夏の間に、猛烈な勢いで森を覆ってしまった草を刈るのが楽しくて、
時間をみては山へ通っています。
雑木林の木漏れ日の中で、ムラサキの小粒をたくさん付けたヤブランが
こんなにあったかしら?と思うほど咲きそろって、
林の縁の土手では、ワレモコウが嬉しそうに日を浴びています。
いつか、キンミズヒキが森を縁取ったらいいね~
仲間たちと描く、自分たちの森の想像図。
まだまだ先は長そうですが、少しずつ見えてくる景色が励みです。
今月の初めに書いたブログの写真と比べて見てくださいね
里山は秋の始まり へ
ガガイモが一つ、実を結んでいました。
花も実も1㎝ほど。
これが中から綿毛がふわっと飛び出すまでには、何倍も大きくなります。
その頃まで順調に育ってくれるとよいなぁ。
ヒヨドリジョウゴの実は、燃えるような真っ赤な色に熟してきました。
小人の家のような、タマゴダケ。
仲間の一人が食べて、美味しいと言っていました。
わたしは・・見るダケ、でいいかな笑
ゲンノショウコも、今では希少らしいです。
毎年、同じ場所に確認に行かないと観られないって、
ちょっとさみしい気がします。
ショウコさんと同じような場所に出てるけれど、
こちらは少しずつ増えてくれている気がします。
アキノタムラソウ。
蚊に刺されるのを覚悟して、毎回観察&咲いていれば写真を撮るのですが、
これがピントがなかなか合わず、やっと合った~と思った瞬間に蚊が止まったりして、
シャッターを押すか? 蚊を追い払うか?
いつも悩ましいマヤラン。
共生菌がないと生きていけません。
だから、採っていっても咲きませんので、ここにいさせてね。
コウヤボウキの蕾。
昨日の発見エリアでは、今まであまり見なかったので、
これからこの場所で、種がこぼれて増えていくように、
せっせと笹を刈らなくちゃ、とますますやる気が湧いてきます。
シラヤマギク。
おとなしげな花が、秋に似合います。
ノササゲ。
豆の仲間なので、花が咲き終われば鞘が出来ます。
それが、紫色でとてもきれいなので、楽しみです。
午前中いっぱい富士山が見えるようになったということは、
空気が澄んできたのでしょうね~。
季節は確実に進んでいて、
うっかりすると、日の入りが早くて、帰り道が薄暗かったりします。
オマケに、春菊の赤ちゃんと
タマネギの赤ちゃんです。
自然の中で、季節の移り変わりを感じることができるなんて、
「ぜいたくだね~」
「幸せだね~」
と言いながら、
ますます山にいる時間が長くなりそうで、
留守番のにゃんずには、ひたすら謝るしかなさそうです