初めて新歌舞伎座に行ってきました
ぴあ貸し切り公演の案内が来て、キャストと監督を見て、コメディだし、あ~ なんか面白そう山田孝之くんも、優ちゃんも、二朗さんも 生で見たことないし~
と、何となく取ったチケットだったんだけど、めちゃくちゃ面白かった!!!
私は三谷幸喜監督の演出が苦手だから、福田雄一監督の演出が苦手な人は、ポカーンってなるかもしれないけど(笑)
ちょうど銀魂2観に行きたくて行けないままだったから、めっちゃ楽しめました( ´艸`)
ストーリーは、実際の柿澤くんの世界と、彼が描く小説の中の 山田くんが主人公の世界と、が行ったり来たりで、最後はごちゃ混ぜになって、なんか良く分からない間に終わるって感じだけど
ま、ともかく初めての俳優さんたちを観て、いっぱい笑えるというのが一番でした
山田くん、探偵役がすごく良く似合うわ~
演技が好きなんだろうな、って思う。
藤原竜っちゃんや、剛ちゃんとかそうだけど、あぁ、役者っていうのが好きなんだなぁって感じられる俳優さんが演じてるのを観るのが好き
木南晴夏さんは、こないだ玉木宏さんと結婚したニュースで初めて知ったんだけど
孝之くん演じる探偵の秘書役だったのだけど、
孝「お前の好みのタイプって、どんなのだよ?」
木「・・・えっと・・・黒い燕尾服来て・・・指揮棒振ってるような・・・男性?」 (自己申告!笑)
孝「そうなの?!俺、全然知らなかったよ?!何で言ってくれなかったの?!」って、公私混同(笑)
二朗さんが超面白くて
ただでさえ面白いキャラクターなのに、あの喋り方だから、もうずっと笑っててた(笑)
アドリブ多いし(笑)
ずーーーーっとしゃべってて、「次の音楽が始まるキッカケのセリフがあるんですけどそれを言わないと指揮者のおっちゃんが次にいけないんです。だから、僕がそれを言わないと皆さんもずっと帰れないんです」って(笑)
いや、ずっと喋ってくれても良いんやけど
そりゃミュージカル俳優じゃないから、歌は、頑張ってた、と言っちゃうけど
自分で「だんだんと上達してきております」って(笑)
それにしても、飛びぬけて柿澤勇人くん、すごかった。
映像系が向いてる人と、舞台が向いてる人といると思うし、ミュージカル俳優と演劇俳優と、いろいろなジャンルがあると思うけど、やっぱりすごかった!
二朗さんと喋ってるシーンで、二朗さんのマイクの調子がおかしくなってハウった時に、突然ロングトーンし始めて。
だんだん音程が下がって終わるかな…って思いながら、袖からマイクが治った二朗さんが戻って来ようとしたら、また音程上がってまだまだ続くよ!ってなって、二朗さんもう一度袖に捌ける(笑)
全然音量下がらないし、超絶すごかった!
本領発揮って感じで、鳥肌モノでした。
はぁ~ なんだかどんどんすごい人観ることが出来て、嬉しい
また福田監督や二朗さん、観に行きたいなぁと思いました(笑)
ミュージカルの金字塔と言われる「コーラスライン」。
一度観てみたいと思っていたのですが、ブロードウェイが来たので、行ってきました
ミュージカルのコーラスダンサーを選ぶオーディションでの一幕を描いた作品です。
最終オーディションに残った17人へ、演出家のザックが「履歴書に書いていないことを教えて欲しい」と言います。
こんなことを言って良いのか、言ったら落とされるんじゃないかとか、言いたくない事とか。
家庭環境とか、思春期のこととか、いろんなエピソードが披露されます。
ダンスを始めたきっかけは何なのか。
複雑な家庭環境の中で、バレエの時間だけは全てが美しく輝いているから、バレエに憧れた人たち。
芸術高校で先生や同級生と合わずに落ちこぼれ、独学で女優になった人。
お姉さんのダンスのレッスンに付いて行くうちに、ダンスの魅力にハマった男の子。
ぺちゃパイコンプレックスが整形をして、仕事に恵まれるようになったと信じている人。
両親に黙って女装ショーに出ていた人。
スターの道から外れたが、もう一度 ダンスをしたくてたまらないと戻ってきた女優。
それぞれのメンバーには、それぞれの事情があって、皆それぞれが悩みながら生きている。
皆それぞれが努力をしている。
でも、最終的に選ばれるのは、一握りの人たち。
分かっちゃいることだし、この舞台に立っている人たちも同じように選ばれた人たちだから。
でも何となく、切なくなりました・・・。
面白かったけど、、、リピは無いかなぁと個人的には
刺激が多すぎる現代でのエンターテイメントとしては、少し古典的になってしまっているのかもしれません。
あとは、オリックス劇場の座席が相変わらず座りづらくて、辛かったせいもあるかも(笑)
でも一度観ておきたかった作品を、本場ブロードウェイの演出で観ることが出来たので、満足です
もちろん一人一人がメインキャラクターではあるものの、その中でもひときわ主人公寄りの立ち位置だった、キャシーやポールといった人たちは、やっぱりダンスも一等目立ってたし、ピシッと筋が通ってて、目がそちらに釘付けになりました。
好みはあると思うけど、選ばれた人たちの中でも、やっぱりひときわ輝く人っていうのが居ると思うし、たくさん、の中の一粒、って違うものだなぁ、と感じました
中谷美紀さんと、我らが王子⁈(笑)井上芳雄くんが出てるので、江戸川乱歩原作の「黒蜥蜴」ポチってきました
ストーリーはねぇ・・・騙し合いだから、誰が本当なのか、置いてかれないように、付いて行くので頭フル回転だった(笑)
舞台袖で生演奏だなんて、豪華だわ~って思いながら、始まったら、、、「え?これホントに中谷さん?」って二度見するくらいに、声色も雰囲気も違う中谷さんが出て来て、その演技の上手さにびっくりしました!
早苗と話してる時はイイ人風なんだけど、だんだん毒が濃くなってくると、声色がどんどん低くなって、ドスの効いた感じになって(笑)
色気のある悪女って感じが、ゾクゾクする魅力を纏ってました。
いや~、光殿として登場した時は、あんなに柔らかで可愛らしくて、素敵な女性って感じだったのに、全然違う・・・
女って怖いわねぇ!(笑)
スタイルも良いし。
私が男なら・・・きっと騙されるwww
長椅子越しに接吻(笑)しまくるシーンは、ちょっと・・・恥ずかしかったわ・・・
井上くんは、舞台向きの声だし、人混みの中にいてもシュッとした主役のオーラが出てて、流石でした。
スマートで、小憎たらしい明智小五郎にピッタリ
中谷さんと二人だけで「勝つのは自分だ」とやりあうシーン、二人の精神的な繋がりがよく表れてて、素敵でした
何だろう、黒蜥蜴と明智の関係って、男女の恋心という面もありつつも、恋物語というのともちょっと違うし、ライバルと言うのもちょっと違うし。。。
結末が破滅に向かうと分かっているからこそ 作りあげられる、闇の美しさ、というか。
なんとも言えない耽美な情景が、、、イケナイものを見てる気になるよね(笑)
確かに「美」は、生き物も無機物も、それだけで惹かれてしまうから。
一瞬に閉じ込めてしまうことが出来ないからこその、美、なのだろうけど、いつまでも自分の手の中に収めておきたいという気持ちも、分からいでもないが。
そこまで心理描写に期待していたわけじゃないのに(←ちょいちょい)、最後、黒蜥蜴を抱く明智のシーンで、泣いてしまいました。
色々と考えて先手を打ってるはずの黒蜥蜴が、実は出し抜かれていたことを暴露された瞬間とかも、辛かった。。。
私、あの岩瀬親子は、なんか嫌い 笑。
雨宮の狂信的な黒蜥蜴への愛は、恋じゃなくて愛なんだろうな。
個人的には趣味じゃないけどね
でも雨宮と偽早苗が恋仲になるところは、ちょっと飛び過ぎて理解できなかった・・・
本筋に関係ないから、いいんだけど(笑)
すごいセリフ量だし、時々キャストさん達 噛んだりしてたけど、これぞナマだな、と。
1幕終わるときに、小道具の衝立が回るステージに引っかかってしまった気がしたんだけど・・・
中谷さんの、前回観たイベント時とのギャップに、やられました。
心に残るためのお話じゃないと理解しているのだけど、こういう昔の小説のエログロっていうの?
話としては単純なんだろうけど、そういう雰囲気は嫌いじゃないし、最近の作品にはあまり見られない所謂「高尚さ」って、昔の作品独特かなって思います。
こういうのを見ると、小さいときに祖父母の家の書斎に入って、難しい漢字が並んでる本棚を探検していたような、背徳的なワクワク感が蘇るよね
中谷さんのセクシーな魔力を観れただけで、もう眼福でした
初めてロームシアター京都にやってきた~!
全然岡田くんのイベントも、Vコンも(一つだけ当たったけど)、トニセンも、今回の舞台も。
悉く外れて、一般でようやく行くことが出来ました
向かいに大きな富士山
2階席だったけど、とても舞台が見やすくて良い会場でした。
ストーリーは全く予習せずに行ったんだけど、とても良い舞台でした!
剛ちゃん、事前に言ってたみたいにそれほど下種な男ではなかったと思うけどなぁ。
本当の下種だったら、あんな皆の前で冬ちゃんの事好きって言わないと思うし(笑)
戦時中から戦後にかけて、それぞれの登場人物のストーリーが絡み合って、本当に良く出来た舞台だと思う。
シリアスな話かと思ったら、けっこうギャグを散りばめた演出になってて、吉本チックと言うか。
同じセリフを繰り返したり、大分間を貯めて・・・同じこと言ったり(笑)
剛ちゃんの棒読みのわざとらしいセリフとか、ズコーッが観れるなんて、超貴重
春夏秋冬の順に姉妹が並んでないから、頭がすごく混乱してしまったけど~
冬子さんのぴゅあな女性らしさや、それに甘える剛ちゃん萬石のなんていうんだろう、情けなさ?
そして篠田さんの人間らしさはとても際立っていて、冬子&篠田ペアは一番好きでした。
萬石は、冬子の怪我の原因を作ったってことで負い目を感じているし、自分は冬子を好きなんだって思っているけど・・・何と言うか・・・・・これって、男のロマンチストの部分と言うか。
きっとその時は想い合ってただろうし、今でも好きと言う気持ちも嘘じゃないとは思うけど、、、
うーん、なんていうんだろう。
例えば、男って、「自分のこと一度好きって言った女は、ずーっと自分のこと好いてくれてる」って思ってるきらいがあるじゃない?(笑)
俺のこと、まだ好きだろ?みたいな(笑)
でも実は女からしたら、は?何の話?昔のことですけど?何勘違いしちゃってんの?みたいな(笑)
冬子はそこまでは思ってないだろうけど、そういう男女の感覚の違いと言うか、生き方の違いはあるのかもって思った。
冬子は萬石のこと嫌いではないけど、自分の気持ちを押し殺しても好き、というのとは違うし、今はもうそういう好きとは違う対象というか。
冬子は先に進んでるのに、萬石はずっとその怪我をした時点から時計の針が進んでいないというか。
その分、冬子のほうが大人だし、男はいつまで経っても子供だし、ホント仕方ねぇなと思いながら観てました(笑)
秋子は、イマイチ愛嬌のないキャラクターだったというか(笑)自分に似てる感じがして嫌だったのかしら(笑)
女として、仕事人として、どこに居ても居場所がないというか、自由になれないいら立ちみたいなものをずっと抱えて、自己嫌悪して、悪循環に苛まれる、そういう現代の独身アラサーが持つ一面があるなって思いました。
高田と不倫関係になるのは、分かるけど許せない、そういう人間の弱さ、みたいなものもあったり。
春子は、一番自分に正直に生きたんだと思う。
辛いけど、不幸せではなかったのかな。
でも残された家族はしんどいよねぇ。
夏子は、いろいろと悪ぶっているというか、自由奔放な恰好をしてるけど、実は案外常識人と言うか・・・家族思いなんだなって。
元夫とのペアも結局は一番しっくりしてたし。
全編を通して、「春は梅もも桜で一杯~」のところ、大好きでした。
最初は楽しくて、最後は切なくて。
それでも明日は良い日になる。
そう信じて耐えながら毎日を生きている。
現代では命に係わる状況になることはないかもしれなけど、結局は昔から今も、そしてこれからも 人間が「生きる」ことについての至上命題なんだろうなと思いました。
イントロで水1本飲み切ってしまう剛ちゃんに ひやひやしたり。
エピローグで、幽霊父さん(笑)と、おばあちゃんになったお母さんの漫才が面白すぎたし、そこに突っ込みいれる孫役の剛ちゃんも可愛かったし。
いっぱい笑って、いっぱい泣いて。
これまでの剛ちゃんの舞台って、最後やるせない気持ちになるものばかりだったから(笑)今回、カタルシスと言うか癒しの舞台で、本当に清々しい気持ちになれました。
剛ちゃん一人の主演じゃなくて、それぞれが人生を「生きている」舞台だったのが何より良かった。
素人には有名どころじゃない役者さんが多かったけど、でもどの役者さんも上手で引き込まれて。
篠田さんすごいステキだったし。
ステキな日本男児も良かったし、理髪店一家のハチャメチャに巻き込まれてグルグルになってるコメディパートも可愛かったし
良い作品を観ることが出来て、嬉しかったです。
カーテンコールで、麻実れいさんと山本亨さんと3人で手を繋いで何度も出たり入ったり。
その度に本当の孫みたいにはにかんで子供みたいに左右にぴょこぴょこ揺れながら小走りで手引っ張られていく剛ちゃんが、超絶可愛かった(笑)
Vではお兄ちゃんなのに、役者さんたちに囲まれたら一気に子供になっちゃうところ、超カワイイ(笑)
決してハッピーエンドとは言い切れないストーリーだとしても、なぜかホッと心が温かくなる、そんな素晴らしい舞台でした
舞台といえばシェイクスピア。
中でもハムレットは有名すぎて、古典的なイメージがあって、舞台友達も以前観た時に寝てしまったって言うから(笑)勝手に敬遠してました。
でも、やっぱり一度は観ときたいな~とは思ってて。
そんな時に 内野聖陽さんハムレット、叔父のクローディアスを國村隼さんがやるというので、勢いでチケットをポチってしまったの(笑)
大まかなあらすじだけで、今回の舞台演出についてはあまり予習はせずに向かいました。
席は2階の真ん中あたりで、会場をよく見渡せる見やすい席でした。
舞台の上に少し広いステージがあって、その下手側には横向きにステージかぶりつきで観客席が!
キャストさんもお客さんもめっちゃ緊張するやろな~お客さんも舞台の一部になってる
ステージの上手側にはイスが並べてあって、キャストさんがそこで待機していたりしました。
始まってすぐに、あれ?これ・・・一人何役もするんだ・・・ って今更かよ!って一人ツッコみ(笑)
人物認識が出来ない私が付いていけるかな~・・・途中で混乱したら、もう終わりだわ・・・って一抹の不安を抱えながら観たけど、全然大丈夫だったw
それはもうキャストさんたちの素晴らしさが故で。
國村さんはホント良い声で、悪い叔父と殺された父の亡霊とを演じてました。
いや~ ほんとにすごい俳優さんだなって思った。
岡田くんも共演することが出来て、良い経験になったんじゃないかなぁ。
最後追い詰められていって叫ぶところとか、迫力ありすぎ。
ハムレットの内野さんも王子としての気品がある存在感で。
やさぐれてるところも色気がある。
母親の浅野ゆう子さんは、ハマってたと思うなぁ。
テレビでは逆にクサいお芝居に感じるときがあるのだけど、舞台のほうがそれがよくハマってて 王妃としての品もあるし、醜さや弱さも感じられるし、上手だなーって思った。
オフィーリアを貫地谷しほりちゃんがやってて、超可愛かった!
気が狂った後の支離滅裂な感じ、それでも良いトコのお嬢さんの品の良さ、純潔な感じが、天真爛漫な雰囲気のしほりちゃんによく合ってた。
旅一座の村井國夫さんはもう、さすがって感じで、修羅場の再現を演じてるところとか貫禄抜群。
基本はシリアスで進むんだけど、意外にハムレットとかが面白い事を言ってきたりして、笑いが起こるシーンがいくつかあったので、それも良かったなぁと思います。
緩急ないとね。
音楽には、尺八の生演奏が使われていて、なんと贅沢!ってなりました。
役柄に合ったカラーの衣装が、それぞれ何となく和風をミックスしたようなもので、カッコよかったです。
ちなみに、「to be or not to be…」の訳は、「あるべきか、あらざるべきか…」になってました。。。ちょっとピンと来なかったかな・・・。
で、舞台としては。
なんかね~・・・ほんと、演劇!って感じの舞台だった!(笑)
セリフが芝居がかってるというか、意味のない言葉遊びが重ねられてて、なかなか話が進まない端的に必要事項だけをドキュメンタリーみたいに描いていったら半分くらいの時間に収まるんじゃないかって感じ(笑)
だから多分、合わない人にはシェイクスピアって合わないんだろうな~って納得した
私は逆に、そのザ・舞台って感じが、「おぉ~!いいぞいいぞ~これぞ舞台!これぞシェイクスピア!面白いではないか!」ってめっちゃ楽しんでた(笑)
どの役もセリフの長回しが多いから、よくこんな長い台詞を覚えて 間違えずにしゃべって、しかもそこに感情を乗せるという。。。役者さんってほんとに凄いよねぇ
あ、内野さんもちょっと噛んだけど違和感なく修正してた。
周りで船漕いでる人がチラホラいたけどそんな中で私はグイグイ引き込まれて、どんどんワクワクするのが自分でもわかって、あぁ、これがシェイクスピアなんだ!って思ったし、一番最初に観たハムレットが、このキャストにこの演出で、本当に良かったなぁって嬉しくなった。
グッジョブ 私(笑)
ホレイショーの北村さんが影の主人公って感じで、彼の口から語った経緯を見ていたんじゃないか、って思うくらいだった。
最後に、フォーティンブラスを内野さんが威風堂々と演じて、弔砲が聞こえる中を逆光でステージの正面から奥へ歩いていくところは鳥肌でした。
そして、全てが終わった後、ホレイショーが一人静かに去っていく演出が素晴らしかったと思います。
少しの虚しさ。
これって正統派の舞台に欠かせない物かなぁって思う。
ストーリーとしては最後はホレイショー以外の皆が死んじゃうから、我に返ると、「・・・・・・・・・で?(´・ω・`)」って真顔になるけどもw
や~ 落ち着いて考えると、主要キャストは結局は自己愛と自己満足で突っ走ったがために死ぬことになるんじゃないか・・・?
まぁシェイクスピアは、そういう 人間が最も人間らしいところを表すのが上手ってことなのかなぁ。
金閣寺の時にあったけど、分からない・・・でもえーねん!面白い!気に入った!楽しい!っていう気持ちを、ここでも久しぶりに感じることが出来ました
いつも思うけど、本でも絵でも音楽でも 何でも、長い間が経とうとも繰り返し観られて、極上だと評価されて、残り続けているものって言うのは、やっぱり素晴らしいなって。
面白かったって思っても、何度も読み返したい、観返したいって思う本や映画は、やっぱりほんの一握りだし。
そんな中で残って行ってるものっていうのは、やはり何かしらの”他のものとは一線を画した何か”を持っているんだろうなと思います。
それが好みかどうかは別の問題なので、私の好みではないけども良い、とか、そりゃあまり超一級品ではないかもしれないけど、私は好き、っていう物を見つけると、普通の好きとは違う不思議なドキドキがあります。
それを私は、「あぁ今アドレナリン出てる感」と名付けてる(笑)
これ何?! 何か分かんないけど、好き!! っていう気持ちで、終わったらぐったりするんだけど、それが心地いい疲れなんだよな~
シェイクスピア初心者でも楽しめる舞台だったと思います。
難点はイスが合わなさ過ぎて、ほんとしんどかったことくらい
はぁ~ 独特の言葉使いに若干眉間にしわを寄せながら観てたけども、端的に言って、これは面白い!!
やっぱり古典をきっちりと体験するのも、良い事だなぁと思い、大満足して帰ってきました。
初めての雨に唄えば、アダム・クーパーが来日での公演とのことで、取っちゃいました( ´艸`)
席は後ろだったのですが、観やすかったので良かったです。
サイレント映画からトーキー映画への過渡期のお話でした。
時代に役者さんたちが翻弄される姿もあったり。
美男美女ペアとして売り出している、女優のリナがとっても煩くて(笑)
音痴具合にびっくりしたし(笑)勝手にドンと付き合ってる気になって、キャシーを陥れようとしたり、ホント嫌な女w
主人公のアダム・クーパーだけじゃなくて、友人役のステファン・アネリがとても良かったです。
雨の中で歌って踊るシーンは、12トンの水を実際に降らせてたので、すごい規模だなぁとビックリ。
水たまりの中で踊るのが、とても楽しそうで、あぁ私も土砂降りの中 傘ささずに遊びたい・・・って思いました(笑)
カーテンコールは、写真OKだったので、遠いながらも撮ってみた
傘を持って皆でダンスしたり、水飛沫掛け合ってキャッキャしたり(笑)
楽しそう!
最後は真面目な顔して、ペコリ・・・ と思ったら、また皆で水掛け合ってました
観てるだけで和む(笑)
有名な曲も聴けて、楽しかったです
たまたま、ぴあ貸し切りデーの優待価格の日を見つけて、その日は空けで早く帰れるし、と思ってとりあえず取ってみたチケット。
二月花形歌舞伎です。
ちょっと若い役者さんが多いな~って思ってたら、花形歌舞伎ってそういう意味なんだね。
花道寄りの席は全部売り切れで、舞台上手端っこらへんだったけど、前めの席が取れたので、とりあえず観れたらいっかぁという気分で行きました。
そしたらなんと、大正解!( ´艸`)
めちゃくちゃ良かったです!
こんなに良いなと思ったのは、義経千本桜の狐の宙乗り観て感動した時以来かも。
いつものホールには、ビュッフェ作『暫』。ビュッフェって、ほんとハイカラ( ´艸`)
緞帳も華やかです。
連獅子が見たくて、午後の部にしました。
今日の演目は、<幕開きのご挨拶>「祇園祭礼信仰記 金閣寺」「連獅子」です。
松竹座の花形歌舞伎での挨拶は初めてとのことで、楽しみにしてきました。
今日の挨拶は、松也さん。
良い声で口上を述べられた後、ガラッと普通のお兄さんになって(笑)会場笑い。
あらすじを噛み砕いて分かりやすく説明してくださいました。
そして、最後にはDVDの宣伝もしてw
早速1幕が始まります。
足利将軍家にまつわる騒動を題材にして、名前が信長とか秀吉とかをもじった名前が出てきて、面白いな~って思いました。
此下東吉(このした とうきち)とか(笑)
謀反を企む松永大膳が、将軍を暗殺し、その母を金閣寺へ幽閉。さらに、仕えていた絵師・狩野雪舟の孫娘の雪姫と夫の絵師を監禁。
そこに正義の味方、此下東吉(木下藤吉郎のもじり)が大膳の家臣になりたいとやってきます。
結果的にはそれは将軍の母を取り戻すための策で、前もって潜入していた佐藤正清(加藤清正もじり。笑) とともに将軍の母を救出し、ついでに雪姫と夫も救い出すという。
この雪姫は、歌舞伎の三姫と言われる難しい姫役の一つらしい。
というのも、後ろ手に縛りあげられたまま、演技をしないといけないから。
見どころはいくつかあって、まずは東吉と大膳の碁と頓智のやり合い「碁立て」。
大膳が昔強奪した、雪姫の父が持っていた狩野家 家宝の宝剣「倶利伽羅丸」を抜いて滝に映すと、龍が現れるという「宝剣」のシーン。
縛られた雪姫が、祖父雪舟の涙のネズミの逸話さながらに桜の花びらでネズミを描き、縄抜けをする「爪先鼠」。
などなど。
初めて観たお話だったから、状況を飲み込むまでに少し時間がかかるけど、クライマックスに向かっては殺陣もあったり、見どころがたくさんで面白かったです。
刀を滝に映すと龍が現れるシーンは、滝の爆音が大太鼓の音で表現されて、龍は差し金で出てくるんだけど、めっちゃちっちゃくてかわいい龍で(笑)思わずツッコんだわw
刀をかざすと どんどんどんどん・・・って太鼓が鳴って、鯉みたいな龍が出てきて(笑)刀を隠した瞬間、ふぃやぁ~っ って感じでポチャンって落ちていくのが可愛すぎた(笑)
大膳の中村又五郎さんは、さすがの貫禄で、ぴしっと場が締まる。
雪姫の梅枝さんは、たおやかで儚げな雪姫を演じてて、すごく難しい体勢で女らしい科を作って、凄いなと思います。
これでもかと桜吹雪がどんどん降り注ぐ中での演技は、女なのにとても迫力があって息を吞みました。
二匹の白鼠も、差し金の人形だったので、ちょっと可愛かった(笑)
ちょちょちょちょちょ・・・って左右から雪姫の体を登って、縄をかみ切って、雪姫を助けた後は、二つにぱっかーんって(笑)
桜吹雪になって消えたのでした
金閣寺のセットも、ちょうどこのお話が出来た時代に大道具の技術が発達したそうで、2階に囚われてる将軍の母のところへ行くシーンでは、金閣寺自体が奈落に少し下がって 2階が良く見える仕掛けになってて、びっくり!
金閣寺の象徴の金の鳳凰が良く見えるようになるので、これはその時代のお客さんに大受けしたっていうのも納得です。
最後、大膳を捉えるのではなく、大膳の本拠地へ乗り込んで勝負しよう、と計らうところも、なんか昔の時代の武将たちっていう感じ
初めての演目だったけど、圧巻の1幕でした!
今日めっちゃ良くない?!ってテンション上がったままに、第2幕へ。
連獅子は、以前一度だけ観たことがあるけど、前は毛振りの場面だけだった気がする・・・
お能の親獅子・子獅子の場面や、間の二人の僧による狂言の場面は初めて見た。
親獅子の狂言師右近を松也さん、子獅子の狂言師左近を右近さん・・・ややこしい・・・(笑)
親獅子は優雅で堂々としていて、子獅子は若々しく溌剌としてて、二人で少しずつ違うのもすごい。
咲き乱れる牡丹と遊ぶシーンから、谷底へ子獅子を蹴落とすシーンへ。
親獅子は何度も子獅子を突き落とし、そのたびに子獅子が突き落とされまいと逃げたり、落とされても登ってくるんだけど、そのうち疲れて 谷底で休憩してしまう子獅子(笑)
親獅子が心配になって、目もくらむような谷底を何度もあっちかな~ こっちかな~って行ったり来たり覗き込んで心配そうに探している様子に胸が詰まりました。
怖気づいたんじゃないか、育てた甲斐がなかったのではないか、と心配しているという解説でしたが、それだけじゃなくて大丈夫だろうか?と心配して探している様子が、本当に胸がぎゅっとなった。
そんな親の気も知らず、あ~疲れた。と一眠りしてる子獅子(笑)大物やわ(笑)
昼寝から覚めて、どうやって登ろうかと思案していると、上から覗き込んでる親獅子が川に映り、目が合った親子。
・・・って、めちゃくちゃ深くて谷底が見えないくらい遠かったん違うんかーい!(笑)
と突っ込みつつ(笑)
親が探しているのに気づいて勇気づけられた子獅子は、意気揚々と崖を駆け上り、親の元へと登りきるのでした。
戻ってきた子獅子と親獅子は、再び牡丹の間を飛び回る蝶々を追いかけて仲良く遊びます。
獅子の親子が引っ込むと、間狂言の場面へ映ります。
獅子が出ると噂の山道を歩くのに、道連れが居たと最初はお互いに喜ぶ2人の僧。
でもじつは、法華宗と浄土宗と 違う宗派であることが分かり、「これは嫌な奴と道連れになってしもうた」って・・・おいっ!(笑)
お互いに言い合ってて、それがまた絶妙の間と声色だから、始終会場が大爆笑。
どちらが素晴らしいかの言い合いが始まり、法華宗の僧は団扇太鼓を叩いて「南無妙法蓮華経」を唱え、浄土宗の僧は叩き鉦を打って「南無阿弥陀仏」を唱え・・・ん?いつの間にかお互いのセリフが入れ替わったよ?(笑)
こういうの、想定内のハチャメチャいいよね(笑)絶妙のリズム感w
最後は、どちらもすばらしいと落ち着いたところで、山が暴れだし、獅子が出るぞということで我先にと逃げ出す二人。
途中で、お互いにさりげなく足を引っかけ合ってますよ(笑)
や~ いっぱい笑ったw
狂言って面白い。
歌舞伎や文楽よりも、たぶん分かりやすし、登場人物がどこかしら抜けてるところが面白いんだろうね。
最後は、親子の獅子の霊が登場して、牡丹の花の間で遊んだあと、「狂い」といわれる毛振りが披露されます。
これがすごかった!
どちらもとんでもない長さで頭を振ってた あんなに振ったら死んでしまう!(笑)
親獅子は大きく貫禄のある狂い、子獅子は若さで勝負、って感じ。
頭を回すんじゃなくて、腰で回すらしいですが、腰で回しても目は回ると思う(笑)
もう拍手が鳴りやまないし、もうやめたげて!っていうくらいに激しく長く毛を振ってました。
子獅子のほうは花道に出て回してて、空気が動いて反対側の端っこに座ってる私のところまで風が来るくらいでした!
これはもう、すごかったの一言。
興奮冷めやらぬまま、幕が閉じました。
いやはや、なんとな~く取ったチケットだったのですが、大当たり。
こんな素晴らしい芝居を2つも観ることが出来て、幸せです!
松也さんは本当に上品な声と演技で、素晴らしい。
若い人たちばかりだけども、堂々としてて、良い役者さんになると思います。
同じ演目でも、演じる人によってちょっとずつ印象が違うから、お気に入りの役者さんを見つけることができて、良かったです!
大阪の千秋楽で、市村さんが最後ということで、チケット取った友達が誘ってくれました~。
今日のキャスト
ミス・サイゴン、ちゃんとストーリーで観るのは初めてだったんだよね。
いつもフィギュアとかでしか知らなかったから。
で、予習せずに行ってきた
キム役の笹本玲奈さん、上手だった!
それにジョン役のパク・ソンファンさんも、トゥイ役の神田恭平さんも。
市村さんはもうなんというか、別物だよね(笑)
今の時代では、ストーリーは珍しい物じゃないし、展開が結構早かったから、あまり感情移入は出来なかったけど、、、久しぶりのミュージカル、目まぐるしく変わる舞台が混沌とした世界で面白かった。
いちばん おぉっ?!すごいな!って思ったのは、サイゴン陥落した時に撤退するアメリカ兵の ヘリの映像と、扉から奥に捌けるコラボで表しているところ。 ←そこかいっ?!(笑)
あの混乱の状況が良く出てたと思う。。。
シリアスかと思ったら、市村さんのエンジニアのコミカルなところが結構面白くて、皆笑ってた(笑)
やっぱり間合いも歌も、歌いながらのダンスも、さすがベテランって感じ。
アメリカンドリーム、圧巻でした。
それほど身体の大きな人じゃないのに、舞台の隅々まで支配している感じ。
のびのびと動き回る安定感が素晴らしかった。
そして、夢から醒めた時の、わびしさというか、可哀想な感じが何とも言えず・・・。
しかも最後、アメリカ行きは無くなってしまってるし。
ストーリーとしては、どうなんかなぁ。
母の愛、なんだろうか。。。それでいいんだろうか?と思ってしまう私。
なんか、、、もともと恋愛ものを見ない私なので、周りでぐしゅぐしゅと涙腺崩壊しているお姉さま方を尻目に、淡々と観てましたが(笑)
誰も幸せにならない結末は、あまり好きではない
強いて言うなら、ジョンがまだ親近感かなぁ。
あ、でも、キムが最後、タムをクリス夫婦に預けて、自分がこの世を去ることを決めた、その最期の歌は、とても凛々しくて、ぐっと来ました
名作と言われるミス・サイゴンを、しかも市村さんのサイゴン、ようやく観ることができて、ラッキーでした。
最後、カーテンコールの時に、千秋楽なので市村さんがお話ししてくれました。
「無事に千秋楽を迎えることが出来て、これもひとえに・・・・・・私の努力のおかげです(`・ω・´)」って言って笑いを取る市村さん(笑)
「終わってみると、またやりたいなぁという気持ちになります」と言ってたので、またやるかな?
「みなさま、健康にはどうぞ十分注意して」って会場の笑いをまた誘う市村さんw
いろんな作品が今後も控えているみたいなので、どうぞ十分お身体にお気をつけて、素晴らしい舞台をまた見せていただきたいです!
懐かしい「キャッツ」!
昔、学校の音楽祭でジェリクルソングを歌って、その後一度だけ観に行った事があって。
あー 懐かしいな~って、ワクワク楽しみにしてました( ´艸`)
会場に入ると、猫のサイズに合わせた大きくて、いろんなゴミが散在。
サイドから、出入りするスペースがあったりして、そうそう、これこれ!って思いながら、楽しみに待ちます。
たこる君のボールペンも捨てられてて(笑)ご当地
四季はお客さんとキャストとの距離が近いのも、とっても魅力的
始まったら右から左からたくさんの怪しく目を光らせた猫がいっぱい出てきて。
やっぱり歌も上手だし、セリフも聞きやすいし、安心してハイクオリティのものが観られるのが嬉しい。
ボスっぽいキャラクターのマンカストラップがカッコよくて、萌えもえしてました(笑)
そして、休憩時間には、誘ってくれた友達と「やっぱり男はあんな風に頼りがいのある人じゃないとね~」って言い合うという(笑)
強さの中にキュートなところや、色気も感じられて、猫に萌える私www
マキャヴィティにやられて傷付いたところにエロさが・・・w(やめろw
ラム・タム・タガーのアウトローな雰囲気も捨てがたいよね~(笑)
でも、一番感動したのが、アスパラガス。
よぼよぼおじいさんの俳優猫。
聴きたいか?って、昔演じたシーンを劇中劇でやってくれるんだけど、悪行の限りを尽くすグロールタイガーに変身した瞬間。
一気に雰囲気が変わって!
あんなにも触ったら倒れてしまいそうだったおじいさん、からの咆哮や高笑い。
他キャストが兼任のシャムネコ軍団もカッコいいし、立ち回りも良かったけど。
また現在へ戻ってきて、思い出に浸る おじいさん猫。
この一幕にぼろ泣きした私でした・・・。
曲も昔練習した時に何度もサントラ聴いてたから、全部懐かしーってなっちゃった
休憩時間には、舞台の上にも大道具を見学に上がらせてもらえるから、間近でまじまじと見て歩くことができました。
後半が始まる前には、ニャンコたちが客席に遊びに来てくれて。
子供やオジサンをガン見したり(笑)
ごろにゃーんって甘えてスリスリしてみたり
でもお客さんが「お手」ってしてみたら、ぷいってそっぽむいちゃって(笑)
だって猫だもんね~( ´艸`)
メモリーはやっぱり何度聴いても鳥肌が立つ!
映画でも舞台でもミュージカルでも、ヒーロー・ヒロインよりも、実は敵役とかのほうが上手い人使うよね~。
ブロードウェイのウィキッドでも、良い魔女より 悪い魔女のほうが素晴らしかった。(いちおうウィキッドは、悪い魔女が主役になるのだろうけど。)
そのくらい、相手役っていうのは、ただ汚れ役ってだけじゃなくて魅力的に見せないといけないから、なんだろうね。
影が引き立つから 光が余計に輝く。
だから グリザベラがメロディーを魂で歌いあげてるのを聴くと、ため息がでる。
ほんと、すごかった~。
終わってから、何回もカーテンコール応えてくれて。
客席に皆がまた遊びに来てくれて、握手もしてもらいました
最後は拍手が鳴りやまないので、ラム・タム・タガーがロックダンスを踊って〆て終わりでした
四季のミュージカルは、観終わったあとに「あー 楽しかったぁ!!!」って大満足するものばかりで、ホント楽しくて、あっという間の時間でした。
また観に行きたいって、終わってすぐに思ってしまう
ロングランするだろうから、また行きたいなー。
そして、他の演目も観たくなっちゃうんだよね
めっちゃネタバレしてますから!!! 気を付けてください!!!
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たまたまTVでザッピングしてた時に 石井一久選手が宣伝しているのを観て、「なにこれ?!めっちゃ面白そう!」って思い、その場ですぐチケット購入した私(笑)
なもんで、前から3列目をゲット出来て、今日をとっても楽しみにしてました( ´艸`)
ロシアのクリエーターであるスラバが作ったスノーショー。
ショーは台詞の無いパントマイムで構成されています。
ロシア語で台詞を言われても、全然わからなかったし
だから、全体的なストーリーはあるのかどうか、イマイチ良く分かりません(笑)
でも、めちゃくちゃ面白くていっぱい笑った!
ショートコントみたいに短いものが連なっている感じで、少し哲学的なファンタジーなものや、明らかコメディーみたいなものとか。
何より良いのが、客席を巻き込んだ演出。
なので、入場の時にはピアスや時計などの装飾品は全部外すように説明されます。(後ほど納得~)
注意書きと、 今日のキャスト。
冒頭、首にロープを巻き付けたクラウンが出てきて、寂しげな顔、溜息、どうなっちゃうんだろうってドキドキしちゃいました
ドキドキし・・・・・・あれ?みたいな(笑)
黄色のクラウンと、大きなプロペラみたいな耳みたいな帽子をかぶった緑クラウンたち。
パントマイムが本当に上手だから、鳩みたいに首を動かしながら歩いたり、重そうに荷物を持ったり、小刻みに歩いたり。
とにかく動きが面白くて(笑)
ワザと後ろをついて歩いて 振り返ったら知らん顔したり。
テンポを一つズラして同じ動作を真似っこしたり。
ベッドの船体、箒を船首に見立てて カーテンの帆を張って たくさんのスモークが焚かれて大海原を進んで行く。
海に落ちた黄色のクラウンに、慌てて浮き輪を投げて船に引っ張り上げたら、直後にサメの背びれが~!!!Σ(゚Д゚;
・・・ん?
イタズラ好きのクラウンが背びれを背中に付けて遊んでただけ(笑)
ドンドンドンドンッて突然ドアがノックされて、怯える2人。
そーっと様子を見に行く黄色クラウンが消えて・・・
次に舞台が明るくなったらなんと、矢が刺さってる!死んでしまうよ~!
もだえ苦しむ黄色クラウン・・・
客席に下りて・・・・ん?さり気にお客さんのカバン取ってるwww
バッと取り出した(振りをした)ペットボトルに、、、水入っとるやんかー!
ひぃ~って思ったら、水をぶちまける黄色クラウンwww
確信犯(笑)
そして、ばたりと倒れ息絶え・・・・る直前に矢の羽根の向きをそっと直してからご臨終(笑)
次に出て来た緑クラウン。
ノリノリで弓矢を持ってますけどwww
黄色クラウンには見つからないように隠してるけどw
小さな緑クラウンが音楽に合わせて「んぎゃー!」って叫ぶのが面白すぎるし(笑)
最後おしっこするみたいに股から水を発射してきて、もー
私は直撃を回避しましたが、なかなかの命中力で狙ってます(笑)
黄色のクラウンが掃除をしてたら、蜘蛛の巣を取ろうと・・・取ろうと・・・と、取れない・・・とれ・・・取れない・・・・取っても取っても取れない・・・・・・
ドンドン出てくる蜘蛛の巣が・・・客席を覆ってどんどん後ろに広がっていきます
そりゃこれは、ピアスやらなんやらが引っかかって行っちゃうはずだ
ヘリみたいな爆音が近づいてきて、逃げる緑クラウン。
気付かない黄色クラウンに・・・・巨大な蜘蛛がフライングして激突(笑)
そして、「休憩」と書かれた紙が貼られた電球がぶら下がって、休憩時間に
トイレ行って戻ってきたら、まだ休憩中なんだけど緑クラウンが出てきて、客席に悪戯を始めます。
ステージの一番端まで皆で歩いて歩いて・・・危ない!落ちる!
ってなって、どうやらステージの下は川の設定みたいです(笑)
一番前のお客さんに手を伸ばして握手を求めてます。
・・・男性に(笑)
なかなか応えてあげないから、代わりに隣の女性が手を出したら、「やだ!違うんだから!この人なんだから!」みたいに ぷいって
しょうがないから男性が握手してあげたら、握手だけじゃ飽き足らず、ハグされてましたw
クラウンたちはどんどん降りてきて、お客さんに手で支えて貰いながら席の上を歩いて後ろまで行くクラウンが居るかと思ったら、お客さんの上に座ってしまったり。
あっちこっちで好き勝手なことをしてます。
気付いたらクラウンたちが傘を広げ始めて、うーん、嫌な予感w
と思ってたら、傘の上に逆さに水の入ったペットボトルを刺して、クルクル傘回すから、水が~ 水が~ 冷たい~
めっちゃ楽しい(笑)
・・・・・・気付いたら、手に紙吹雪が入った袋を持ってる気がするよ?
という事で、バッチコーイ
と思ってたら、あれ?
続けてその手に持って運んできたのは、大きなバケツみたいなの。
雪をまき散らすっていうよりも、もう雪爆弾だよね(´・ω・`)
塊のまんまで飛んでくるよね(´・ω・`)
うん、もう、頭から被るよね。
膝の上には雪山が出来るよね。
服の中まで雪まみれだよね。
笑。
超絶楽しい(笑)
私の前に座ってた大きな男性は、後ろからこの大きなバケツをイキナリ被せられてました(笑)
客席の女性が舞台に拉致られて、逃げるのをクラウンが追いかけたり、クラウンが追いかけられたり(何があった。笑)
声色を使って電話する人2人を演じ分けてたり。
顔の表情もすごくよく見える席だったので、視線や眉毛の上げ下げなどで、いっぱい笑いました。
最後はちょっと嫌な予感してたんだけど、予想通りに(笑)舞台から客席に向けての猛吹雪!!!
眩しいし、暴風に巻き上げられた紙吹雪が痛いくらいにバチバチ当たるから、もう全く舞台観えない!(笑)
黄色クラウンがジュディ・オングみたいになって服はためかせてたのが、逆光に透かしてみえるくらい。
呆然とするなか、黄色クラウンが舞台の真ん中でお辞儀して、おしまい!
もう大爆笑でした(笑)
そして、写真撮影OKだよ、という合図が出る中、でっかいボールや風船がいっぱい登場して、客席中が大盛り上がり。
子供たちもステージ前まで降りてきて、飛び跳ねながら楽しんでました。
巨大なボール、後ろから急襲されると結構ビビる(笑)
写真を並べます~。
結構器用に大きな足で風船蹴るクラウン。
いつまでも客席に雪が降り積もってました。
座席も、 足も、雪まみれ
こんないっぱい。そしてカバンの中まで雪まみれ(笑)
せっかくなので、ヤケクソになって かぶってみたよw
客席出たところでクラウンがいたので、一緒に写真撮ってもらった~。 ち、近い(笑)
私は白い服を着てたんだけど、「おぉ~ これ良いね」みたいに喋りかけてくれて、すごく親切でした。
めっちゃ楽しかった~!
また観に行きたい!
パントマイムって 日本ではあまりメジャーじゃないのかもしれないから、初めて見たけど、言葉が分からなくても気持ちは何かしら伝わるものだと思い、胸に沁みました。
クラウンのちょっと切なそうな化粧。
涙を笑いに変える道化師に、少し胸がギュッてなった。
晩ご飯は向かいのキューズモールで。
。。。の前に、イイもの 見ーつけた!( ´艸`)
ハンズカフェで限定・ゲゲゲのハンズカフェ開催中。
目玉おやじの抹茶パフェと、アイスココアの鬼太郎&一反木綿
可愛い~
でも容赦なく瞬殺で食べました(笑)ご馳走さま
晩ご飯は、アスショクでパワー定食
美味しい!一汁三菜。命の基本だなと思いました。
ゴキゲンで帰る途中、オマケの園長
家帰って、カバン開けたら、とめどなく溢れる紙吹雪(笑)
・・・と、蜘蛛の糸 (笑)
帰ってからも楽しいショーでした!