昨日は黒部市在住の国際交流員ラシャペル・ユーゴさん(カナダ出身)の
「多文化共生」についての話を聞いてきた。
おもにカナダにおける現状を中心にした話ではあったが
なかなか奥の深い内容だった。
ユーゴさんは小寺勇悟という日本名を名乗ったりするユニークな20代の若者で
「国際交流員」という任務を全うすべく、健闘中なのだが、いろいろと悩みもあるようだ。
以前二人で話す機会があったとき、彼は
「日本人(黒部市民)の差別」に大きな失望と悩みを感じているという意味のことを語ってくれた。
その時は彼の言う「日本人(黒部市民)の差別」の何たるかがよくわからなかったのだが・・・・・・・・
別の集まりの時、「日本人は外国の人に話しかけるとき、
ほとんどが英語で話しかけるが、それは間違いだ。」と彼は言った。
それは「異国の人が日本へ来たら日本語を使うべきだ」と、語学力のなさを言い訳する、
私の偏狭な見解とは全く違う意味だったのだが・・・・・・・・
一国一言語という特殊な環境で生活している日本人にとって
カナダをはじめとして、「全国共通語」がないという状況は
なかなか想像することが難しいのではないだろうか。
話が支離滅裂になってきているが・・・・・・・・・
日本人が国際性に乏しいといわれるのはそういう(外国=英語)認識の低さ
にも起因するのかもしれない。
そういう私たちが、多数文化共生あるいは多様文化共生するには
そして黒部市が標榜している「国際化」とはなにか
ということについて来月の3日語り合いましょうということになりました。