夢色

集めてるもの 見たもの 書きたいものを 思いついた時に。
基本ネタバレ注意。
火月 神の気まぐれ よろずメモ。

<唐天竺の彼方から、此方へたなびく紫雲英。 ~西国第7番 岡寺>

2019-04-30 | 西国三十三所

毎年思ってるけど、GWなるものは本当に迷惑千万でしかないですな~。
どうせ10連休になるなら、1年の内どこでも10日間休んでいいという風にすればいいのに と呪いの言葉を吐きながら、お休みに突入。
シフトじゃなくても、担当なんだからとかいって、様子見に行かないと なんやかんや上から思われるしさ。
そういう意識が働き方改革を妨げてるんだよ・・・と、もひとつ呪いの言葉を吐きながら出勤して、昼からお出かけしました。
本当に日本人って、自分が仕事してる時に誰かが休んでたら、それが正当な理由であっても、気に入らない人多いよね・・・。
非効率的な集団意識。

亀岡のほうに行こうかなとも思ったけど、ふ、と、久しぶりに奈良にでも行こうかな、という気になったので、善は急げ、電車で向かいました
乗り慣れないバスに、これで良いのかなぁと思いながら乗ってたら、アナウンスで飛鳥大仏というのを聞いて、急遽途中下車。
降りるんだったら一日乗車券買ってたら良かったな

次のバスまで30分だから、、、と思いつつ、お参りに向かいます。
 安居院、通称・「飛鳥寺」は、蘇我馬子が仏法を広めるためにお寺を作ろうと発願し、建てられたところです。
もともと、飛鳥には都があり、蘇我一族が勢力を持っていたので、とても広い境内でにぎやかだったと。
お寺を建てたと言っても、そもそも日本ではお寺や仏さんというものがどういうものか分かっている人が居なかったため、仏さんは大陸の鞍作鳥(止利仏師)に作ってもらったとのこと。
大化の改新を経て、都は移って行き、徐々にこのお寺の周りも衰退して行ってしまったそう。
それでも、蘇我一族は地元の方たちに感謝されていたため、こちらのお寺も地元の方々のおかげで今に伝えられているそうです。
そのため、仏さんのお写真もOKですとのことだし、本堂ではお坊さんに歴史などを教えてもらうことが出来ます。  

 飛鳥大仏。左側からのお顔は、少し厳しいお顔。 正面から観ると、お顔は少し右側を向いていらっしゃいます。
・・・ていうか、こんだけ大きな仏さんをどうやって建物の中に運んで安置したのか、謎・・・昔の人って、世界中ですごいよね・・・
仏舎利もありました。  
両脇には阿弥陀さんと  聖徳太子像  
  中庭も綺麗。
お寺の瓦なども見ることが出来ます。    

  聖観世音菩薩と、お大師さん。    
 金堂の基礎石。この中に大仏さんが居らっしゃいます。
お寺の裏手、田んぼのほうへ向かうと、蘇我入鹿の首塚があります。    一面レンゲ畑。
昔、学校が棚田を1年借りるのに当選して、希望者は田植えや稲刈りを経験することが出来るのに参加したことがあるんだけど、その時の田植え前のレンゲ祭りを思い出した~
ピンクの絨毯!
懐かしいなぁ。これぞ、明日香って感じ。

ゆっくりしてたら、バスを目の前で逃してしまい、、、 また30分待ち・・・
さすが奈良・・・  何にも無ぇ・・・懐かしい・・・(笑)

 手持ち無沙汰なので・・・タンポポ撮りに行ったら飛び出してきたのが・・・  カエルさん
残念ながら私が撮りたかったのは、あんたじゃなくて、こっちなの~  

そんなこんなで、ちょっと遅れてようやく到着しました。
ていうか、バス停からめっちゃ坂道上がらなあかんやん・・・中山寺の山登りの再来かと思ったわ

 「西国第7番 岡寺」です。  
ちょうど今は記念事業の一環で、春の特別拝観として「内々陣お扉特別開扉」と  「本尊脇侍不動明王像 愛染明王像特別拝観」  が行われています。
そして、GWだけは「華の池」として、天竺牡丹が散りばめられています  
  手水鉢には、大きな華が敷き詰められていて、大きな宝石みたい。
  牡丹が満開。
   すごい綺麗・・・天国みたい。

そして、こちらのお寺は石楠花でも有名なのですが、こちらも見頃を迎えていました!  
本堂までの両脇にはお花が沢山あって、幸せだなぁ。       

 楼門と、奥の書院が借景になっているようで、綺麗。  
連休なのもあるのか、結構人が来てました。

本堂でお参り。    内々陣の拝観と、お不動さん・愛染さんをじっくりと拝観出来ました。
御本尊の如意輪観音さまは、弘法大師が日本・中国・インド三国の土で作られたといわれる、4.85mの巨大な観音様です。
胎内仏と言われる金銅の「如意輪観世音菩薩 半跏思惟像」の御分身も拝観出来ましたが、とても優しくてふくよかな可愛らしい観音様でした。

お不動さんの光背には、迦楼羅が3匹隠れていました。
花山上皇の御手石があって、両手を重ねることが出来ました。私より少し長い指。ありがたかったです。

 もともと岡寺は「龍蓋寺」と言われていました。  
この地を荒らして農民を苦しめていた悪い龍を、義淵僧正が池の中に封じ込め、大きな石で蓋をして改心をさせたことから、その名が付いたと言われています。
奥之院のほうへ歩いて行くと、マイナスイオンいっぱいの空気が広がっていました。
         
奥之院は「弥勒の窟」といわれる石窟堂で、中に入ると弥勒菩薩座像にお参りできます。  
石楠花の花道。    たくさんの虫がお食事中で、ブンブン羽音が重なって、そのうち お経を唱えているように聞こえてきました(笑)
途中、境内を一望できる瞬間が。  
 三重塔。  これぞ、明日香って感じの景色が広がってて、ほぅ~と一息つきます。
 お大師さんにもお参りして、最後時間があれば行きたいところがあったので、ちょっと急ぎます。
    名残惜しい~。

参道には藤の木がありました。  
 中山寺のブンブンと同じかと思ったけど、こっちはハナアブみたい。黄色の場所が違うかったし、お食事に夢中で、見向きもしなかったわ(笑)

  ふもとに「岡本寺」というのがありました。天智天皇の岡本宮の遺跡だそうです。  阿字石。
 古い昔ながらのお家を見ながら、急ぎます。

  ホントに、だだっ広くて何もないわ・・・と悪態付きながら(笑)向かったのは、、、 歩いて10分くらい。
石舞台古墳」です。  昔は囲いなんかなくて、中高の遠足の道すがら寄ってたくらいなのにな~。今は有料になってます
     ごつごつした岩と、小さい石とかが組み込まれてます。
  中に入ると・・・  ・・・何もない(笑)
     どうやってこのバランスで組み上げようと思ったんだろう・・・すごいよね・・・。

  石棺のレプリカ。これの中に寝そべること想像すると、ちょっと恐怖でした。いや、まぁ、寝そべる時にはもう死んでるけどさ(笑)

 だだっ広い景色の中に、石舞台。これぞ、飛鳥ロマン。
と思って、人が居なくなる瞬間をずっと待ってた私www
 なかなか楽しかったです!

久しぶりの明日香。
行くの大変だけど、これはこれで悠久の時を感じられて、おおらかな気分になるねぇ。
 バスの車窓から見える、ピンクの絨毯。

橿原神宮前駅前へ到着~。  
駅ナカの「うめもり」で、柿の葉寿司ならぬ、わさび葉寿司を発見。  珍しかったので買ってみました。
旬の菜の花が良い塩梅の苦みと辛みで、美味しかったです

いや~ 良い旅だった!
と、満足しながら帰ってきて、車内で爆睡して、眠い目こすりながら改札向かってたら、、、ん?なんか皆、手元に紙持ってる・・・

・・・・・・はっ!あれは もしやっ!!!

と、一瞬でシャキーンッ!って覚醒して、出元を瞬間で見つけて、無事ゲットしました! 
 天皇陛下ご退位の号外新聞です

はぁ~ 最後まで良い一日だった!
平成最後の日。
大きな時の流れを旅した気分になりました

 岡寺から石舞台古墳へ向かう途中にあった観光案内所で、パパっと選んだインスタント。
珍しいのばかり選んでみました~どんなお味かな


<そばにいるよと、不意打ちで。 ~西国第24番 中山寺>

2019-04-21 | 西国三十三所

当直明けに天気が良かったので、遠出しようと、西国第24番「中山寺」へお参りに行って来ました~!
  こちらは安産祈願で有名なお寺の為、週末は妊婦さんの家族連れで大混雑・・・。
古くから、秀吉も祈願に来て秀頼を授かったと言われていたり、明治天皇が産まれたのもこちらのご利益だということで、昔から特に関西では安産祈願、戌の日のお参りと言えば、中山寺、となっています。
  仁王門。

 参道の両脇には、干支の守り本尊のお堂が並んでいます。
進んでいくと、平成29年に再建された五重塔が見えてきました。
なんだか不思議だな~と思ったのが、なぜかそこだけ ぼわ~っと霞がかかって見えています。
 手水が まぁるい。
 階段を上がらないといけないところは、ちゃんとエスカレーターやエレベーターが完備

寿老神堂や  閻魔堂があります。  
もともと西国33所を開かれた徳道上人が仮死状態になったとき、閻魔大王に「あんさぁ、娑婆で悪い事して来る人間が多すぎて、こっちも困っとんねん。みんなに、観音霊場を回って功徳を得られるように言ってくれへんかー?33カ所回った証があれば、それだけでもう極楽送ったるからさ~。」って言われて、生き返り。
観音信仰を広めようと努められたのですが、なかなか浸透せず、期が熟すまで閻魔様から頂いた御宝印を中山寺の石の櫃に納められました。
その後 時は流れ、花山天皇が出家された後、これらの御宝印を掘り起こし、西国33所を再興されたのです。
そして2018年が、西国33所が開かれてから1300年ということで、現在記念事業が行われているということ。
・・・やばい、意訳しすぎてめっちゃ怒られそう・・・

階段を上がって本堂へ。 
  秀頼が再建したと言われ、極彩色に彩られています。 動物も。
 今、観音様とご縁を結ぶ 結縁綱が設置されています。 この特別散華もいただきました。
フォトスポットが設置されています(笑)  

もう一つ階段を上がると、遠くから見えていた五重塔が間近になります。
  このぼわ~っと霞がかったような不思議な雰囲気の源が、この深い青でした!  
とっても良いと思う!

 大師堂では、団体さんがお坊さんのお話を聞いていました。
隣には、お稲荷さん。  

 御朱印を頂きに納経所へ。
西国33所と、摂津88ヵ所の御朱印を。
こちらの中山寺は、摂津88ヵ所のうち、第69番、70番、71番の3札所となっています。
第69番は大師堂で、第70番は納経所で。
そして、第71番は・・・奥之院なんです・・・。
どうしよう・・・でも山登りって書いてあるし・・・天気が良いから暑そうだし、普通の恰好してきているから、こんな体力無い私が出来るか分かんないし・・・次にしようかな・・・と尻込みしながら、納経所のおじちゃんにどのくらい時間かかりますか?って聞いたら、

おじちゃん「うーん、2時間くらいかな?」
私「・・・往復?」
おじちゃん「ううん、片道やね
私「・・・(・・・いや、今日はやめとこうや、明けやで?準備もしてへんし・・・)」と、結構やめる方向で気持ちが揺らいでいたら・・・

おじちゃん「・・・行って来たら?まぁゆっくり行ってきたら、大丈夫やよ!今日は天気も涼しいし!ゆっくり行ったら行ける行ける

・・・おっちゃーん!私の何を知っとるんやー!私のへちょさ 知らんやろー!!!

私「・・・分かりました~!

あれっ?


・・・ということで、お茶一本だけ命綱に、さて、奥之院を目指します(`・ω・´)ゞ

 さらば境内・・・
笑。
詠歌堂の屋根も、シンプルながら綺麗な文様が。


 中山古墳というのがあるのを初めて知りました。  石の櫃(からと)。

墓地と梅林の間を抜けて行くと、  一丁と書かれた丁石。
奥之院までは18丁と聞きました。
さあ、一体全体、私でも辿り着けるのかどうか・・・。
 お地蔵さんなどが道すがら、あちこちにお祀りされていて、地元の方々は通われているんだなぁと思いました。
 占部左近のお墓。

さて、3丁付近まで来た時点で、「いやっ・・・もう無理っ・・・やばい、血圧下がってきた・・・動悸ヤバいっ・・・」って早速のへちょさ具合を発揮して、しばし立ち止まる。。。笑。
ここらへんから、ブンブンすごい羽音させながら付いてくる子がいて。
ホント、ずっとずっと周りを付いてきて(笑)
「あー、もう分かった分かったっ!頑張るからっ!はいはいはいっ!」って喋りながら足を進めます。

ようやく8丁くらいで夫婦岩に来ました。
   ちょっと一休み・・・。
周りで一緒に歩いてる子供とかもっと元気で、すごいわぁ。。。

一休みしてる最中も、ずっと周りをブンブンホバリングして せっついてくる子。
 見えないだろうけど、真ん中 電線の下に小っちゃく映ってる子(笑)
ホバリングが上手で、まっすぐ横に両手ぴっ!って感じの羽根。
真ん丸ふわふわな身体。
胴体は黄色。
多分、クマンバチかな。

きっとお大師さんか、観音様か、はたまた奥之院のご本尊か。。。
私がお腹に居る時、母がお参りに来てたらしくて、「お、あん時の子か~?大丈夫か~?」とか言って、見に来てくれたんかな。
分からないけど、ずっと付いててくれるので、また、分かった分かった!はいはいはいはい!ってなりつつ(笑)再出発。

でも一番しんどかったのは、最初の3丁くらいかなぁ。結構急だった。
それ以降は、岩ゴロゴロ道だったり、平坦な山道になったりしつつも、割と頑張れたよ。
そもそも、通勤カバン肩にかけて、御朱印帳2冊とスマホバッテリー入った手提げブラブラさせながら登ってる人、私しかおらんし
リュックサック買わなあかんな・・・と真剣に検討しましたよ。

  ちょっと山道になった方が歩きやすい。シダが宇宙人の触角みたい。
 知らない誰かが、頑張れって言ってくれてる。

すれ違ったり、私を追い抜いていく(笑)ハイカーの皆さんは、必ず「こんにちは~!」って声掛けてくれて、それがすごく元気になるし、お返事したりこちらから挨拶したりする度に 自由になる気がして、あぁ、良いなって思いました。
岡田くんが言ってたことがちょっと分かる気がした

  山道を進むと、 17丁まで来ました~。
中山寺を開いた聖徳太子の御修行の地とのことです。
 宇多天皇御自彫天神像のある磐座です。  うっすらと線で天神様が描かれているのが分かります。

 ようやく・・・っ! 奥の院へ到着しました~。  
 立派な拝殿です。
お参りしてもまだ息が上がったままで(笑)御朱印を頂きました~。
そして、こちらには奥之院の登拝スタンプカードがありまして、また次いつ登れるか分からないですが頂いてきました

拝殿の左側には白鳥石があり、大悲水が湧き出ています。 お隣にはお不動さん。 

   桜が綺麗に咲いて、のどかな風景。
おいちゃんに そそのかされて2時間!本当に2時間!上ったけど!
笑。
登った甲斐がある、気持ちいい道のりと、奥之院でした

  おにぎり食べたりしてる年配の山登りグループの方たちを横目にチョコレート齧って、一休みしたら、同じ道を戻ります。
途中の道ではヤマツツジが満開で、これまた霞がかったようにピンクがぼやけて、フワフワ 溜め息ものの光景です。    
奥之院に到着したらブンブンは、「よしっ!」って感じに居なくなったのに、降り始めたらまたブンブン言いながら付いてきて(笑)
もうずっとお喋りしながら帰ります。 ←不審者

 白いモフモフ。鶯が上手に鳴いてます。
道が分かってると、帰りは早いです。
でもなんだか、分岐がいろいろあって また合流して、、、ってなってるような気がする。
夫婦岩のところで違う道に入って、展望台に寄り道。
 はぁ~ 良い景色に、おにぎり持ってきたら良かったな~って思いました 
 ようやく2丁まで戻ってきました!やっぱり3~4丁あたりが一番しんどい気がする。。。
ここらへんにきたら、ブンブンはまた「よしっ!」って感じに居なくなりました。
案内してくれて、ありがとう~!

ようやく境内に戻ってきて、信徒会館で一息ついていたら、外側をニャンコがトテトテ歩いてきて、 ペタンっと日向ぼっこ。 
見てるのに気付いて、  何ですかニャー?と言いたげ。そのうちにまたトテトテ歩いて行っちゃいました。

降りてくるのもゆっくり帰ってきて2時間弱って感じ。
お寺の喫茶店「梵天」で、蓮ごはんを頂きます。 
 蓮の葉で包まれた蒸しご飯って感じで、中にはレンコン、油揚げ、クコの実、銀杏、雪菜が入っています。  ハフハフしながら食べました。

   カラタネオガタマ。
仁王門の裏。   仁王さんの裏には、狛犬さんが居ます。
 宝塚のスミレマンホール。

ちょっと元気が出たので、近くの清荒神さんへ行くことに
   荒神さん、こと「清荒神 清澄寺」は、台所の神様。
 拝殿。
鳥居横には、古い枝と若い枝が混在しているソメイヨシノがありました。  
 拝殿の裏には荒神様がお姿を現されたという「荒神影向の榊」があります。
 護法堂。 木漏れ日が綺麗。
 火箸納所には、たくさんの火箸が納められていました。めっちゃ大きいのとかもあって、ビックリ。
 役行者。  宝稲荷社。  本堂。

  お庭の池には鯉がいっぱーい。  
 一願地蔵尊。
  鉄斎美術館は今お休み中なので、史料館で展示を見てきました。  
 この清荒神まんじゅうは、美味しいからオススメです
昔お参りに来た時は、摂津88ヵ所の大日如来の御朱印を頂いたので、今回は「清荒神王」を頂いたのですが、とっても綺麗な字で書いていただきました。


帰る前に行きたいところがあったので、その前に西国33カ所JRスタンプラリーのスタンプをお願いしようと中山寺駅に行ったのですが、これが大変だった・・・。
窓口でお年寄りの方が何かチケットを買おうと一生懸命話してるから、ずーーーーーーーっと待たないと行けなくて・・・
駅員さん、私がスタンプ本持ってるのちゃんと見てたし、裏に他の駅員さんも居るのに、まったくこちらを気にする素振り 無し。
私の後ろも列になってきているけどのに。。。
私の用件は向こうには分からないから仕方ないし、順番なんだけどさ・・・一言スタンプ?って聞いてくれて裏の人に声掛けてくれたら済む話なのにな~って思いながら、、、さんざん待ちました。
スタンプ3秒で済んだ
以前から思ってたけど、やっぱり安定の気の利かなさは流石国鉄・・・
観音様にお参りしたのに全然消えない煩悩・・・
ムシャクシャして7-11のイースターぱふぇを貪り食うwww  
さよなら聖徳太子・・・  


最後、帰る前に来たのが「名湯 宝乃湯」です。
  この黄色く濁ったお湯「黄金湯」が、かけ流しで楽しめるんです!
その性質は、あの有馬とほぼ同一ということで!
登山帰りに、なんて素晴らしい!(笑)
 週末だからか、結構混んでました。

とろっとした黄色いお湯に浸かると、体がじんわり温まります。
外には宝山市場といって、ちっちゃな道の駅みたいになってて、オヤツと  食パンを買いました。
無添加の食パン、柔らかくて甘くて 美味しかった~!

今日は思いがけなく山登りになりましたが(笑)ちょっとイイかも!って体験でした。
ブンブン、また会えるかな~。
また登りに行きたいです
でも、体がバキバキや~


<伸びやかに飛び回る花守たちと輪舞。 ~西国第20番 善峯寺>

2019-04-06 | 西国三十三所

朝ゆっくり寝ようと思っていたのに、夜中に隣が騒いで明け方まで眠れず
んでもって朝もまたTV付けたりして、いい加減頭にきて管理会社に連絡してたので、おかげで寝不足のまま起こされて、腹が立ったので遊びに行くことにしました(笑)

この家に引っ越してきてから、マンションの作りがちゃちいのか、隣が非常識なのか分からないけど、夜にしゃべる声とか、TVの音とか聞こえてきて、結構ノイローゼなりそうで
男の人の声って、自分が思ってるよりずいぶんと響いてるから、世の中の男性には気を付けて欲しいもんです。
彼氏なのか友達なのか知らないけど、いつも男性2人がしゃべってる声が聞こえてくるの・・・。
これまた質が悪いのが、毎日ではないんだよね・・・。
最初私だけの幻聴かと悩んだわ(笑)
さすがに、夜中なのにライブハウス並みに絶叫してC&Rされた時には、速攻クレーム入れて、そこからライブ会場は脱出したけど。
そもそも賃貸なのに「俺だけの!○○~!」とか「超絶カワイイ~!」とかライブ開催するのは、完璧そいつが 馬鹿… 非常識な人なんだろうけど、くしゃみの音とかも聞こえるからなぁ。
レオ〇レス並みのしょぼい作りなんだろうか?鉄筋コンクリなのになぁ。。。
駐車場勝手に使う人居たり、まぁ結局、全体的に皆が常識無くなってきてるんだろうかしらね。困ったもんだわ。


ということで、昼前に出発して、東向日へ。
駅からバスが1時間に1本しかないから、時間調整しないといけないし、車で行こうか迷ったんだけど、お花見シーズンは混むと困るなと思って、電車で出発しました。
バスに乗って向かうと、途中結構狭くなって対向が難しそうで、バスの車内も対向車チェックのための2人体制になってたので、車で来なくてよかった~とホッとしましたw
 良い天気で、菜の花の黄色い絨毯。

本堂から奥之院まで、少し上がるとは聞いていたけども、想定外な事に、バス停から山門までが一番自分的にはきつかった
 え?これ上がるの?って感じのつづら折りの坂道が控えてた・・・
お陰で、50mくらいですぐに息が上がって(笑)どんだけショボいねん私~ってなりました。
写真撮る振りして、息を整える  座禅石。
 あと少し・・・  もう少し・・・
着いた~!  西国33カ所 第20番「善峯寺」です。
  仁王さん。
入山料を納めて入ると、結構こちらも境内は広そう。  
 手水は、ここら辺の名産の竹。
  本堂でお参りします。  立派!  
 お守り納めに、カワイイ ワンちゃんが戯れております。
 晴れて良い天気  
順路に沿って上がってきます。  つりがね堂の鐘は、厄除けの鐘だそう。私はいつも先に撞くか後で撞くか分からなくなるから、突かない(笑)

 護摩堂。

こちらのお寺で有名なのは、「遊龍の松」という、全長37m 御歳600歳以上 国の天然記念物の松です。 
 虫食いで治療されたりしたので小さくなってますが、もともとは50m以上あったんだって。
   デカすぎて・・・
 どうやっても綺麗に撮れませぬ

 多宝塔に、経堂。     


 経堂の前には、桂昌院お手植えの枝垂れ桜が綺麗に咲いていました  
 松との共演。    真ん中に立つと、桜と青空に大きく包み込まれて、とても気持ち良かったです!

  
また進んでいくと、アジサイ苑がありました。   幸福地蔵は、自分以外の幸せをお祈りします
 桂昌院廟。
ドンドン上がっていきます。  
 釈迦堂。 桂昌院のお家・本庄家の家紋「九目結紋」が至るところにありました。
お釈迦さんは、珍しい手を合わせた石仏で、真横まで入ってお参りすることが出来ました。

阪神大震災の時に、高速で引っかかって落ちそうになっていたバスの運転手さんが持っていたお守りが、こちらのお釈迦さんのお守りだったため、「おちないお守り」として人気だそう。
確かに、あの日、あの映像は衝撃だった。

 悠仁さまの印・高野槙。

さて、ここから上がって、奥之院へ向かいます。  

 ちゃんと見守っておいてよ~ とお願いして出発(笑)

と、結構気負って出発したものの、あっけなく到着。  やっぱり最初の山門までが一番しんどかったわ(笑)

 見晴らし台みたいな「けいしょう殿」。  鶯がとっても良い声で鳴いてるのが聞こえました。今日の子は上手ね!
 階段を上がって、薬師堂へ。桂昌院出生の由来にちなんで、出世薬師如来と言われています。
 すこしけぶってるけど、京都が一望できます。

道順に沿って、 蓮華寿院旧跡庭。

 遊龍の松のジュニアみたいな子。
 石仏も沢山。
そのまま歩いて行くと、 青蓮院親王御陵と、祖師のお墓が並んでいました。

  とても静か。  宮内庁の管轄でした。
 本庄家の方々のお墓。

帰り道には、キラキラの紅葉。  

 小さな滝と鯉がたくさんの池。  近寄ったらいっぱい寄ってきた。
 私が何か美味しい物を投げ入れたと思って、水面の木の葉をパクパクしてましたごめんね~、イイモノ持ってないのよ~

   思っていたよりもしんどくなかったので、お参りの際にはぜひ奥之院までスニーカーとひらひらスカートで行けちゃいました


 文殊寺宝館では、今年の春は「「阿弥陀堂特別展 ー宝冠阿弥陀如来と桂昌院ゆかりの人々ー」をやっていました。
宝冠阿弥陀如来という、冠を被った、変わった阿弥陀さんとか、位牌とか、小袖とか、香炉箱などなど、桂昌院所縁の物を中心に展示してありました。
もちろん、文殊菩薩さまも。

 気持ちの良いお寺でした。

帰りのバスがこれまた1時間に1本、しかも最終が16時24分というスケジュールなので
次に寄ろうかどうしようか、ちょっと下ったところにある「よしみねの里」に筍を見に行こうか・・・と迷いましたが、筍はまた出来上がったタケノコご飯を食べることにして(笑)
最終より1本早いバスにちょうど間に合ったし、十輪寺へ行くことにしました。

バスを待っていると、並んでいた台湾人の男の子にすごく話しかけられて、正直一人でゆっくりしたかったし、片言の日本語で話すのも疲れていたので距離を置いていたのですが、なんせバスの時間は決まっているため(笑)
結局十輪寺の中でも一緒になるし、いっぱい話しかけてくるし、とうとう腹括って最後は駅まで一緒に帰ることになりました
話してたら、日本人の奥さんも居るようだったし、別段変な意図はないと思うんだけど、いろんな人が居るからさ・・・
当初私のこと、パッと見て日本人だと思わなかったみたいで。
外人さんはヒッチハイクしたり、初対面の人と旅行先で仲良くなるのが上手だけど、私は基本的にそういうの苦手だから・・・。
何でこのお寺に来たの、とか、チベット人の友達から聞いた輪廻の話とか、人生における自分の使命知ってる?とか、なんかそういう日本語で話すのもややこしい話だったから(笑)
そして、最後駅で別れる時に、「貴女は最初はあまり心を開いてくれなかったけど、話しているうちにオープンマインドになってくれたね」って言われたwww
そりゃそうだよっだって放っといて欲しかったんだもん!(笑)
で、ハグして良い?って言われて、握手してハグしてバイバイしましたwww
何だったんだ~
そういえばトルコ行った時も、本当に日本人?って言われたなぁ~。
坂本さんじゃないけど、れっきとした純日本人の娘ですwww
その間にシルクロード通って来たんかいな?(笑)


 在原業平ゆかりのお寺「十輪寺」
です。  
入り口入ったら、ニャンコちゃんじゃなくて、お客さんのペットのワンちゃんが座っててびっくりした(笑)
 業平楓と、大樟樹。 

 立派な なりひら桜   
 本堂の横に中庭があって、三方普感の庭と呼ばれています。
狭い敷地でもお庭を楽しめるように、それぞれ眺める方角によって違った見え方が工夫されているお庭のことらしい。
高廊下を通って、業平御殿へ行けます。
  建物を覆うような大きな天蓋桜。

 不迷鐘(まよわずのかね)と呼ばれていて、何かに迷っているときに撞くと決心がつくらしい
 本堂裏手が小高い丘のようになっていて、上がれるようになってます。
  夕日に映えて綺麗。
 業平のお墓や、 塩竃の跡があります。

最終バスに間に合うように、お寺を後にします。
 時間帯や季節によっても景色が変わるんだろうなぁ。
小さいながらも素敵なお寺でした。
入り口まで戻って来たら、今度は違うワンちゃんに変わってたwww  オデのかーちゃん、どこ?みたいにじーってしてた(笑)
ちょっとポテポテ・・・って歩いてきて、私の手の匂いを嗅いで、「・・・なんも持ってへんやん・・・」って戻っていきましたw  待ちぼうけの、おりこうさん。

 入り口を出た周りも、綺麗なお花がたくさん。  葉桜も妙なり。

 思わず歓声を上げた、レンゲの花道  久しぶりに見たなぁ、レンゲ
ここでも鶯がケキョケキョ・・・って頑張ってました。今日はどの子も良い声だった
土筆とスギナ。  


バスで駅まで帰ってきて、改札入ったところで、「あ!あかん!JRまで行こうと思ってたんやった!!!」ってなって、慌ててJRまでお散歩。
 途中の公園でも桜が満開で、ここでも思わず歓声が。

JRの駅で無事にスタンプもらって、阪急までまた戻ります(笑)  ゆるキャラの「からっキー」くん。
駅から歩いていたら、店頭に私がずっと探していた竹踏みの竹を発見!
でも値札が付いてなかったし、「御用の方は隣の事務所まで」ってなってたから、まぁいっかぁと思い、一度通り過ぎて・・・・・
・・・いやいやいや!やっぱり気になる!思い出込みだし、1000円くらいだったら買っとこう!
ってもう一度戻る(笑)
窓にへばりついて、じーって考えて(不審者)、隣の事務所に「あのぉ・・・」って言いながらそーっとお邪魔しました(笑)
おばあちゃんと、社長さんらしきオジサンと居て、「おいくらですか?」って聞いたら「350円です」って・・・・・・買い占めるわ!(笑)
真っ白な色のと、まだら模様のとあって、材質が違うんですか?って聞いたら、物は全く同じで、人工的に模様を付ける、ここらへん名産のものになるんだって。
知らなかった~!
せっかくだから、図面竹っていうのかな?その模様が入ってるのにしました。
ナマモノだから、節のある位置とか、カーブの強さとかが全然違うので、「踏んでみてね~」って言って頂いたのに甘えて、いくつか踏み踏み・・・。
自分の足になじむやつにしました。
 やったぜー!!!ここしばらくイチ良かった買い物かも?(大袈裟。笑)
昔、実家で父がいつも竹踏みしてて、一度割れちゃったから嵐山で見つけた時に買って帰ったことがあるんだけど、自分の家用には無くて探していたので、嬉しかったー!
名産のものだし、イイモノ見つけました
大塚竹材店」さん、ありがとうございました
諦めずに戻って良かったぜ笑。


そんなこんなで、寝不足のままで疲れたけど、今日は良い一日になりました


<桜一凛。 ~西国第3番 粉河寺>

2019-03-29 | 西国三十三所

職場最終日に、朝イチで事務仕事と各所へ挨拶済ませて、片付けは明日に回して車飛ばして行ってきました
 仲良しの先生が、プレゼントくれたの~
私の大好きな、ロクシタンのヴァーベナのシャワージェル
これでしっかり癒されます~


前回は電車でエンヤコラ行ってきた、和歌山へ。
今日はリハビリがてら車でドライブ。
ちょうどお昼時、恒例のSA探検を兼ねて、岸和田SAでお昼ご飯
 泉州しらす丼と、 べっぴんコロッケ
みかんまる とか、コーヒーランドとか、欲しいお土産あったんだけど、これから車内は暑くなるし、帰りにしようと断念。。。したら、帰りは違うミカンパンのお店しかなかった
次にリベンジね~。
日本庭園もある、大きなSAでした!  

私の愛車は10歳越えなので、ナビが古くて全然道路が通ってなくて(笑)グーグル先生に道案内をお願いしてたら、だいぶと黙ってしまいました(笑)
ドキドキしたけど、無事に「西国第3番札所 粉河寺」へ到着!
大門の横を抜けると、売店の奥に駐車場があります。

お大師さんの不動堂。 桜はまだもう一息でしたが、部分的には綺麗に咲いてます  
本堂まで少し距離があるのですが、  良い天気なのでゴキゲンでお散歩。
本坊・童男堂の前には枝垂桜。 

・・・と、ここで後ろが騒がしいのに気付いてふと見たら、発見してしまった!・・・・・・ツアーが来てる!!!Σ(゚Д゚; ヤバし!

笑。
御朱印がめちゃ混みになるので、大変申し訳ないのですが、参道に並ぶ方たちには「ごめんなさいぃ~後で戻って来ますから~!」と心の中で手を合わせて、デケデケ急ぎ足で歩いて、本堂へ。
特別拝観も、後程落ち着いてから・・・と思い、外から簡単にお参りしてから速攻御朱印をお願いします。
おばちゃんが書き終わるくらいに、ツアーの添乗員さんがドカッとお客さんの納経帳を持ってきたので、、、せぇ~~~ふ!
しばらくしたら、ツアーのおばちゃんおじちゃん達が沢山来たので、よし、もう一度仕切り直しじゃ!と参道へ戻って、ゆっくりと見てきました(笑)


 露座仏。  仏足石。

後ろには出現池。    立派な建物。
童男大士は、観音様の化身で、柳の枝を手に持ち、白馬に乗ってこの池より現れたと伝えられています。

手水は蓮の形。  そして、身代わり地蔵。 

中門はとても立派なの!    四天王さん達。

 木鼻には象さんみたいなのが、あ~んってしてて可愛かった

  丈六堂には阿弥陀さん。

本堂へ上がる階段の横には、石造りの粉河寺庭園があります。
これが凄くて。
 ずっと見てて飽きない。いろんな角度で眺めて。
   真横から。 
桃山時代からの庭園。
ごつごつの岩と蘇鉄が、水墨画みたいな感じの静けさを作ってる。
風格があって、観る場所によっていろいろと見え方が変わる。

ここで、ツアーさん達の参拝が終わったみたいなので、入れ替わりで本堂へ向かいます(笑)

 六角堂と、湯浅桜。
本堂の建物自体もすごく立派!  
どっしりと男らしいんだけど、繊細でこまやか。
 この屋根の重なりに惚れたね笑。
  普段は外からお参りですが、今日はちょうど「北面千手観音様」の特別拝観が出来ます。 
御本尊は秘仏でこれまで一度も公開されたことが無く、その裏手にお祀りされているのが、北面千手観音様になります。
スロープが作られているので、お顔を同じ高さで拝むことが出来ます。
衣の紋様も薄っすらと残っていて、もともとは凄く豪華だったんだろうなぁと思います。
そして、38本の脇手の掌ひとつひとつに、玉眼仕上げの眼が入っていて、すごくリアル!
思わずまじまじと一つ一つ見入ってしまいました。
お顔は少し面長で下膨れの素朴な感じ。
持ち物も一つ一つ違うので、じっくりとみることが出来ました。

内陣の須弥壇もこれまた立派で、二十八部衆と風神雷神が秘仏の両脇に配置されています。
今回は14体と風神は修理中で不在でした。
須弥壇に彫られている龍が凄くて、めっちゃイケメンで、これまで見た龍の中で一番オトコマエだと思った(笑)

左の順路には、お大師さんや、弁財天、不動明王、大日如来、鬼子母神。
裏観音様をお参りしたら、ぐるっと右側に出てきて、閻魔王尊、十六羅漢が居ます。
十六羅漢は詳しくないから違うかもだけど、、ペットのワンちゃんみたいになついて甘えているような龍と、優しい顔で撫でてる羅漢さん(と私は思った。笑)が居て、これが良かった。

そして、内陣で左甚五郎作の「野荒らしの虎」が見れるというのを楽しみにしていたのですが、行けども行けども分からない・・・。
いつものように欄間みたいなところに小さくあるのかなぁと天井の方を眇めて見ても分からなくて、う-ん、誰かに聞こうかな・・・と思いながら羅漢さんを見ていて、ふ、と気配を感じて振り返ったら、、、おった!!!
てか、めちゃデカいし!(笑)
私、勝手に小さい飾りサイズだと思ってた・・・そしたら、大型犬をさらに一回り大きくしたくらい大きいわ
びっくりしたー(笑)
よく言われるように、夜に本堂を抜け出して田畑を荒らし回ったので、とうとう目に釘を打たれてしまった、といわれています。
が、現在はもうその釘は抜かれてしまっているんだって。
その場にいるお寺の方が教えてくださいました。
・・・まじまじと両目を覗き込む・・・うん、確かに・・・(笑)
目の前で観ることが出来るので、迫力があります!
尻尾もちゃんと縞々になってる

特別拝観限定の、北面千手観音様の御朱印を頂いて。 
もう一度見て回っていいですか?って聞いたら、「どうぞどうぞ~。御朱印と実物と見比べるのも良し、ゆっくり何度でもどうぞ~。」と言ってくださったので、もう一度出発(笑)
須弥壇のハンサムドラゴンを目の前でしゃがみこんで堪能してたら(笑)
受付のおじさんたちがお喋りしていて、「ワシなんか良く分からんけど、じっくり見る人と、ささっと見て終わる人とおるなぁ。この人は、よぅ見てはるわ。やっぱ興味あるんやなぁ。団体さんは5分くらいで終わりや(笑)」と喋ってはりました(笑)
せっかくだもの~ やっぱりじっくり見たいじゃない~( ´艸`)

足が不便な所はツアーで行くのも在りかなと思ったりもするけど、でも自分のペース配分で見たり寄り道したり出来ないのがネックなんだよね~
私にとっては御朱印頂く事だけが目的じゃないからなぁ。。。
でも先日、新聞に挟まってた広告の、「那智まで日帰り5980円」に、めちゃくちゃ心揺れてる最近です(笑)
だってぇ~ 交通費だけでもお釣り来るやん!しかもお土産買い物寄れるのとかも良いやん!
でもね、、、ツアーだけの特典、33カ所で観音様の御影が完成する特典、1ピースだけあってもさ・・・全部集めたくなっちゃうじゃん!観音様 完成したくなっちゃうじゃん!
だから、だめだめ、車や電車使っても自分の足で回るって決めたんだから・・・うぅん・・・でも那智まで5980円・・・交通費だけでも、どんな頑張っても もっとかかる・・・しかも日帰りとかキツイ・・・いやいや、だめだめ・・・うーん、でも・・・
って、延々広告と睨めっこしてます(笑)
どうしようかなぁ~


作戦勝ち!と自画自賛しながら、内陣を堪能した後(笑)、本堂横の階段から裏手に上がるとある「粉河産土神社」へお参りに行きます。
  うぶすなの漢字は、正式には「土に、」が付いてました。
地元では、「たのもしの宮」って呼ばれてるんだって。  
 ご祭神は、この奥の右側の第1殿に天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)、左側の第2殿に丹生津比賣命(にうつひめのみこと) となります。
境内は広くはないですが、他にも天福神社  、護国神社や白山神社  、稲荷神社  、猿田彦碑  、おんどり石  などがあります。
そして、境内には孔雀のピーちゃん  と鶏夫婦(笑)  
アイドル黒猫のタンゴちゃんが居ます
タンゴちゃん、めちゃくちゃ人懐っこくて、リードにつながれてるんだけど、私が寄っていったら向こうからリード ピーンってなるまで駆け寄ってきて、足に身体ゴロゴロして、にゃーんって鳴いて、いっぱいサービスしてくれました

  ごろにゃん動きすぎて、まともな写真が無い(笑)

 とうとうゴロンしてヘソ天しちゃって、そのせいでフワフワな黒毛に木の葉と砂がいっぱい付いちゃってた

 また駆け寄ってきてくれたところ
ゴキゲンなタンゴちゃんでし
た!
遊んでくれてありがとう~

他に行きたいところもあるので、そろそろ出発です。
 良い事がいっぱいだったな~

  でもちょっと、雲行きが怪しくなってきましたので、急ぎます。 

  車は少しお留守番しといてもらって、駅までテクリング。
やっぱり立派な山門だわ~!

門前には旅館などが並んでます。
大神宮の大きなクスノキ。  
駅まで15分ほど歩いて、スタンプ押してもらったら、ひたすら歩いて、「なかむらの柿の葉すし本舗」へ。
  こちらで名物「じゃこずし」をお土産に頂きました。
鮭や鯖の柿の葉寿司は食べたことあるけど、じゃこずしは初めて。
この地方では、小さな魚のことを「じゃこ」と呼び、紀ノ川ではそのじゃこがたくさん獲れたので、このじゃこずしが出来たそうです。
番茶で煮ることで、臭みが抜けるんだって。
最近はじゃこが少なくなったため、一時期じゃこずしが無くなる危機にもあったそうですが、今ではモロコを使ってじゃこずしの伝統を伝えていくように作っているとのことでした。
 帰りのSAで買った めはりと一緒に。  こんな可愛らしい じゃこずしです。
あ、ちなみにそのSAに入っている「芭炎蕾(ばからい)」というパン屋さんで、なんとか みかんパンをゲットしました(笑)
 ほんのり甘くておいしかった~。あとは、ハイジのふわふわパンと、ずんだあんパンも美味しかった!

ピーポ君ならぬ、きしゅう君がいました。 


せっかくここまで来たから、ともう一足延ばして、「青洲の里」に行ってきました。
時間と天気が許せばお墓参りもしたかったけど、今回は時間が遅いのでやめました。
学生時代の読書感想文で読んだ「華岡青洲の妻」を、懐かしく思い出しました。 
いや~、嫁姑問題は永遠なんだな、と思ったよね(笑)
今流行りの⁈マウンティング然り、女が集まると男には分からない火花が散るものです。・・・男って何も知らないくせに良い気なものよね~(笑)
   一本の木から、違う色の花がたくさん
少し迷ったけど、これまたせっかくだから、とフラワーヒルミュージアムの展示室と、春林軒に入ってみました。

  フラワーヒルミュージアムは、黒川紀章さんが蔓陀羅華(マンダラゲ)をモチーフに設計したんだって。
「日が暮れる前に、先に屋外の春林軒を見た方が良いですよ」と教えてもらったので、先に向かいました。 
住居兼診療所となっている敷地内には、弟子たちの学校や  、三病室という術後管理をする病室や  、その屋外に設置された 綺麗なろ過装置  。
  母屋には患者さんの待合室や、住居スペースなど、人形と共に内部が再現されています。
突然話し声が始まるし、リアルな人形が出てくるから、部屋を移動するたびにビビりまくってた私でした(笑)
だって、私しかいなかったんだもん 

いずれも内部写真が撮れなかったのですが、ミュージアムの展示室には遺品や関連資料が並んでて、個人的には超面白かった!
今使ってるような手術器具とかも、青洲が頼んで作らせていたり。
華岡青洲の考え方は、現代の医学とか科学に似た、理論立った規律と知識に基づいたものだったんだということが、肌身で感じることが出来る展示でした。
この時代に、今と同じこと、もしくは今よりも理想と自律は強いだろう、そういう行動をとった華岡青洲は、改めてすごい人だと思いました。
麻酔薬の確立にしたって、動物実験を繰り返し、最後は妻と母とで人体実験を行うことで、患者さんに使うことのできる薬を世に産み出すことが出来る。
それって、端的な話をするととても科学的で理論的で、現代の実験から臨床へ還元する 医学者科学者と同じことをしている。
本当にすごいことだと、今になって良く分かった次第です。
ここで観ることができて、良かったです。


 今日は良い事いっぱいしたわ~。
交差点の向こう側、梅の木かな。ふもとにぶちの猫ちゃんがトコトコ歩いてきて、去っていくのを見てました(笑)  
猫に縁のある一日だった。。。

 家に帰るまでが遠足です笑。
お腹減ったので、SAでイカ天つまみぐい。 
思ったほど渋滞に巻き込まれずにスムーズに帰れてラッキーでした。
はぁ~、毎回寄り道するから、33カ所までまだまだ遠いけどようやく10ヵ所になりました
和歌山まで車で行けることが分かり、kouはレベルが1アップした(笑)


<キミに ころんころん。 ~西国第23番 勝尾寺>

2019-02-21 | 西国三十三所

3月は人が少ないから長期で休まないでくれと部長に言われたので(´・ω・`)
今日は有給消化でお休みDayに。
朝ゆっくり起きて、ドリップでコーヒー淹れて、贅沢~。
天気良かったらお掃除とかしようかとも思ったけど、寒くて却下(笑)
せっかくフリーな1日なので、6年ぶりに西国三十三所の第23番「勝尾寺」に行ってきました。
前回は実験の合間の初詣で、とんだハイキングになったのですが(笑)今回は、愛車でレッツゴー
山道にキャーキャー言いながら登ってきました(←へちょい。笑)


 あいにくの曇り空。平日だから、人もまばらです。

 勅使門は閉まっています。
お迎え地蔵さまにご挨拶してから、  山門をくぐります。  

外側の両脇には仁王さん。   くぐった側には狛犬さん。

 境内からの額には、昔ながらの「勝王寺」と書かれています。

 お浄め橋を歩いて本堂へ。  
 蠟梅かな?綺麗に咲いていました。 

  境内には、チビだるまが沢山。  
 多宝塔が見えています。
 一願不動堂のお不動さん。
 勝ちダルマの奉納棚には、いーっぱいの両目が入った達磨さん。
ついこないだまで近くが庭だったくせに(笑)喉元過ぎれば・・・で、思ってなかった寒さにビックリ。そりゃ綺麗に咲いてるよ  
  日本で一番古いという荒神さん。
鎮守堂と開山堂には、綺麗にダルマ'sが並んでました。  

 お大師さん。お砂踏みもありました。

   本堂では今日もタイミング良く、お坊さんがお経をあげていらっしゃいましたので、一緒に般若心経を付いて唱えさせてもらいました。
前回は赤のダルマみくじだったので、今日は白の子を選びました。
小吉だった~

 多宝塔には、色鮮やかな干支の動物たちが彫られていました。


カワイイ チビちゃん達があっちゃこっちゃ増殖中。
     仲良く並んで山を望む(笑)
 説法を聞くダルマ達、みたいな(笑)

知恵の環もグルグルと歩いてみました。  余計悩んでしまう気がするw

弁天様の横を通って帰る最後に、すごい水しぶきの滝が(笑)  
前回は急ぎ足だったので、今回ゆっくりと見て回れてリベンジ出来たので良かったです

一歩一歩のちょっとずつですが、自分で回るように これからも頑張ります~(`・ω・´)ゞ


帰りもキャーキャー言いながら山道下って(笑)
穴場のガソリンスタンドで愛車にご飯やって
オヤツの時間に遅めの昼食を探してたら、新しく出来てた コッペパン専門店「こぺてりあ」を発見。
2月限定のグラコロパンにしました。

 まったくSNS映えしない写真です
コッペパンがふわふわで、とても美味しかったです!
いまいち 今でも、コッペパンって何なんだろうって思ってますけども!

んでもって、スタバで さくらフル ミルク ラテ 飲んで、満足です  

家帰って、新さんと金さん観て、水戸黄門やってたらビンゴだな・・・って思いながら一日を終えました(笑)


<有るか無きかの、まだ見ぬ陽炎。 ~西国第2番 金剛宝寺(紀三井寺)>

2019-02-17 | 西国三十三所

本日たまたま明けだったので、初めて月参りに出かけてきました。
日中は割とポカポカ陽気だったので、ご機嫌で駅からテコテコ歩いて行きます。
誘導のおじさんも居たりしながら、どうぞ~って言われて、 入り口で入山料納めて。
かの有名な231段の階段を登れるようにちゃんとスニーカー履いて、心構えて行ってきたのですが(笑)

・・・気づいたら、本堂横に出てもーた(´・ω・`)


 裏参道から上がってしまったみたいで、せっかく意気込んで行ったのに、すぐ着いちゃって失敗した~
境内では甘酒のお接待を頂きました。

うそーんってなったので(笑)あとはなんだか魂が抜けてしまったよ

 境内からも綺麗な市内の景色を見渡すことが出来ます。

 大きなクスノキ。 重要文化財の鐘楼と、 六角堂。 大師堂。
 本堂はこちら。 本堂の前には  ごくらく橋が掛かっています。

法要までには時間があったので、先に、本堂の向かいに立つ新仏殿へお参り。
 写真撮ってて、ふ、と隣を見ると、トイプーちゃん2匹を発見。

目が合った瞬間、
「きゃー!きゃー!こんにちはこんにちはこんにちは!ね!あたしカワイイでしょ?!ナデナデしたい?!したいでしょ?!はいはいナデナデナデナデ・・・抱っこ?抱っこも?したい?抱っこ?抱っこしたいよね?!いいよ!抱っこさせてあげる!チュー好き?!チューするよね!チューしたいよね!チューね!チューしたげる!はい!チュッ!はいっ!も一回ね!チューッ!はいはいはい!抱っこ!抱っこね!抱っこさせてあげるね!はい!抱っこして!はい!よじよじよじ・・・っ

はぁ~ん ごくらく ごくらくぅ~ 

ってすごい勢いで走り寄ってきて、飛びついて、よじよじ登ってきて、抱っこさせてきて、仰向けになっていきなり腕の中で和んで、目を細めてくつろいでいる子のお顔がこちら

 超絶可愛かったwwww
何の疑いも無く、受け入れてくれるの前提で飛び込んできて、よじ登って、とろ~んってなってて、めっちゃ面白い(笑) どんだけ無防備(笑)
 飛びつきすぎて、ただの毛玉と化す(笑)

その隣、もう一匹の子分はビビりちゃんなんだって。   「はぁ やぁねぇ、あんなに はしゃいじゃって。どこの馬の骨とも分かんないのに。」ってクール(笑)
でも、最初に取り敢えずは ととと・・・と寄ってきて挨拶してくれて、飼い主さんが「この子、すごく怖がりで知らない人のところに行くことないんですよ」ってビックリしてた

 あまり抱っこしてると飼い主さんが気を悪くするといけないから降ろしたら、すぐに「え?なんで?抱っこするでしょ?抱っこ抱っこ!!!」ってまたよじ登ろうとしてきて
そして、そのお尻をクンクンしてる子分ちゃん(笑)
飼い主さんに「あんたその匂い知ってるでしょ!(笑)」って呆れられてたwww

でも、お父さんが帰って来たのに気付いた途端、飛びついてた私から離れて、ぴっ!ってお座りして待つ子(笑)  
「じゃあまたね~ばいばい」って頭ナデナデしたら、「うんっ!バイバイッ!」(プイッ)(`・ω・´)キリッ って一心不乱にお父さんを見つめて待ってた(笑)
なんてゲンキン!(笑)
は~ 可愛かったぁ

新仏殿の中には、12mのキラキラな千手観音菩薩がいらっしゃいます。
 まだ新しいんだよね。
100円払って、3階まで登ることが出来ます。
3階はちょうど、観音様のお顔らへんの高さ。  いろんなものを手に持ってらっしゃいます。

 境内が綺麗に見えて嬉しい!観音様は本堂のほうへ向いてらっしゃいます。
そして、境内より一段と高いので、市内が遠くまで見渡せます。  和医大も見える

時間になったので、法要へ伺いました。
本堂の中は、たくさんの仏さんがいらっしゃいます。
ご本尊は秘仏のため、お前立にはなりますが、十一面観音菩薩と千手観音菩薩が並んでます。
2体が並んでいるのは珍しいなぁと思います。
内陣外の右側・東側には薬師如来が、左側・西側には阿弥陀如来が。
そして他にも、弥勒菩薩などなど沢山。
ひとつひとつのお顔がとても素敵です。
私は阿弥陀さんのお顔が好きだったな。
平安後期になるほどに、彫ることのできなくなる 悟りの表情なんだって。
観音様がその身を33のお姿に変えて私たちをあの手この手で救おうとしてくださる、その33のお姿の絵も掛かっていました。
左右に下がる額には「済度群生開覚路 現来三十有三身(群がる衆生を済度して悟りの道を開く まさにそのために観音様は三十三の身に変化して現れ給う)」と書いてありました。
この娑婆の世界から、衆生みんなが極楽へ行った時に、ようやく自分も極楽へ渡ると。
それまでは一番最後の1人まで救い続けることを使命に、私たちを守り続けて下さっているんだって。
お坊さんのお話を聞きながら、ちょっと泣いてしまった~。
浄土って10万億土離れているんだって・・・遠ひ・・・。

奥にもお大師さんの袈裟など、古いものが沢山展示されていました。
法要が終わってからそちらを観させていただいていたら、なんと法要に参加した人に配ってらっしゃった記念品が無くなってしまって、頂けませんでした・・・
あぁぁ~ 悲しすぎる・・・
出口で配ってはったから、また戻るの悪いかと思って後に回したら・・・
結構ショックで、泣きそうになった(笑)
法要でお経の読み下し文や般若心経を唱えて、観音様とご縁を頂いただけでも感謝しないといけないのに、即物的な私・・・(笑)


 あまりにショックだったから、月参り限定の御朱印も頂いたんだけど、お守りとかを見る元気が無くなっちゃって(どんだけ。笑)
このまま大雅洞に入ったらちょっとまずい気がして、今回はやめときました・・・


 こちらのソメイヨシノは、日本気象協会の開花予想に使われるものです。まだまだだね~。
その代わりに、スイセンが良い薫りで満開でした。  

 一段上がったところに立つ、多宝塔。

明日も仕事だし、そろそろ帰らないと充電が切れる・・・となったため、帰りは件の階段を降りることにしました。
急激に何だか冷えてきたよ・・・。
 そして、逆再生になるから、歩いててもなんだか良く分かんなくなっちゃった

 身代わり大師。お大師さんがその身をかえて厄を代わりに受けてくださいます。

 波切不動さんと、 三井水の内の一つ、清浄水。


 本当はこの階段を上がるつもりだったんだよぅ・・・  立派な山門。

 入り口に戻ってきました(笑)

また次来た時は、こっちから上がります~  


駅前にあるケーキ屋さんで血糖値上げようかと思ってたのに 閉まっていたので、隣にあった「なぐさファーム」に行ってみたのですが、定休日って書いてる・・・って思ってボーっと見てたら、中からおばちゃんが「どうぞ~」って招いてくださいました  
たくさんのジャムが並んでて、うわ~って思ってたら、ドライフルーツのスライスの試食とか、クッキーの試食とか、コーヒーも飲むでしょ?!って淹れてくれて、電車の時間 次は○○分だから、ってもう次々に食べさせてくれて(笑)
素朴でびっくり(笑)
お勧めのDVDのお話とかして下さって、お土産にジャムとフルーツを買ったの少しだけなのにオマケしてくださるし、ご実家でお母さまが作ったミカン、「これだけしかないけど~」って言ってお持たせに下さって、もう何から何まで(笑)
楽しかったです!
スライスのレモン、酸っぱいけど美味しかった!イチゴも。でもミカンがお気に入り~。
 

駅前にマンホール。毬なんだね。  
真ん中の「和」の文字がカワイイ。

和歌山駅で乗り換えるときに、お土産の「かげろう」とインスタントラーメンをゲットして、  爆睡して帰りました。

あ~ん、ちょっとショックな事もあったけど(まだ言ってるw)、またどこかでリベンジします!
そして、私は和歌山まで行けることが分かって、またレベルが1つアップした!(電車乗っただけ。笑)


<闇の中でも燃えるもの。 ~西国第16番 清水寺>

2018-11-16 | 西国三十三所

石山寺を断念してから、他の西国33カ所に行こうと思い色々とシミュレーションした結果、、、せっかく平日なんだから、と、いつも人が多すぎて近寄らないようにしている「清水寺」に行くことにしました(笑)

河原町からバスで・・・と思ったら早速の混み具合
そりゃ地元の人たちからは非難轟々だろうな・・・

何とかバス停で降りた後、ほぼ大陸系の観光客が占める参道を「・・・ぃいいいい~っ!」ってなりながら(笑)えっちらおっちら歩いて、ようやく到着~。
 10年ぶりの清水寺です。

   
まだ紅葉はあと一歩ってところでした。  
本堂は平成大修理の途中でしたので、色々と覆いがかかっていましたが、真正面の観音様にはちゃんとお参りが出来ました。
33カ所の御朱印を頂いて、隣の売店で井堂雅夫さんの清水寺の四季を描いた 東北地震義援の散華があったので、そちらも頂いてきました。

 足場に隠れてしまいますが、それでも舞台には人が沢山。
 阿弥陀堂にお参り。奥には千体地蔵堂があります。 

奥の院にお参りして御朱印を頂こうと思ったら、私の前で書いてもらってたおばあちゃんが延々お喋りを続けて、私が居る事にも気づかず・・・私の後ろに1組並び・・・2組並び・・・3組・・・・それでも気付かず(笑)
あ、話が終わるかなぁ~・・・って思ったらまた始まるんかい!!って、後ろで私たちズッコケ(笑)
まぁ、高齢になると話し相手が居ると嬉しいとか、いろいろあるんだろうから、「これは修行だ・・・観音様から与えられた修行だ・・・」って自分で思い込んで耐えました(笑)
ようやく帰られて、書き手さんにすっごい謝られたけど、まぁ、仕方ないしね
ということで、暇すぎて撮ってた写真(笑)   やっぱり古いものなので、立派な絵付けがうっすら残っています。
 屋根とかは新しくなってるんだけどね。
所々綺麗な紅葉。  

 私のお気に入りの一枚。

 音羽の滝は、相変わらずめっちゃ並んでたので今回は外からお参り。奥のお不動さんもチラリ見えました。

 見上げるとやっぱり高くて凄いね! 良く見たら、足元の石垣も綺麗。
 飛行機雲が2本。流星のように長く尾を引いてました。  

予定変更したせいでお昼ご飯食べ損ねたので(笑)血糖値を上げるために参道にある「清水 京あみ」の八ッ橋しゅーの抹茶。
 ニッキの仄かな香り

色々お土産買いながら三寧坂・二寧坂を歩いて、、、 
そろそろ疲れた・・・大通りか、細い道か、どの道で帰ろうかな・・・こっち行こうかなぁって思ってふらふらしてたら、こちらも10年位ぶりの「圓徳院」の前に出ました。
夜間特別拝観をちょうどしてたので、うーーーん、あまり行くと遅くなるけど、、、せっかくだから・・・と思い、寄ることに。
  そこそこ人は入っているけど、静かな雰囲気。足元には石蕗の花。
秀吉好みの手水鉢。 

方丈では、特別展「禅寺体験 ことはじめ」として5つの体験が出来るようになってました。
お庭を模した、白砂の線引き。 お手本もありますが、皆さん好きなように石を配置して、線を引いて。
写経や写仏、座禅、五体投地など、説明書きがあるので、気軽に自由にやりたいことをすることが出来ました。
これを方丈で出来るって、すごい贅沢!

そして、南庭もすでに綺麗で、ここをメインのお庭と間違えてそのまま帰ろうとするおじさまおばさま方も
  座ってボーっと眺めていられます。空には上弦の月。 

お釈迦様の前で五体投地。
やってみると勿論お参りなんだけども、それに加えて気持ちがリフレッシュされてすっきりしました。
証として御朱印もいただけます。

  座禅のお部屋。グサッとささるお言葉も・・・でも決して厳しくはないんです

写経を出来るお部屋は、やっぱり皆さんが集中しているからか、そのお部屋だけ ピンと張り詰めた雰囲気で満ちていて、心地良かったです。
なぞるだけですが、こちらには「七仏通誡偈(しちぶつつうかいげ)」「観音経」「文殊菩薩真言」「大黒天真言」「愛染明王帰依」の5つのお経と、三面大黒天の2 Ver.の写仏が体験できます。
写経している間は気持ちが楽になれるから、家でもしたいなとは思ってるんだけどね・・・なかなか・・・


上間・下間の間は、襖絵も豪華。    モダンな灯り。  

  長谷川等伯作「冬の絵」。桐の御紋が散りばめられた襖の上から描かれてます。

 ねねの小径を渡る廊下を通って、 最後の撫で仏です。
三面大黒天は、正面の大黒天(金運)、向かって右側に毘沙門天(勝利・子宝) 、左側に弁財天(知恵、女性) の三つの顔を持った仏様で、秀吉の念じ仏です。
なでなで・・・。


 宗旦狐。

  歌仙の間。

そして、入った瞬間 うわ・・・って言葉を失った、北庭。 
床の間には、秀吉とねねの掛け軸。   

   石組も橋も、すごく綺麗。
静かで、贅沢な時間でした。

出口を出ると、三面大黒天のお堂。 
ふらりと寄ったのですが、思いがけず良い経験が出来ました!

御陵衛士屯所跡が向かいにありました。   


そろそろ流石に電池切れ・・・。私の体力も落ちたものだわ・・・
 ようやく八坂神社まで戻ってきました。
せっせと歩いて、綺麗になった南座を通って   河原町まで。


梅田ルクアにカワイイ ちびカバさんがいました。
 ん~とねぇ・・・えっとねぇ・・・
・・・なんだっけ?  


 今日のお土産。
私の大好きな「マールブランシュ」の茶の菓の、清水坂店限定パッケージ
秋Ver.です 
あとは、新商品の「秋ふたつ」は、栗とお芋の練り焼き菓子なんだって。

七味屋本舗」のカルビーとコラボしてる「あげおじゃが」という、七味や、ゆず一味あじ。
ほかに、「おちゃのこさいさい」の「舞妓はんひぃ~ひぃ~」カレーせんべいも(笑)
寒いと辛い物が食べたくなるよね

いきなりの予定変更になったけど、おかげで楽しい遠出になりました


<古都の湖都、ココで、とことこ。~坂本・大津 2日目 西国第14番 三井寺。>

2018-10-28 | 西国三十三所

前日の「坂本・大津旅1日目 その1」「その2」はTravelカテゴリーにあります

さて、これが当初の目的(笑)
今日は朝から、「西国第14番 三井寺」を目指します。

 今日は良い天気!  周りには琵琶湖疏水があります。  水門。
テクテク歩いて、仁王門へ到着。  
手水舎には、何だかリアルな龍が(笑)  

 金堂の中は、円空仏や尊星王像など、たくさんの珍しい仏像を見ることが出来ます。  
今持ってる御朱印帳がもう終わってしまうので、せっかくなので三井寺の御朱印帳を頂いて、そちらにご本尊の朱印を頂きました。
からし色と深緑色とあって、からし色のは持っていなかったからそれにしよう!って思って行ったのに、深緑色を見たらそちらが欲しくなって、さんざん悩んだ後、深緑にしたという(笑)
御紋や三井寺の文字が、深緑色のほうが金字が良く映えたから・・・
こちらも「三井の晩鐘」と言われる、良い音の鐘があり、突くことが出来ます。   


  金堂の裏手にある「閼伽井屋」には、左甚五郎作と言われる、龍が屋根のところに居ます。 
逃げ出さないように、目に釘が打たれているって。
今も水がコポコポと湧いているようでした。  

 仁王門入ったすぐのところには、食堂があり、お釈迦様にお参りできます。

霊鐘堂には、弁慶が三井寺から奪って比叡山まで引き摺り上げたと伝えられる「弁慶の引摺鐘」があります。
   鐘を突くと「イノー、イノー(関西弁で『帰りたい』)」と響いたので、弁慶が怒って谷底へ投げ捨ててしまった・・・って悪い奴だな!

笑。
鐘には弁慶が引きずった時についた傷があります。

 大きな「弁慶の汁鍋」。弁慶が鐘を奪ったときに置いて行ったらしい・・・(笑)

こちらで可愛らしい「鐘みくじ」を引くことが出来ます。   水に浸すと、数字が出て来て、おみくじと三井寺百景のカードが貰えます。 


 一切経蔵。 中にはたくさんのお経の版木が納められているらしい。天井もすごかった!


 三重塔と、 唐院。 
 三井寺は色んな映画のロケ地になってるので、この橋は「柘榴坂の仇討」で、近くの大きな橋は「るろ剣」などで使われています。
そして~・・・   「天地明察」で算哲が朝靄の中駆け抜けたところ。クランクインの撮影場所です。
映画では、この橋の手前に大きな鳥居が・・・ということは、建てたんだねぇ・・・
懐かしいです

 三井寺のキャラクター「べんべん」(笑) 
微妙寺の向かいに「べんべん」ショップがあり、グッズを買うことが出来ます。
しかも、名所がプリントされた何種類かの名刺もあって、頂いてきました
ちなみに私はここで、オリジナルグッズが入っているというガチャガチャおみくじをしました(笑)

 微妙寺。お不動さんと十一面観音にお参りできます。

   9月にリニューアルオープンしたという、本家 力軒」で休憩~。
 イートインスペースの奥の所が、何だかとても気持ちいい場所でした
「三井寺辨慶力餅」  ほうじ茶付きで300円!
このほうじ茶が、ほうじ茶なんだけど今まで飲んだどのほうじ茶とも違う、なんかちょっと甘いというか・・・
上手く言えないけど、飲んだ瞬間、「ん?これほうじ茶⁈」ってなって、思わずお店の方にどこの物か聞いたら、信楽の朝宮茶を使ってるんだって。
実は力餅は、もう一つの三井寺力餅本家さんのほうが好みだったけど、このお茶飲んで、三井寺の境内で休憩できるとか、かなり贅沢!って、また行きたくなりました。

和んでたら、頭上から体掠めて「こつーんっ!」と結構な音を立てて落ちてきたものがあって、「あら、どんぐりでも落ちたかな?結構痛そうな音が鳴ったけど、頭当たってたら痛かったろうな~」って思いながら、ふ、と見たら・・・


・・・ん?

・・・・・・んんっ?!

これは・・・

  ・・・まいまい~っっ??!

一人で爆笑しそうになったわ!!!

え?なに?いま?上?上から来たよね?!って二度見 三度見(笑)
いや~、、、何考えてそんな上まで登ったんだろう・・・
きっと上まで行って、葉っぱ千切れちゃったんだろうねぇ
一応裏返して確認したけど、隠してる体が見えてたから、、、え?なんかの木の実じゃないよね?うん・・・ ってなった(笑)
踏まれたら可哀想だから、土のある所に連れて行きました。


はぁ~ 面白過ぎたwww
結構痛かったと思うわ・・・可哀想に


笑って笑って元気出たので(笑)出発~。
 気持ちの良い並木道。紅葉の季節は綺麗だろうなぁ  
  階段を上がって、ようやく観音堂に到着です!  

   お参りして、西国の御朱印を頂きます。
あと、すくすく人形という三井寺境内で作っている手作りの人形が可愛くて、いろんな種類のものがあったのですが、犬を抱いている子を頂きました。
最初出してくれた人形のワンちゃんのお顔がちょっと好みじゃなかったので、他のも見せていただけますか?って聞いたらもう一つ持ってきていただけて、そちらの子のほうが好みだったので、選ばせていただきました。ありがとうございます

 展望台に上がるのは、ちょっと元気が無かったので、、、境内からの景色を堪能
琵琶湖にヨットが沢山でてて、キラキラ綺麗でした!

ふもとまで降りてきたところの入口。  こちらの入り口が一番古いんですよって説明されてました。

少し歩いたところに神社があって、普段はあまり由緒が分からない神社にはお参りしないようにしているのだけど、、、
 こんなに立派な楼門があったので、思わず挨拶に入ってしまいました。
須佐之男命をお祀りする「長等神社」です。

 珍しい五間社流造の本殿と、それを取り囲む回廊という変わった形をしていました。
境内には、馬にまつわる神社もありました。

歩いてすぐのところに「大津絵の店」があります。  
大津絵って、少し皮肉が混じっているし、独特の鬼の絵柄とかがあるし、で、ご当地のだから欲しいんだけどちょっと難しいな、、、って思っていたのですが
こちらのお店、建物自体が素晴らしくて、昔の貴重なものも見ることが出来たりするので、ぜひ寄ってほしいと思いました。
絵葉書は10年前位に頂いたことがあったので(先日、自宅で発掘された・・・)、いろんな意味を合わせて、藤娘の絵を頂きました
 スタンダードな日本美人ではなくて、少しデフォルメした絵柄になってます。
これなら洋室でもいけるかなって。
藤娘には、「愛嬌加わり良縁を得る」という意味があるそうですので~


前日にいろいろと計算しまくって、京阪大津線が乗り放題になる「びわ湖チケット」を買っていたので、ひとまず次へと向かいます。
彷徨っているうちに市役所前まで行けちゃったので、テクテク・・・。
途中、街路樹の間には大津絵がたくさん並んでました。   
トンビかな、すっごい近くで、手を伸ばしたら触れそうなくらい、お腹のモフモフや、羽の一本一本、顔の表情まで見えるくらい、近くを飛んでくれて、何度か頭上を回った後、飛んで行っちゃいました。
思わず一人で歓声の出逢い。


電車に乗って、次は「近江神宮」へ来ました。  
 この朱色、本当に圧巻。  
楼門をくぐると、  拝殿が見えてきます。
こちらも流石、七五三でごった返してました。
  


そろそろお昼を食べないと、昨日みたいに昼抜きになる可能性が高く(笑)せっかくだから美味しい物を食べたい!と思い調べてたら、近江神宮の周りにはあまりなくて・・・。
びわこ浜大津まで戻って、L.O.ギリギリへダッシュして駆け込みました!  「肉バル モダンミール」です。
 駅前の「旧大津公会堂」にあるレストランの一つです。こんなレトロなのがあるの、知らなかった! 

オーダーしてしばらくすると、 サラダとスープ。美味しい~。
そして、ハンバーグやステーキセットと迷ったんだけど、今日は~・・・  近江牛のローストビーフとウニが乗った、ウニク丼!
美味しい~!!!柔らかくて、卵を崩して、モグモグ一心不乱に食べました(笑)
帰りには、店員さんが「素敵なお客様、お帰りで~す」って声を上げるのが、面白かったです

今日は、おなか一杯で満足・・・
 駅からホームに上がると、 ちはやふる列車。


最終目的地とどっちに行こうか悩んだんだけど、フリーチケット使う今日しか特典もらえないし、、、と思ったから、行っちゃいます
着いたよ、石山駅 石山寺には、今度来るよ(笑)
  これがかの有名な「瀬戸の唐橋」。
結構田舎なんだけど(失礼)、昔から「唐橋を制するものは天下を制す」と言われ、京都へ通じる軍事・交通の要となっている場所です。

 「俵籐太の百足退治伝説」って、ココだったんだ!ていうか、近江富士だったんだ!ってなりました(笑)

急がないとと、諸々間に合わなくなる!って思いながら早足で向かったのが、近江の一之宮「建部大社」です。
  社門の三本杉とハートが並んでカワイイ。 こじんまりしながらも、優しい境内。 
三本杉と拝殿。  
   由緒は不明らしいですが、縁結びのご利益があるという大野神社。
もともと建部大社がこの地へ来る前に、この地域の地主神として祀られていた神社なんだって。

本殿の裏へ回ると、 さざれ石。
なんといってもすっごい珍しいと思った!菊花石  作り物じゃなくて、自然でこの形になったらしいけど、すごいくっきり菊の花なの!これは必見

 木の根とか。
穏やかな神社で、ゆっくりしたかったのですが時間が迫ってたので急いで駅に向かいます。


ザカザカ歩いて、 急いで向かったけど、駅の手前で赤信号につかまって・・・目の前で遮断機が下りて・・・乗りたい電車は通り過ぎて行きました・・・あぁ・・・
もう一本後だと、向こうに着いてからダッシュだったから、乗りたかったのにぃ~(笑)

さて。
線路の端から端まで30分ほど電車に揺られ、またしてもやってきました坂本駅
そう昨日は時間が終わって行けなかった滋賀院門跡にどうしても行きたくて、戻ってきたのです←なのにギリギリでまたしても間に合うのか?(笑)

昨日よりも道が分かる分、急いで向かいます。
 途中、あ!クロネコちゃんだ!って思って、 振り返ったら、、、ルナじゃん!
・・・愛想無く 行っちゃいました(笑)

何とかギリギリ滑り込み  「滋賀院門跡」です。 
こちら、本当に素晴らしかった!
延暦寺から下がり受けた不滅の法灯が間近で観れたり、狩野派の障壁画とか、襖絵とか、山ほど素敵なものがあります。

高齢になった延暦寺の僧侶が、麓の
坂本に降りて来て暮らす様になったのが里坊で、中でも座主が暮らしたのがこちらの滋賀院だったため、少し格式高いところになっています。
内佛殿の入り口には、「サルが入るので、扉を閉めてください」と(笑)
ここでも窓をそっと開けると、近江富士を見ることが出来ました!
延暦寺の根本中堂にあるご本尊と、こちらの内佛殿の薬師如来さまは同じ方角を向いていらっしゃって、その延長線上に近江富士があるんだって。
同じ方角を向いているので、山坊に居た時と同じように、里坊でも修業が出来るとのことです。

お庭は、こちらも小堀遠州のお庭で、奥に坂本の石垣が綺麗にバックになってみることが出来ます。
夕方だったので、私が ひとり占め~

宸殿には、涅槃図がありましたが、こちらの涅槃図は面白いことに魚が描かれているのです
なかなか珍しい!

本当にたくさんの物があって、時間が足りないくらいでしたが、もう片付けを始められていたので帰ることにしました。
またお参りに来たいなぁ
ちなみに、山坊よりも里坊のほうが、柔らかかったです(笑)

 勅使門や、 「頭上注意」の花梨の木。立派な実が沢山実っていたので、たしかに、、、

   は~、もう二日間で制覇くらいの勢いだったわ~でも、もっともっといろいろとあるんだけど

壊れた足を引きづりながら、帰ります・・・。
 この町並みに居ると、トトロでサツキ&カンタが本家に行って、メイが迷子になっちゃった本家の集落を思い出す。 
 あ~ 疲れたよ~ぅ。  古典的でありながらSFみたいな近未来デザインの駅舎。


そして、最後にもう一仕事。
びわこ浜大津駅前の「三井寺力餅本家」のほうで、お土産を買って帰ります。
 本当はJRのほうが早いんだけど、これがあったから京阪で(笑)
2階はギャラリーになってて、大津絵の松山作品がたくさん並んでいました。 
こちらのほうがフワフワのお餅で、ペロリいっちゃいます


今日比叡山や坂本を観光してた母グループより先に帰るつもりが 意外に遅くなったから、今どこ~?って母にLINEしたのに既読にならず。
ま、いっか、と思って三条まで戻ってきて、乗り換えのためにホームに降りて・・・ん・・・?(つд⊂)ゴシゴシ ・・・(;゚ Д゚) …!?
まさかのホームでばったり、でした(笑)
は~、なんだかこうなるんじゃないかと思ってたんだよ・・・

私なんかより超絶元気なおばちゃま達は、各駅で降りるまで延々しゃべり続けてました。
大阪のおばちゃんやっぱヤバい(笑)
そして、家まで母のカバン持ちをさせられて帰りました・・・
 重い荷物抱えながら、これを見て脱力・・・え、園長ぉ・・・相変わらずで安心しました。


 三井寺のすくすく人形と、べんべんマグネットと、フリー切符の特典で建部大社でもらったヤマトタケルノミコトのストラップ(笑)

とても楽しい2日間になりました。
気持ちもリフレッシュ。
また頑張ろ~。


<西国第5番 葛井寺。>

2018-08-18 | 西国三十三所

毎月18日の御本尊御開帳に合わせて、母と行ってきました!

涼しい週末って天気予報で言ってたのに・・・めちゃめちゃ暑かった

電車から商店街を抜けて直ぐの所にある、「葛井寺(ふじいでら)」です。

くず、じゃなくて、「ふじ」って読むの面白い。

 思ってたよりたくさんの人が来られてて、納経所には長蛇の列・・・

 楼門には、左右に地獄図と千手観音像。

天井には龍の絵がありました。 

 御本尊の千手観音像は、本当に小さな手が1001本と、周りに中くらいの手が40本あり、合掌手と合わせて全部で1043本の手を持っていらっしゃいます。

よくあるのは、千手観音は、その手1本で25の世界を救うため、脇手が40本ある像です。

こちらの御本尊は、本当に千本あるという、珍しい像になります。

さらに、手のひら全てに眼が描かれてるため、千眼。

そして、お顔が11面 。

という、十一面千手千眼観世音 になるのです。

目が回る〜(笑)

座ってらっしゃるので、イメージは縦長より横幅のある、どっしりした感じ。

私は中でも、合掌手の綺麗な指に惹かれました。

丸みのある優しいお顔。

これだけのものが1本も欠けずに伝わってきたのは、奇跡に近いと思います。

 

次に、すぐ近くにある「辛國神社」にお参り。

 

参道は、大阪みどりの百選に選ばれてるそうで、確かに瑞々しい緑の木々に癒されました。 

本殿の前には、チビっ子が遊ぶ 戌の絵馬。  

 お参りした後に「恋鯉みくじ」という鯉の人形のおみくじを引きました。
中吉でも、結婚は2-3年待て、と書かれてしまい、そんなに待てない!ってなったから・・・結んできました(笑)

 

最後に、18日の御開帳がもう一つ、「野中寺」という河内三太子のお寺に向かいました。

西国のJRの本で、”合わせてお参りしたい”ってあったから、「よし、合わせてお参りしよ~」って思って、よく見たら、、、20分以上歩かなあかんかった(笑)

暑〜

博多の悪夢 再び・・・ 笑

 途中、仲哀天皇陵を横目に。

古墳って・・・上から見ないと、ただの丘なんだよな・・・  

ほぼ無言で歩き続け、ようやく到着! 

やっぱり駅から遠いからか、こちらは同じ特別拝観なのに、ほとんど人が居なくて、勿体ない

寂しいなぁと思います。

質素ながらも、広い境内。 

 手水舎はお水が出てなかった。

龍が「ぬ、抜けない〜」って感じで可愛い(笑)

 

方丈では、素敵で可愛い 金色の弥勒菩薩様に会えます。

本当にミニマムで、30cmほどの掌サイズ。

右手の指をそっと頰に当てて、アイドルみたいでした( ´艸`)

あと、地蔵菩薩像も観ることが出来ます。

 大きな石棺!

 

相変わらずじっくり見てるたびに時間が押して行って、お昼ご飯を駅前の おうどん屋さんに行こうと思ってたのに、このままでは間に合わないと、あえなくタクシー捕まえました。

バスに、目の前で置いてかれたのん(´・_・`)

そして、なかなかタクシー通らないのん(´・_・`)

さすが、いn…(自粛)

 

お店に急ぎ飛び込んだら、全然大丈夫っすよ〜!とお兄さん(笑)

よ、良かった…

大阪住んでるのに、初めて食べる かすうどんはびきのうどん」さんです。

大阪ゆぅたら、かすうどんやぁ ゆぅて、こないだ うちの博が ゆぅとった←誰や(笑)

 

暑すぎたので、私は冷やしの 「たま かまたま」にしました。

早口言葉みたい(笑)

 来たー!

カリカリのかすと、卵のトロッとが絡み合って、こしのあるうどんと 濃いめの出汁が、、、幸せ〜(笑)

母は温かいのを頼んだけど、こっちも美味しいけど、カリカリのかすが食べられる冷やしのほうが うち好みやなぁ

おうどんには、出汁。

関西は出汁文化ですから。

・・・でも私は、蕎麦派の非国民です

 

おうどん食べて生き返ったけど、元気なら行こうかと思ってた道明寺の特別拝観は、エネルギー切れで断念しました

お遊びは無理しないことが大事〜(笑)

駅前の商店街で、山盛りの無花果と巨峰をゲット。

帰ったら、大爆睡でした

 

西国の5ヶ所目。

まだまだ行かなきゃいけない所が たくさんです。

頑張るぞ!


<西国第19番 革堂 行願寺。>

2018-08-11 | 西国三十三所

前半の「西国第18番 六角堂」はこちら。

ちょっと疲れながら、ようやく西国札所第19番「革堂 行願寺」へ到着~。
  こじんまりとした境内には、蓮がたくさん。 大きい!

 綺麗な花が一凛咲いていました。

  お参りして、境内を歩いてると。。。 
噂通りのニャンコ発見! 

 この七福神の陰に隠れて、 コッソリ涼んでました(笑)
そして少し離れたところに、 もう一匹が
こっちの子の方がビビりで、「来るな・・・来るなよ・・・来たら逃げるからな!」って顔で見て来て(笑)
写真撮るためにしゃがんだら、脱兎のごとく逃げ出して、七福神の子のところへ避難してました かわいい
境内をくるっと見てまた戻ってきたら、今度は・・・  二人で狛猫になってた(笑) やっぱり、かわいい~


ここから少し足を延ばすと「下御霊神社」があるので頑張ります
 門は旧健礼門を移したそうで、立派な彫刻の龍や、 裏には麒麟・鳳凰が居ました。
 境内ではお祭りの準備をされていました。

御朱印を頂いて、もうギブアップ
ここから河原町まで頑張って歩いて下ります。

 革堂のスイーツ巡礼「丸太町かわみち屋」さんの そばぼうろ をお土産に。

途中京極の商店街とかをウロウロしてたら、「B-SIDE LABEL」を発見!
悩みに悩んで、鳥とかひよこ好きの母へのお土産と、自分用に京都限定の神様相乗りVer.(笑) 
今年の手帳用と一緒の「お客様ー!」シリーズにしました


そして、帰ってからは・・・  わーーー

 わーーーー!
やっぱり見目麗しい。。。
味も甘すぎず、そして豆のお味噌の味。
甘じょっぱさが最高です
今年も頂けて、満足でした


・・・う~ 足がパンパン!