
わたしたちが下草刈りに励む、東京都下の里山にも
少し前まで国蝶であるオオムラサキがいたと聞いたので、
一度本物を見たいね、どんなところに棲んでいるのか見に行こうよ、
と、なりまして
先週、山梨県北杜市にあるオオムラサキセンターへ
研修に出かけてきました



JR中央本線の日野春駅で降りて
静かな町を歩くこと10分ほどで到着です。

素敵なデッキテラスの真ん前、

樹齢100年を超えるというクヌギの巨木には、
カブトムシやコガネムシ、そして、オオムラサキがわんさか集って
お互い争うようにして樹液を吸っています。

ネット張りの観察施設に入ると

わぁ~っ!
団体さんの園児や小学生に負けないくらい声が出てしまいます


クヌギに集れなくても大丈夫。メロンなんかも置いてありました。

子どもたちが「ムーちゃん、ムーちゃん」と呼ぶ、大人気なアイドル幼虫

こんなにかわいい顔を脱皮するときに脱いじゃうというから



森林科学館の中に飾られたツリーや

サンタさんに、本物の蝶や昆虫が使われているんですよ~。
他にもたくさん、ありましたから、
ここには一体、何匹の昆虫が飾られているんでしょう?
気が遠くなるような数でしょうね~。

午後、静かな時間にもう一度ネットの中に入ってみると、
こんなツーショットを見ることが出来て、ラッキーでした。
オスがもうあまり見られないことと、飛んでいるのを写真には撮れませんから

わたしたちの森をどんなふうにしてゆきたいか、
その手本となるような風景にも出会い、
実りの多い研修旅行になりました。
その翌々日、地元の山でスズメバチ・チェックをしていると

りっぱなタマムシ発見
「明日も来てね、よろしく」

もう時期が終わりと聞いたルリボシカミキリも1匹だけど姿を現し、
「明日、よろしくね」と挨拶しておいたのは、

昨日が、わたしたちの会で催す「昆虫観察会」だったからです。
60名の親子連れの参加があり

前日タマムシのいた木に、クワガタがたくさんいて
大盛り上がりの子どもの声が、こだましていました。

お父さんが捕まえてくれた!
って、うれしそうに見せてくれた。

ずっと虫好きでいてね。
きっと大丈夫だよね。

おばちゃんが子どものころ大の苦手だった
こんな幼虫にも喜んでいたから。

この幼虫が、こんなきれいな蝶になるって
子どもの頃から知っているのが、羨ましいぞ。
と、こんなふうに
連日、準備だなんだで飛び回っていたので、

momoは、テーブルの上でクロール?
泳ぎに連れてってにゃんd(=^・ω・^=)b

小魚が食べたい!
そらの食欲は夏バテしらず。
でも、やっぱりどこにも連れて行ってあげることは出来ないので、
帰宅すると

干物になっちゃうからね!
と、ほったらかし飼い主に チクっとアピールする2匹でした。
ごめんにゃさいm(=^・ω・^=)m