めて不安定である。

政治も経済も国難であることは事実だが、そもそも倫理の欠如によるところが多い。希望の党も小池都知事の倫理観、民進党議員の倫理の欠如によるものである。

いつから日本は、こんなに無責任で倫理が欠如し出したのか。おそらくずっとそうだったのだが、これまでは顕在化していなかっただけだろう。ネット等で情報が伝わりやすくなって顕在化してきたものと思われる。

残念ながら、選挙は終わってしまった。有権者の倫理が問われた選挙だったが、自公で3分の2以上の議席を与えてしまった。これは有権者の倫理観の欠如と言わざる負えない。無責任が次の無責任を生み、さらに次の無籍にいへとつながる。負の連鎖は断ち切れない。


理解不能な改憲派集会

2017-10-26 10:53:56 | 時事

櫻井よしこ氏「何としてでも安倍政権のもとで憲法改正を」

改憲派集会が早くも行われている。しかも、憲法9条についてである。しかし、良く読んでみると理解できないことが多い。

例えば、危機が迫っているのに2020年までに憲法改正と言っていること。こんな悠長なことなら別に危機でも何でもない。

自衛隊を国軍として明記。明記しなくても国軍になっているという事実。

中国の台頭。中国が戦力を増強しているのが危機と言うが、中国は国連の常任理事国である。常任理事国には5か国があり、もし中華思想を戦力で行おうというなら、侵略になり国連を脱退しなければならない。そんなことを中国がするわけがない。

アメリカが守ってくれない。アメリカは日本と言う国を守らないが日本に基地が必要なのである。日本がなければ、太平洋の利権が守れない。だから、日本を傘下に置いておきたいだけである。もし、日本が独自で軍事化を進めれば、アメリカは実力で阻止するだろう。アメリカは日本に武器を売ってお金儲けしているだけで、日本の軍事化を促進しているわけではない。

北朝鮮は日本の問題でない。ロシア、中国、アメリカの大国の問題である。だからこそ問題が深刻ななわけである。いくら自衛隊を増強したとしても、日本1国ではロシア、中国には敵わない。

中華思想は、中国国内の問題であり、日本が中華思想に染まることはない。それより、中国人が日本の不動産を買い占めていることを止めさせなければいずれ支配される。チベットのごとく。何も知らずに爆買いで喜んでいるのは日本の政権ではないか。

ということで、改憲勢力が何をしたいのかサッパリ理解できない。安保反対の内ゲバを取り上げて左だ何だのと言うのは時代錯誤も甚だしい。暴力反対と言ってるのに、軍事力強化では再び侵略戦争でもしたいのかと疑いたくなる。