政治は自民党安倍政権が国難解散だと言って解散し、圧勝した。その後、謙虚、真摯、丁寧に説明すると言っておきながら、首相指名の特別国会以外、来年の通常国会まで国会は開かないそうだ。理由は野党の体制が整っていないからだと言っているらしい。体制が整っていないのは希望の党だけで希望の党は野党かもわからない。単なる言い訳に過ぎない。
神戸製鋼所の偽装問題が止まらない。もはやアメリカも調査に乗り出しており、株価も半分以下に下がっており、会社として果たして維持できるのか極めて怪しくなってきた。大企業が損害を出すと銀行やそれ以外の企業にも波及し、今後の日本経済が極めて不安定である。
政治も経済も国難であることは事実だが、そもそも倫理の欠如によるところが多い。希望の党も小池都知事の倫理観、民進党議員の倫理の欠如によるものである。
いつから日本は、こんなに無責任で倫理が欠如し出したのか。おそらくずっとそうだったのだが、これまでは顕在化していなかっただけだろう。ネット等で情報が伝わりやすくなって顕在化してきたものと思われる。
残念ながら、選挙は終わってしまった。有権者の倫理が問われた選挙だったが、自公で3分の2以上の議席を与えてしまった。これは有権者の倫理観の欠如と言わざる負えない。無責任が次の無責任を生み、さらに次の無籍にいへとつながる。負の連鎖は断ち切れない。