昔「楯の会」というものがあったそうですが、
もちろん、何の関係もありません。
（Wikipedia：楯の会→https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A5%AF%E3%81%AE%E4%BC%9A）
〈SEALDs（シールズ：Students Emergency Action for Liberal Democracy - s）は、自由で民主的な日本を守るための、学生による緊急アクションです。担い手は10代から20代前半の若い世代です。私たちは思考し、そして行動します〉
だ、そうであります。
〈私たちは、戦後70年でつくりあげられてきた、この国の自由と民主主義の伝統を尊重します。そして、その基盤である日本国憲法のもつ価値を守りたいと考えています。この国の平和憲法の理念は、いまだ達成されていない未完のプロジェクトです。現在、危機に瀕している日本国憲法を守るために、私たちは立憲主義・生活保障・安全保障の3分野で、明確なヴィジョンを表明します〉
なんだ、そうであります。
（SEALDsウェブサイト→http://www.sealds.com/）
いやあ、若いっていいですねえ。
彼ら彼女らが、
「思考」しているかどうかは、ちょっとアヤシイのですが、
「行動」しているのは確かで、そこ（だけ）は、おおいに評価します。
そんなワケで、
私としては、その辺のワカモノ達の成長を、
（あくまでも他人目線で）生暖かく見守っているような気分でいました。
でもねえ・・・
ついに、というか、
満を持して、というのか、
かねてからのウチアワセどおり、だったりするのか、
とにかく「天の声（朝日新聞、天声人語）」が降るに至りまして、
なんだか、困ったなあ、ってところです。
日が落ちれば少しは涼しくなるだろうという目算は外れた。国会正門前の熱気はただごとではなく、汗が噴き出す。一昨日の午後７時半。安保関連法案に反対する大規模な抗議行動が始まった▼催したのは都内の大学生らによる「ＳＥＡＬＤｓ（シールズ）」だ。日本語では「自由と民主主義のための学生緊急行動」。会場の歩道を埋め尽くす顔には高齢者も子連れの家族も。「若者がんばれじゃなくて、全世代で集まれよ！」。彼らの呼びかけ通りの壮観である▼「勝手に決めるな。憲法守れ」。激しいコールが国権の最高機関の堅牢な建築にこだまする。法案は憲法違反と多くの専門家が指摘しても、政権与党は耳を貸さず、近く採決の構えを見せる。抗議行動への参加者は増え続ける▼勝手に決めるな。それは、決めるのは私たち、主権者は私たちだという叫びである。投票だけが国民の仕事ではない。時の政権に常に目を光らせ、必要なら声を上げる。その声を軽んじる現政権に対し、「国民なめんな」のコールが起こるのは当然だろう▼哲学者の柄谷行人（からたにこうじん）さんは以前、３・１１後の反原発デモに触れ、「人がデモをする社会」という文章を書いた。人々が主権者である社会は、選挙によってではなく、デモによってもたらされる、と。その流れは枯れることなく今に続く▼国会前に立ちながら、目配せという言葉をふと思い浮かべた。「危ないね」という思いを伝え合う、それぞれの目配せ。このさりげない連帯は強まりこそすれ、と感じる。
（天声人語：2015年7月12日（日）付）
他人の口を借りているとはいえ、
〈人々が主権者である社会は、選挙によってではなく、デモによってもたらされる〉
と言われてビックリですが、
「そのデモ自体が、そもそもデマによってもたらされたものだろう」
と言い返してやりたいところです。
いや、それはともかく、
こんな調子で、
ものの見事に利用されちゃってるSEALDsちゃんです。
いや、それとも承知の上のことかな？買いかぶりかな？
言っときますけど、
この「行動」がもとで、色々とマズイことになっても、
大人は助けてくれませんよ。
いや、それも置いといて、
ことここに至っては、
ちょっと真面目に彼ら彼女らの言い分も、
聞いてみようかな、
ということで、
ウェブサイトのつづきです。
第1分野：立憲主義
〈戦後70年間、私たちの自由や権利を守ってきた日本国憲法の歴史と伝統は、決して軽いものではありません。私たちは、立憲主義を根本的に否定する現政権、および自民党の改憲草案に反対します。そして私たちは、日本国憲法の理念と実践を守る立場から、立憲主義に基づいた政治、つまり個人の自由や権利を尊重する政治を支持します〉
なるほど「現政権、および自民党の改憲草案に反対」ということだけは伝わります。
ところで、
「個人の自由や権利を尊重する政治」と言いますと、
それは、現在の日本には無いのかな？
だったら、世界のどこかで実現しているのかな？
第2分野：生活保障
〈私たちが望むのは、格差の拡大と弱者の切り捨てに支えられたブラックな資本主義ではなく、豊かな国民生活の実現を通じた、健全で公正かつ持続可能な成長に基づく日本社会です。私たちは、多くの国民の生活を破壊しかねない現政権の経済政策に反対します。そして、公正な分配と健全な成長政略を尊重する政治を支持します〉
はいはい「現政権の経済政策に反対」ということだけは伝わります。
ところで、
「公正な分配と健全な成長政略を尊重する政治」と言いますと、
それは、具体的にどのような経済政策になるのですか？
あ、ついでにコマカイことですけど、
「SOCIAL SECURITY」って、普通は社会保障のことでないの？
第3分野：安全保障
〈たとえば中国は政治体制こそ日本と大きく異なるものの、重要な経済的パートナーであり、いたずらに緊張関係を煽るべきではありません。さらに靖国参拝については、東アジアからの懸念はもちろん、アメリカ国務省も「失望した」とコメントするなど、外交関係を悪化させています〉
〈歴史認識については、当事国と相互の認識を共有することが必要です〉
あらら、
ここに至って正体見たりというか、
語るに落ちてるっていうか、
「貴方、どちらさん？」
な感じですね。
続けてこんなことまで言ってますし。
SUGGESTION：リベラル勢力の結集にむけて
〈私たちは、現政権の政治に対抗するために、立憲主義、生活保障、平和外交といったリベラルな価値に基づく野党勢力の結集が必要だと考えます〉
何年か前に、散々聞かされましたね。
貴方達は、それこそ「子供」だったんでしょうけど。
で、オマケでこちら。
〈SEALDsは基本的に学生の持ち寄りで活動しています。しかし、映像の制作費、デモ集会の運営費、フライヤー制作などなど実質的に学生の持ち出しのみでは厳しい運営となっています。これからもクオリティの高い動画制作や、集会を維持していくために、もしよろしければ、寄付などを通じて私たちの行動を支えて頂けないでしょうか。何卒よろしくお願いします〉
最後はカネの無心ですか。
ところで、皆さん目隠しされてますね。
ヘルメットにマスク、ゲバ棒、なんかじゃない分、
センスは認めますが・・・
後ろ暗い犯罪者が何か言ってる、
みたいに見えるんですけど、気のせいですか？
ちなみにSEALDs、
Twitterではこんなことも言ってます。
（SEALDs:Twitter→https://twitter.com/SEALDs_jpn）
並べてみると、
「思考」だけじゃなく「行動」もアヤシイ感じになりますねえ。
それでもSEALDs、
Facebookページでは、
1.4万人が「いいね！」してるんですよ（7/13現在）。
（SEALDs:Facebook→https://www.facebook.com/saspl21）
いわゆる「市民運動」が市民権を得るのは、
1万人がひとつのメドかなあと私は思っているので、
まあ「すごい」のかもしれません。
それこそ、何も考えず、
お祭り気分で「いいね！」しただけの人も含めてでしょうけど。
気になったのでウチの長女（19歳）にSEALDsのことを聞いてみたら、
「私はそんなことより、嵐とＶ6の方が大事」
だそうで、安心（？）しました。
「後楽園の野球は満員だ」のひそみに倣えば、
「嵐もＶ6も（ついでにAKBも）チケット手に入れるの大変なのよ」
ってところでしょうか。
まあ、SEALDsちゃん達も、
一通り思い出作ったら、潮が引くように日常に戻って行くでしょう。
薄汚い大人が、それを許すか疑問ですが・・・
いろんな意味で。
あるいは、
たとえ極小数であっても、
本気で政治に目覚め、自分の「知らなさ」かげんに気付いて、
「こんなんじゃダメだ」とばかりに猛勉強するとか。
そういうワカモノが出てくるのなら、
それこそ、暖かく見守ってやりましょう。
もちろん、何の関係もありません。
（Wikipedia：楯の会→https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A5%AF%E3%81%AE%E4%BC%9A）
〈SEALDs（シールズ：Students Emergency Action for Liberal Democracy - s）は、自由で民主的な日本を守るための、学生による緊急アクションです。担い手は10代から20代前半の若い世代です。私たちは思考し、そして行動します〉
だ、そうであります。
〈私たちは、戦後70年でつくりあげられてきた、この国の自由と民主主義の伝統を尊重します。そして、その基盤である日本国憲法のもつ価値を守りたいと考えています。この国の平和憲法の理念は、いまだ達成されていない未完のプロジェクトです。現在、危機に瀕している日本国憲法を守るために、私たちは立憲主義・生活保障・安全保障の3分野で、明確なヴィジョンを表明します〉
なんだ、そうであります。
（SEALDsウェブサイト→http://www.sealds.com/）
いやあ、若いっていいですねえ。
彼ら彼女らが、
「思考」しているかどうかは、ちょっとアヤシイのですが、
「行動」しているのは確かで、そこ（だけ）は、おおいに評価します。
そんなワケで、
私としては、その辺のワカモノ達の成長を、
（あくまでも他人目線で）生暖かく見守っているような気分でいました。
でもねえ・・・
ついに、というか、
満を持して、というのか、
かねてからのウチアワセどおり、だったりするのか、
とにかく「天の声（朝日新聞、天声人語）」が降るに至りまして、
なんだか、困ったなあ、ってところです。
日が落ちれば少しは涼しくなるだろうという目算は外れた。国会正門前の熱気はただごとではなく、汗が噴き出す。一昨日の午後７時半。安保関連法案に反対する大規模な抗議行動が始まった▼催したのは都内の大学生らによる「ＳＥＡＬＤｓ（シールズ）」だ。日本語では「自由と民主主義のための学生緊急行動」。会場の歩道を埋め尽くす顔には高齢者も子連れの家族も。「若者がんばれじゃなくて、全世代で集まれよ！」。彼らの呼びかけ通りの壮観である▼「勝手に決めるな。憲法守れ」。激しいコールが国権の最高機関の堅牢な建築にこだまする。法案は憲法違反と多くの専門家が指摘しても、政権与党は耳を貸さず、近く採決の構えを見せる。抗議行動への参加者は増え続ける▼勝手に決めるな。それは、決めるのは私たち、主権者は私たちだという叫びである。投票だけが国民の仕事ではない。時の政権に常に目を光らせ、必要なら声を上げる。その声を軽んじる現政権に対し、「国民なめんな」のコールが起こるのは当然だろう▼哲学者の柄谷行人（からたにこうじん）さんは以前、３・１１後の反原発デモに触れ、「人がデモをする社会」という文章を書いた。人々が主権者である社会は、選挙によってではなく、デモによってもたらされる、と。その流れは枯れることなく今に続く▼国会前に立ちながら、目配せという言葉をふと思い浮かべた。「危ないね」という思いを伝え合う、それぞれの目配せ。このさりげない連帯は強まりこそすれ、と感じる。
（天声人語：2015年7月12日（日）付）
他人の口を借りているとはいえ、
〈人々が主権者である社会は、選挙によってではなく、デモによってもたらされる〉
と言われてビックリですが、
「そのデモ自体が、そもそもデマによってもたらされたものだろう」
と言い返してやりたいところです。
いや、それはともかく、
こんな調子で、
ものの見事に利用されちゃってるSEALDsちゃんです。
いや、それとも承知の上のことかな？買いかぶりかな？
言っときますけど、
この「行動」がもとで、色々とマズイことになっても、
大人は助けてくれませんよ。
いや、それも置いといて、
ことここに至っては、
ちょっと真面目に彼ら彼女らの言い分も、
聞いてみようかな、
ということで、
ウェブサイトのつづきです。
第1分野：立憲主義
〈戦後70年間、私たちの自由や権利を守ってきた日本国憲法の歴史と伝統は、決して軽いものではありません。私たちは、立憲主義を根本的に否定する現政権、および自民党の改憲草案に反対します。そして私たちは、日本国憲法の理念と実践を守る立場から、立憲主義に基づいた政治、つまり個人の自由や権利を尊重する政治を支持します〉
なるほど「現政権、および自民党の改憲草案に反対」ということだけは伝わります。
ところで、
「個人の自由や権利を尊重する政治」と言いますと、
それは、現在の日本には無いのかな？
だったら、世界のどこかで実現しているのかな？
第2分野：生活保障
〈私たちが望むのは、格差の拡大と弱者の切り捨てに支えられたブラックな資本主義ではなく、豊かな国民生活の実現を通じた、健全で公正かつ持続可能な成長に基づく日本社会です。私たちは、多くの国民の生活を破壊しかねない現政権の経済政策に反対します。そして、公正な分配と健全な成長政略を尊重する政治を支持します〉
はいはい「現政権の経済政策に反対」ということだけは伝わります。
ところで、
「公正な分配と健全な成長政略を尊重する政治」と言いますと、
それは、具体的にどのような経済政策になるのですか？
あ、ついでにコマカイことですけど、
「SOCIAL SECURITY」って、普通は社会保障のことでないの？
第3分野：安全保障
〈たとえば中国は政治体制こそ日本と大きく異なるものの、重要な経済的パートナーであり、いたずらに緊張関係を煽るべきではありません。さらに靖国参拝については、東アジアからの懸念はもちろん、アメリカ国務省も「失望した」とコメントするなど、外交関係を悪化させています〉
〈歴史認識については、当事国と相互の認識を共有することが必要です〉
あらら、
ここに至って正体見たりというか、
語るに落ちてるっていうか、
「貴方、どちらさん？」
な感じですね。
続けてこんなことまで言ってますし。
SUGGESTION：リベラル勢力の結集にむけて
〈私たちは、現政権の政治に対抗するために、立憲主義、生活保障、平和外交といったリベラルな価値に基づく野党勢力の結集が必要だと考えます〉
何年か前に、散々聞かされましたね。
貴方達は、それこそ「子供」だったんでしょうけど。
で、オマケでこちら。
〈SEALDsは基本的に学生の持ち寄りで活動しています。しかし、映像の制作費、デモ集会の運営費、フライヤー制作などなど実質的に学生の持ち出しのみでは厳しい運営となっています。これからもクオリティの高い動画制作や、集会を維持していくために、もしよろしければ、寄付などを通じて私たちの行動を支えて頂けないでしょうか。何卒よろしくお願いします〉
最後はカネの無心ですか。
ところで、皆さん目隠しされてますね。
ヘルメットにマスク、ゲバ棒、なんかじゃない分、
センスは認めますが・・・
後ろ暗い犯罪者が何か言ってる、
みたいに見えるんですけど、気のせいですか？
ちなみにSEALDs、
Twitterではこんなことも言ってます。
（SEALDs:Twitter→https://twitter.com/SEALDs_jpn）
並べてみると、
「思考」だけじゃなく「行動」もアヤシイ感じになりますねえ。
それでもSEALDs、
Facebookページでは、
1.4万人が「いいね！」してるんですよ（7/13現在）。
（SEALDs:Facebook→https://www.facebook.com/saspl21）
いわゆる「市民運動」が市民権を得るのは、
1万人がひとつのメドかなあと私は思っているので、
まあ「すごい」のかもしれません。
それこそ、何も考えず、
お祭り気分で「いいね！」しただけの人も含めてでしょうけど。
気になったのでウチの長女（19歳）にSEALDsのことを聞いてみたら、
「私はそんなことより、嵐とＶ6の方が大事」
だそうで、安心（？）しました。
「後楽園の野球は満員だ」のひそみに倣えば、
「嵐もＶ6も（ついでにAKBも）チケット手に入れるの大変なのよ」
ってところでしょうか。
まあ、SEALDsちゃん達も、
一通り思い出作ったら、潮が引くように日常に戻って行くでしょう。
薄汚い大人が、それを許すか疑問ですが・・・
いろんな意味で。
あるいは、
たとえ極小数であっても、
本気で政治に目覚め、自分の「知らなさ」かげんに気付いて、
「こんなんじゃダメだ」とばかりに猛勉強するとか。
そういうワカモノが出てくるのなら、
それこそ、暖かく見守ってやりましょう。
一般の学生という事になっていますが、大阪の選挙では自民党系の候補を応援ですから、、、、そんな捻じれた支持をするところまで偶然に共産党と一緒になるわけがないでしょう。