夢色

集めてるもの 見たもの 書きたいものを 思いついた時に。
基本ネタバレ注意。
火月 神の気まぐれ よろずメモ。

Heat Beat

2006-11-25 | は行

両手で形作るファインダーから
見えた未来
追い詰められた頭に住むのは
あなたじゃない
助けなんていらないよ
“がむしゃら”という快楽は
麻薬のリズム
手持ちの札が根性と意地だけだとしても
結構役に立つんだな これが
足掻き続けた者だけが手にする称号プライド
ちょいと遅めのエンジン フル回転
残されたのはあと6時間


自分次第の結末だなんて
かなり わくわくするじゃない?


ひとりごと

2006-11-24 | は行

心持ち 明るくなる気がする空を見やり
数式と理論と眠気に 片足突っ込んだ僕は
乾いた目こすりながら 布団に入る AM3:45
着地したのは 綿雲の上
落っこちる前に 眠ってしまおう
白い壁に留めた 空の切り抜きが
ちりんと 一度 風を通した

今日が終われば 早々に君に会いに行こう
忘れないうちに 言っておこう
ごちゃ混ぜになる前に とりあえず 君を見つけに行こう


星屑庭園

2006-11-23 | は行

真夜中の噴水は
地上から天空へと 銀糸をつむぎだす
乳白色のひかりで 君のドレスを仕立てよう
色とりどりのキスで 飾ればいい
一等星を ひとみに浮かべて
つま先立ちの ワルツを踊ろう
その指の一振りでえがく 五線譜は 未完のまま
永遠を ささやき続ける
背後で星が 合図してる
この手を はなさないように と
2人をつなぐ糸は あまりにも細すぎるから
今宵 いとしさで この庭園を埋めつくす


月明かりをうけて
君はもっと きれいになる


拝啓 君へ。

2006-11-22 | は行

涙の海に 溺れる君へ。
僕は何と言ってあげようか?
望む言葉を言ってごらん。
甘え 厳しさ 卑下 同情
何だって あげる。
その代わり

『真実だけは
手に入らない』

だから 悔しかったら
この手を 捕まえてごらん。
逃げも隠れもしない
ただ 目の前にある この僕の手を
そう
その手を伸ばして 握るだけでいいんだ。

そうすれば

僕が

必ず

絶対

何があっても

引き上げてみせるから。


BELIEVER

2006-11-22 | は行

あれもしたい これもしたい
欲張りな僕らは
自分達が紡ぎだす糸で 自らを縛りつける
刻々と身動きが取れなくなって つまづきながら
それでも それでも
明日を夢見る事を やめられないんだ
がんじがらめのこの姿 見下ろし
さすがにこれでは頭が痛い と溜め息ついた

泥沼なのは分かっているんだ
それでも明日は広がるから
こけたまんまで 目がそらせない
さて どうするべ?と我ながら苦笑い
これが最後と決めながら
溜息一つ 払い落とした

よっこらせ と 起き上がり
どっこいせ と 呟きながら
絡まる糸はそのままに
何やかんやで 歩いていくよ
先の読めない colorful road
それでも それでも
このまま見つめていたいんだ・・・