夢色

集めてるもの 見たもの 書きたいものを 思いついた時に。
基本ネタバレ注意。
火月 神の気まぐれ よろずメモ。

<静か、という 音を聞いてください。>

2015-08-06 | 暇つぶし

前夜から知ってたものの、流石に字面で見るとそれなりにダメージ喰らいつつ、でも、あの時期ってこれくらい細かったですかな~?とか、思いっきりカメラ目線に寧ろ失笑したりしつつ、予想通りにほぼほぼスルー後に健ちゃんで沸き返るファン友さん達。
記者さん、タイミング逃したかもね。
このタイミングにしかと悪意を感じつつ、驚くほど中途半端な内容に、なんとも文章力が無いなと思った次第。
どっちつかずの立場は、ゴシップ記者だとしても3流のような気がしますけどね。


それよりも私たちには大事な事がある。

8.6の祈り。
綺麗な夕焼け。

暑くて溶ける~って日々愚痴ってるけど、ふ、と、こんなものよりはるかに想像を超えた熱さだったろう70年前の今日。
唱えるだけじゃ平和は手に入らない。
反対するだけなら子供でも出来る。
対案を出さなきゃ、説得力がないよね。
平和念仏唱えてるだけで、言葉の通じない相手が止めてくれるとは到底思わないから。
平和を望まない一部の人種だっているのだから。

だけど、あのドームの前で立った日を思い出す。
目の前にある存在に、口から出せる言葉は 何も思いつかなかった。
時を飲み込む静けさと悲しみに包まれて、いつまでも離れられなかった。

あの日も、綺麗な夕焼け。 
圧倒的な静けさに 言葉を失う経験をして初めて、何かを考えることが出来ると思う。 
始まり歩むには、終わりを知らなければ。